昨日、3月16日深夜、東北地方を震源にした大きな地震が発生しました。
我が家も長く揺れが続き、自分もかなり不安になりましたが、東北ではより強い揺れが発生し、実際に被害にあった方も多いと思います。
現状、被害の全貌が必ずしもわかっていない状況ではありますが、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、また、負傷された方の早期の回復をお祈り申し上げるとともに、このブログを読まれた皆様がご無事に過ごされていることを願っております。

チーム・ユニコンでも、現在、関連する情報を集めております。
それを踏まえて、自分たちにできることがないか、現地調査の実施も考えております。
情報がまとまったところで、自分たちにできることと、必要な活動が何かを考えた上で、被災地に求められている活動を実施していきたいと考えています。
皆様の方でも何か情報がありましたら、是非ご共有ください。

今後の活動については、HPや本ブログでお知らせしてしていきたいと思いますので、ご確認いただければと思います。

また、今回の地震で被害が小さかった地域でも、いつこのような災害が起きるかわからない、ということを踏まえて、普段からの災害に対する備蓄等について目を向けていただければ嬉しいです。
自分も改めて身の回りの防災・減災について考えていきたいと思います。

昨日の3.11から日比谷公園で開催されているピースオンアースに、チームユニコンも参加しています。
今日はとても良い天気で、むしろ暑いくらいの気温の中、楽しくブースの運営を行いました。

ブースはこんな感じです。場所は、第二花壇の近くの6番です。

ブースの中には、これまでの活動報告やボランティアに関係する資料、今作成している医療用ガウンやフェイスシールド、そして明日の朗読会で朗読する書籍等を置いています。
いろいろな資料がありますので、お越しの際には是非ゆっくり見ていただければと思います。
書籍は、ブースの外に設置したテーブルや、ピクニックシートの上でゆっくり読んでいただいくこともできます。きっと明日も天気が良いので、のんびりと過ごしてください。
  

今日は、東日本大震災以降、ボランティアに参加できなくても、現地に旅行に行ったり、買い物をしたり、現地の方々といろいろなお話をしたりされた方や、災害ボランティアというものに興味を持っていただけた方、様々な方がブースを訪れてくれました。
様々な話を聞いて、自分が知らなかったことを教えていただけたり、新たな気づきがあったりしました。
このような活動から人の繋がりが広がってくことは、とても嬉しいことだなと思います。
また、震災からの自分達の人の繋がり、というものにも改めて気付かされることもありました。

ユニコンの周りにも、様々なブースが出展しています。
向かいのブースでは、小学生の子供たちが中心に、オーガニックコットンか、あるいはフェアトレード(購入により途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動)のコットンのバックを選び、世界に一つしかないエコバックを作る、というワークショップが開催されていました。
エコ、環境、SDGs、貧困といったキーワードをもとに活動されているそうです。
自分もフェアトレードのエコバックに、用意して頂いた型紙をもとに、こんなエコバックを作ってみました。
絵心はないですが、なんとなーくそれっぽい出来上がりになりました!(独創性がないというツッコミも受けましたが…)

また、第二花壇の近くでは、311本の旗がはためいています。
その中でイベントも開催されています。

そして、チーム・ユニコンにとっては、明日の青空朗読会が大きなイベントです。
3/13 の14:20〜14:50に、第二花壇のトークステージで開催です。
朗読する書籍は、東日本大震災の被災地で生き抜いた方の、非常にリアルな手記です。
非常に生々しい記録であり、内容も決して軽いものではありません。
とはいえ、震災から11年、記憶の風化が進んでいく中で、当時の記憶を紐解くことには大きな意味があると思います。
明日も良い天気のようです。お近くにお寄りの際、また、朗読会に興味のある方、是非ユニコンのブース、そして朗読会に立ち寄っていただけると嬉しいです。

先日お知らせしました、本日から3月13日(日)に東京・日比谷公園で開催される「ピースオンアース Peace On Earth」(HPはこちら)にて実施予定の青空朗読会につきまして、イベントの時間と場所が変更になりました。

日時:3月13日 14:20〜14:50
場所:トークステージ@第二花壇 (http://peaceonearth.jp/archives/3751)
読み手:松岡美桔、石川シン、鈴木隆

朗読するのは、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品です。

『私の夢まで、会いにきてくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)

既に以前お伝えしておりましたスケジュールで予定を組まれていらしゃった方にはお詫び申し上げます。
時間・場所は変わりましたが、ご興味がございましたら、是非ご来場下さい。

また、チーム・ユニコンはブース番号6番の位置にブースを構えております。
是非覗いてみて頂ければと思います。

*ピースオンアースでは、厚生労働省の接触確認アプリであるCOCOAをアクティベートしてのご来場・ご参加を推奨しております。ご協力のほど、よろしくお願い致します。

チーム・ユニコンのHPにも案内(こちらをクリック)がございますが、3月11日(金)・12日(土)・13日(日)に東京・日比谷公園で開催される「ピースオンアース Peace On Earth」(HPはこちら)に参加します!
今回はブースを構えての活動の発信に加えて、3月13日の15:40〜16:10に、2ndステージ(噴水横)にて青空朗読会を実施します。
朗読するのは、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品です。

『私の夢まで、会いにきてくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)

自分も今読み進めていますが、発災直後から丹念に取材された東日本大震災の被災者の方々の生の声が収録されており、当時のことを思い出したり、いろいろなことを感じ、また、11年の年月を通して少しずつ記憶が風化していることも感じました。
発災から11年経った3月に実施する朗読会に参加して頂くことで、被災された方々や亡くなられた方々に想いをはせて頂ければと思います。

また、今年は世界で胸の痛む出来事も起きており、「Peace=平和」と名の付くこのイベントへの参加を通して、平和への想いについても考えることができればと思っています。
コロナ禍の中ではございますが、ご興味がございましたら、是非ご来場ください。

年明けからブログの更新が滞ってしまい、申し訳ございません。
今年もこのブログで活動について報告していきたいと思います。

さて、昨年11月にかわさき市民活動センター様に医療用ガウン作成会について取材して頂いた内容を、川崎市のボランティア情報誌であるボラ・ナビ2022に、ピックアップ記事として掲載して頂きました!
ボラ・ナビ2022はかわさき市民活動センター、川崎市内の各区役所、市民館、図書館などの公共施設、社会福祉協議会などに配架されるそうですが、以下のHPからもPDF版を見ることができます。
ボランティア情報誌(ボラ・ナビ)

チーム・ユニコンの記事は6ページ(PDFの8ページ目)に掲載されています。
是非ご覧下さい!

実際の活動につきましては、年明けから続くオミクロン株の感染拡大に伴い、残念ながら実開催での医療用ガウン作成会は自粛中となっております。
今後の活動についても感染状況を見ながら、ということにはなりますが、東京都の新規感染者数もやや減少傾向となっており、なんとか3月中に作成会を開催できるといいなと考えております。

医療用ガウン作成にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

気がつけば年末。コロナ禍のせいか、年齢のせいか、今年は特に時間が過ぎるのがとても早く感じます。
今年最後の開催となる医療用ガウン作成会を、川崎市川崎区にて12/11に開催致しました。
8名の方にご参加頂き、ご自宅等で作成頂いた分を合わせて、77着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

今回は、以前出張作成会でお邪魔させて頂いた神奈川県立生田東高校の先生、生徒さんが参加して下さいました。
限られた時間ながら文化祭を開催できることになり、そこでガウン作りを実施したいとのこと。
ガウン作りの輪を広げる活動をして頂けることも嬉しいのですが、それ以上に、この2年弱、いろいろな行事が開催できなかった中で、文化祭が開催できる、というニュースをとても嬉しく思いました。良い思い出になるといいな、と思います。

今年もたくさんの皆さまにガウン作成会にご参加頂きました。本当に有り難うございました!
たくさんお皆さまに参加して頂けたおかげで、これまでに通算4000着を作成することができました。
一人一人にできることは限られていても、たくさんの方にご参加頂けたことでこんなにも多くのガウンを作成することができたことができました。
参加して頂いた皆さまに本当に感謝の思いです。
とはいえ、目標は10000着、まだまだ先は長いです。2022年も、一歩ずつ着実に活動を進めていきたいと思います。
2022年最初の作成会は、1月15日を予定しております。ご興味がございましたら、是非ご参加下さい!

医療・保険機関や介護事業者の皆さまに加えて、水害等で被災した地域でも必要となる可能性を考え、自分たちにできることとして、医療用ガウン作成は今後も継続していきたいと考えています。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

2021年最後の活動報告となります。
本年も、大変多くの方々に活動を支えて頂き、なんとか1年間を乗り切ることができました。
本当に、いろいろな方に支えて頂いて活動できていることを感じることができた1年でした。本当にありがとうございました。
一方、新型コロナウイルス感染症も未だ収束を迎えず、そんなことはお構いなしに毎年自然災害が発生しています。
このような状況の中、チーム・ユニコンとしても、引き続き自分たちにできることをこつこつと続けて行きたいと考えております。
2022年も引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
2022年はより良い年になりますように。皆さま、良いお年をお迎えください。

佐賀県大町町・嬉野市、熊本県人吉市での活動も、ついに最終日です。
11/6は熊本県人吉市にて、「め組JAPAN」さんのチームに加わって災害ボランティア活動に参加しました。
この日は、9/20にブラッシング作業を実施したお宅での洗浄作業を実施しました。

当日の作業開始前の状態です。
9月20日の作業の後もブラッシング作業や洗浄作業を継続して実施されていたそうで、泥が落ちて木目がきれいに見えるくらい木がきれいになったおかげで、随分お家が明るくなった印象を受けました。

高いところから順に洗浄作業を行ってきたそうで、今回は、根太・大引きから下の洗浄作業を実施しました。
高圧洗浄器で根太や大引き、べた基礎の泥を丁寧に落としていき、洗浄後にたまった水を泥と一緒に吸引していきます。

細かいところも丁寧に洗浄していきます。

たくさんある窓も一枚ずつ丁寧に。
そして、外壁もきれいに洗浄していきます。
 

洗浄作業はまだちょっと残ってしまいましたが、作業が終わった頃には、木の香りがするくらい、すっかりきれいになりました!
継続して作業に関われたお宅ということで思い入れもあり、きれいになったことがとても嬉しかったです!!

一方で、この日、め組JAPANさんが新しいニーズについての現地調査を行ったそうですが、いろいろな理由で被災後手つかずになっている案件が未だに残っているそうです。
発災から1年4ヶ月経った時点でもまだそのようなニーズが出てくる状況に、復興への道のりの長さを感じます。
また、人吉市の災害廃棄物仮置場が年末で災害ごみの受け入れを終了するということで、今後の活動がより難しいものとなることも予想されます。
そんな中で、め組JAPANさんは引き続き活動を続けていくそうです。我々としても、少しでも助けとなれるような活動を続けていきたいと思います。
今回の活動はこの日で終了となりましたが、引き続きチーム・ユニコンとしても、め組JAPANさんと連携して佐賀県・熊本県での災害ボランティア活動を続けていきたいと思います。

作業が終わった後は、人吉温泉の元湯に浸かって汚れと疲れを取った後、鹿児島空港から東京へ。
2011年から10歳年をとって体力が落ちた上に運動不足の中、久々の5日間の長丁場を乗り切れるかどうか不安でしたが、なんとか無事に乗り切ることができました。
すぐにというわけにはいきませんが、近いうちにまた九州に飛んで、活動に参加したいです。

前日に佐賀県から移動後、11/6から11/7にかけて熊本県人吉市で「め組JAPAN」さんのチームに加わって災害ボランティア活動に参加しました。
人吉市は令和2年7月豪雨で大きな被害を受けています。

11/6は人吉市大柿地区で浸水したお宅での作業です。
この地区は、ちょうど球磨川が蛇行している場所に位置していることから川が溢れやすい地形となっており、昨年8月の水害では濁流が堤防を数m越えて地区全体が被災したそうです。
今回作業したお宅も2階の天井付近まで浸水したそうです。

作業内容は、倉庫の中の家財を移動させた後、倉庫の壁剥がし、ブラッシングです。

まずは、倉庫の中の家財を運び出します。
どれもこれも思い出のあるものばかりだそう。
家財は母屋の方に移動させました。
 

倉庫の中を空にしたら、2階の壁を剥がしていきます。

猫ちゃんたちのおトイレの片付けも。
作業中の癒やし的な存在でした。たまに応援のつもりで邪魔をしちゃうのもご愛敬(笑)

壁を剥がすと、その裏からは天井付近まで泥がびっしり。
レンガ状の泥の塊も沢山出てきました。

壁を剥がした後は、釘を1本1本抜いていき、ブラッシングをしていきます。
釘が古くて少し苦戦しましたが、釘抜きは終了。
2階の天井近くまで泥が溜まっており、ブラッシングをすると大量の埃が出ます。
そんなブラッシング作業も半分くらい完了しました。
 

後日、ブラッシング、洗浄も実施して、すっかりきれいになったそうです!

今回作業した大柿地区は、被災後、集団移転を目指したのものの断念した経緯があります。
そして、作業翌日には、この地区が遊水池の整備区域案に含まれるというニュースも飛び込んできました。
なんとも言えない気持ちとなるニュースに、復興への難しさを感じます。
とはいえ、自分たちにできることは、住民の方に少しでも笑顔になっていただけるよう、目の前の作業を一つ一つ丁寧にこなしていくことだと思うので、これからも作業を続けていきたいと思います。

作業の後は、温泉と美味しい焼き鳥に焼き肉で鋭気を養いました。
翌日は、ついに作業最終日です!

11/5は大町町を出て、佐賀県嬉野市にて、「め組JAPAN」さんのチームに加わって災害ボランティア活動に参加しました!

嬉野というと個人的にはお茶のイメージでした。活動に参加した地域にもお茶畑が広がり、作業現場周辺の景色はとてもきれいです。
一方で、川の周りには川縁の土砂が崩れたところがあったりと、水害の爪痕が残っています。
報道は少なかったものの、8月の水害では武雄市や大町町のみならず、嬉野市を含む佐賀全域で被害を受けています。そのことを実感する光景です。

今回作業した現場は、増水した川から土砂が入り込む被害を受けた田んぼです。
既にOPEN JAPANさんにより、重機を使ってその土砂が2カ所に集められていました。
それらの土砂を上の道路で待ち構える軽ダンプまで運ぶのが、この日の作業です。

OPEN JAPANさんに重機で一輪車に土砂を積んでもらい、その土砂を積んだ一輪車を坂の上まで運びます。
結構な急勾配。おじさん達にとっては勢いよく一気に駆け上がらないと登り切れない坂!
まさに、チーム・ユニコン秋季キャンプ in 嬉野!!
体力的にきつかったですが、とても良い汗をかけました!
 

作業の合間に、免許を持っているメンバーが重機の練習をしましたが、やはり思い通りにはいかず、普段からこのような作業されている方々の技術の高さに驚くばかりでした。
そのような方々がボランティアとして惜しみなくその技術を提供して下さっていることに対して、本当に頭が下がる想いです。

作業終了時には、山が一つきれいになくなりました!
なんと、3トンダンプ6杯分の土砂を運んだとのこと!(単純計算で18トン!!!)
田んぼの持ち主さんも非常に喜ばれていたそうです!
そして、後日、もう一つの山もなくなって、田んぼがきれいになったというお話も伺いました!

活動の途中、市の職員さんや、地域の方、JAの方などがご挨拶や差し入れに来て下さいました。
作業はかなりきつかったですが、そのたびに元気になりました!
本当にいろいろなものを頂いて、明らかに消費カロリーより摂取カロリーが多いレベルでしたが(笑)、いきなり団子もみかんも他のいろいろも本当に美味しくて、本当に嬉しかったです!ありがとうございました!!
週末には市長さんも活動に参加されるそうで、議会でもボランティアの活動を報告して頂けているそうです。
行政と支援団体とが、同じ目線で共に復旧・復興に向かって取り組んでいる姿は素晴らしいと感じましたし、いろいろな学びがありました。
災害が起きないに越したことはないですが、もしもの時にはこのような経験を生かしていければと思います。

この作業を終えた後、忘れずに嬉野の美味しいお茶を購入し、翌日から活動に向けて熊本県人吉市に移動しました。
次回は、人吉市での活動について報告します!

11/3から11/5にかけて参加した佐賀県大町町・嬉野市での災害ボランティア活動の、2日目の活動の報告です。
この日は2チームに分かれての活動でした。

まずは、壁塗りチームです。
浸水したお宅での作業でしたが、これまでに、カビを防ぐために床下や壁から断熱材を取り除き、壁からも壁紙を剥がした状態になっています。
とはいえ、これから冬に向けて寒くなる中で、むき出しの壁のまま、というわけにもいかず、なるべく経済的な負担を小さくした上で壁をきれいにする方法として、珪藻土を漆喰代わりに壁に塗る作業を行いました。
珪藻土は価格も安く、水溶性のために扱いも簡単、そして珪藻土自体が湿気を吸ったり吐き出したりして部屋の中の湿度を保つ効果があるということで、いろんな利点があるそうです。

まずは珪藻土を水と混ぜて生地を作っていきます。
結構生地が固く、家庭用の泡立て器だと壊れてしまうそうで、ごついツールを使っています。

まだ壁紙が残っているところは壁紙を剥がして、そこに珪藻土を塗っていきます。

ムラにならないよう、二度塗りをします。塗ったところには扇風機で風を送って乾かしていきます。

二度塗りを実施したこともあり、最終的にはきれいに仕上がったと思います。
これからの季節、少しでも快適に過ごして頂けると嬉しいです。

また、お風呂の壁の隙間をシリコンで埋める作業もさせて頂きました。

床下からも断熱材を抜いているため、これからの季節にはかなり床が冷たくなってしまいます。
そこで、床にジョイントマットを敷くことで、断熱材なしでも冬を暖かく過ごせるのでは、というアイデアもあるそうです。
様々な状況に合わせて、皆がいろんなアイデアを出してより良い方法を探していくことで、もっといろいろな方により快適に過ごして頂くことができるんじゃないかな、ということを感じました。
自分たちとしても、まだまだいろいろなことを良くしていく余地はある、ということを学ぶことができました!

 

もう一つのチームは、1メートル以上浸水したお宅の、1階の居間の壁を壊す作業です。
浸水した壁は一見きれいに見えても、中にはカビが沢山生えているケースが多く、それをきれいにするための作業です。

柱を傷つけないようにモルタルの壁を崩して、釘を抜いていきます。
 

崩した壁の中から出てくる断熱材にはカビが広がっていました。これらはアルコールで消毒していきます。

崩した壁のガレキは丁寧に片付けていきます。

こちらも一日で大きく作業が進んだそうです。

作業の後は、武雄温泉でゆっくり疲れを落としました。活動の後の温泉は最高です!
そして、夜中に思わず食べてしまったちゃんぽんも、とても美味しかったです(体重のことは忘れました)!
翌日は大町を出て嬉野市で活動しました。その内容は次の記事で報告します!