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GW中盤以降も能登での活動を継続しています。
5月2日〜4日も石川県七尾市で、おらっちゃ七尾さんと連携して活動を行っております。
5月2日は、3件のニーズに対応しています。
1件目は七尾市富岡町での活動でした。
すでに公費解体され、更地になったお宅ですが、お隣の倉庫の基礎が一部露出してしまっていたため、将来的に建物が傾いたりしないよう、その部分を補強するため、土嚢を作り、基礎の前に並べていく作業を実施しました。
雨の中での作業でしたが、午前中で無事完了しました。
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2件目は七尾市岡町で、発災時に上下でずれたままとなっていた仏壇の修正作業を行いました。
非常に大きく立派な仏壇のでしたが、無事完了、その後は七尾市旭町のおらっちゃ七尾さんが運営している災害ごみ仮置き場での災害ごみの受け入れ・仕分け作業を行い、この日の作業は終了しました。
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翌5月3日は、七尾市中島町の公費解体を控えたお宅での家財の搬出作業を行いました。
この日は姫路と徳島から来た高校生と一緒の活動でした。家主さんとコミュニケーションを取りながら残すもの、残さないものを選んでいきましたが、高校生たちも家主さんと色々お話することができ、楽しそうにしていたのが印象的でした。
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5月4日は、前日も活動した中島町のお宅での作業を継続、作業は完了となりました。
その後、別チームが実施していた中島町の別のお宅での家財の搬出作業に合流、こちらも作業完了となりました。
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午後は、おらっちゃ七尾さんのベースである石崎保育園に戻り、園庭に設置する木製のプランター作りのお手伝いをしました。
大工さんが中心となり、木材を切って組み合わせていき、この日のうちに5−6台のプランターを作ることができました。
ここに花が植えられ、咲くのを見るのが今から楽しみです。
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なお、この活動期間中に、七尾四大祭りの一つである青柏祭が2年ぶりに開催されていました。
このお祭りは国の重要無形民俗文化財に、そしてユネスコ無形文化遺産に登録されているものです。
主役は、でか山と呼ばれる日本最大級の曳山(高さ12m、重さ20トン!!)で、市内の3つの町から三台のでか山が大地主神社に奉納されます。
でか山はとにかく大きく、その迫力に圧倒されました。
また、去年は地震の影響で開催されなかったお祭りが開催され、町の方々も非常に楽しそうにされているのが印象的でした。
そして、お祭りに多くの人が集まっている様子を見るのは非常に感慨深いものがあり、ゆっくりとはいえ、復旧・復興が少しずつ進んでいることを実感することができました。
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5月5日以降の活動は、別ポストで報告の予定です。
午後からはおらっちゃ七尾近くの石崎町のお宅2軒を
昨夜、長野で大きな地震がありました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
しばらくは大きな余震が起こる可能性があるとのことですが、これ以上被害が大きくならないことをお祈りいたします。
さて、4月12-13日のレポートです。
この週末は七尾市のおらっちゃ七尾さんでの活動でした。
園庭の桜が、ちょうど満開でした。![]()
この二日間は、ブロック塀との格闘の連続となりました。
4月12日、この日はユニコン2名を含めて6名のチームで活動でした。
1件目は小島町で、崩れて側溝に落ちたブロック塀を解体して取り出す作業でした。
ブロック塀がそれほど大きくなかったこともあり、午前中で作業を終了することができました。
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お昼を挟んで2件目は、寿町で、今度はブロック塀の解体に加えて、花崗岩の板を割る作業を実施しました。
ブロック塀はハツリ機で解体していきますが、花崗岩はそんなわけにはいかず、ドリルで穴を開けた後、セリ矢という道具を開けた穴にハンマーで打ち込んでいくことで割ります。
慣れている方に教えてもらいながら作業を実施、最後に応援の軽トラに解体したブロック塀と割った花崗岩を積み込み、無事作業を終了しました。
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時間が残っていたので、3件目へ。
3件目は藤島町のお宅でのブロック塀の解体作業でした。
上流から側溝を流れてくる水が地震で被害を受けた基礎に入り込んできてしまい、膨らんできてしまったため、少しでも基礎への負担を減らすため、上に設置されているブロック塀を解体して欲しいというニーズでした。
鉄骨が入ったかなり頑丈なブロック塀で、応援のメンバーが加わったものの、作業時間が取れず、ある程度解体したところでこの日の作業は終了、継続案件となりました。
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4月13日、この日は生憎の雨となりました。
午前中のみの活動でしたが、若林町のお宅で、既に解体されていたブロック塀の搬出作業を行いました。
仮置き場まで2往復して午前中の作業は終了、午後のチームに作業を引き継ぐことになりました。
この現場のように、ブロック塀の解体は終わっているものの、搬出が終わっていない案件も多く残っているそうです。
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おらっちゃ七尾さんの抱えているニーズは200件以上、ニーズ数は減らず、むしろ増えていっている状況だそうです。
この週末は、毎日30〜50名の方がボランティアに参加されていたものの、今後も息長く支援を続けていくことが必要だと改めて感じました。
リモートでもできる被災地への支援の一つとして、復旧が進んだ際に被災地にて必要になるであろうアシスト瓦の作成会を実施しておりますが、春休みの終わり間近の4月5日に、東京都中野区にて第8回アシスト瓦作成会を開催しました。
初めての参加の方3名を含む4名の方にご参加いただき、アシスト瓦を40枚作成いたしました。
ご参加いただきありがとうございます。
去年の能登半島地震をはじめ、近年、各地で多くの災害が起きていますが、今回の作業を通じ、いつ自分の身に起こるかわからない災害について考えさせられた、との感想もいただいており、このような活動がボランティアへのきっかけになるとともに、防災・減災について考えるきっかけとなっているとうれしいです。
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令和6年能登半島地震の被災地にて復旧が進んだ際に必要となる可能性に備え、学生さんの長期の休みを中心に作成会を開催していきたいと考えています。
開催が近くなりましたら改めてご連絡致しますが、本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡いただければ、今後の予定や活動の詳細についてお知らせできるかと思います。
また、作成会当日は出入り自由ですので、ご都合が良い時間に是非ご参加ください。
今年も3月29日、30日に目黒区の田道広場公園で開催された「目黒イーストエリア桜まつり」に出展された気仙沼物産展のお手伝いに参加しました。
目黒区と気仙沼市とは平成22年9月より友好都市協定を締結しており、コロナ禍での休止はありましたが、毎年気仙沼から春の旬の物が届き、桜の下でご賞味いただけるイベントとなっております。
ブースでは、気仙沼から持ってきていただいた牡蠣やホタテ、カツオのハラス、カニ、メカジキのカマを、牡蠣は蒸し牡蠣に、他のものは炭火焼きにして提供しました。
また、マグロの頭も炭火で焼き、こちらはふるまいとして提供しました。
その他にも、美味しい乾物などのお土産やホヤぼーやグッズなども販売しました。
このイベントの自分的な推しポイントの一つは、なかなか気仙沼以外に出回ることのないカツオのハラスやメカジキのカマなどの魚介がいただけることかなと思います(脂が乗っていて、お酒にもピッタリ!)。
もちろん、牡蠣やホタテやカニ(イメージがないかもしれませんが、気仙沼にもカニは上がります!今回提供したものはマルズワイという種類です)も美味しいです。
初日は残念ながら雨模様だったこともあり人出も少なめでしたが、日曜には天気も回復し多くの方にご来場いただけ、多くの方にこれらの美味しい魚介を、満開の桜を見ながらご堪能いただけたのではないかと思います。
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気仙沼は前身のチーム・ユニオン時代に、東日本大震災発災直後から災害ボランティアとして長く活動した場所ですが、森林火災に見舞われた大船渡に近接しております。
今回の売り上げの一部は、大船渡の復興にあてられることになっております。
今回も理事長の三城からのレポートです。
能登も桜の咲く4月となりました。行政も人事異動の季節を迎え災害復興の進捗にもいろいろな影響が出てきそうな雰囲気が。良い方に転がるといいなぁと思ってます。
それではいつものように活動報告といきましょう。
4/4(金)
単身先のりしたユニコンメンバー1名が12名編成のチームで活動。ボランティア依頼は初めてという(一年経ってやっと発起する方も増えています)石崎町のお宅。こちらは公費解体でなく、まだしばらく住むという事で、生活空間を確保するために、廃棄するものを分別・搬出する活動。思い出の品も家主さんと相談しながら整理しました。
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午前中でこちらのお宅の整理は完了。午後は新しく処分品の仮置き場として運用を開始する朝日町の倉庫の準備です。過去ログを見ていただくと分かりますが、今まで焼却・処分施設の「ななかリサイクルセンター」がクローズしてしまう週末はおらっちゃ七尾さんの園庭に処分品を仮置きしていました。簡易なテントだったので強い雨が降ると可燃物などもグショグショになってしまうし、園庭自体も活動車両が増えたことで駐車スペースを確保したいということから、別場所に仮置き場を設けることになったようです。(ということで、テントがあったところはトラックの駐車スペースなってますよというのがこのシークエンスのラストの写真です)
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4/5(土)
この日から、僕ともう1名のユニコンメンバーが合流。僕はここのところ従事しているオリエンテーションビデオ用の追撮。4か所をめぐって様々なシーンを撮影しました。他の2名のユニコンメンバーは4人編成のチームで、午前は祖浜町から小島町への引っ越し、午後は長壽寺の畳や不要座布団の搬出および園庭整備を行いました。
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4/6(日)
僕は技術系チームのハツリのお手伝いを2時間ばかりしてから、オリエンビデオ用にソフト系団体が開催しているお茶会の取材に。ほか2名のユニコンチームはこの日も4人編成で公費解体となる石崎町のお宅の分別・搬出を行いました。
写真TOPから2枚はハツリ現場のビフォーアフター(僕が離脱するまで)です。そもそも技術チーム2人だけでは午前中に作業を終えて帰路につくことが難しいと悩んでいたので、急遽、撮影前に僕が参加することになりました。僕は、焼魚の骨を身から剥がすように、ブロック塀を横に貫いている鉄筋を剥離していき、もう1名が骨の無くなった身を解すように積みあがったブロックを単体にばらします。それを残りの1名が集積場に積んでいくというフローで、なかなかの進行速度で作業することが出来ました。雨そぼ降る中作業を開始した時は完了するか不安でしたが、見事最後まで完了したそうです。(僕は上記アフター写真の状態で撮影のため離脱したので伝聞で確認しました)
分別・搬出班の方ですが、こちらは相続人不明のまま震災直後から放置されてお宅で、写真を見ていただくと分かるようにかなり大変な状況、かつ床が腐敗していたり、柱も歪んでいるような危険な状況。注意しながら比較的安全な部屋から軽トラ1台分の家財を搬出しましたが、やはり危険が大きいので本部と相談してそれ以上の作業はしないことにしました。このような家は他にもあり、行政がどのように対処していくか問われるケースが今後増えると思います。ラスト2枚は石崎の春祭りの写真。今までの日常がすこしずつ戻ってきている足音を感じさせる春となっています。
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またまた理事長の三城です。
先週末も能登で活動して来ました。
3/22(土)
今回ユニコンは2名のみの参加とちょっと寂しい感じでしたが、おらっちゃ七尾さんには歴代最高の111名のボランティアさんが集まっていました。僕は前週に引き続きオリエンテーションビデオの取材・撮影で、もう1名のユニコンメンバーがリーダーを務める和倉のお宅の家財搬出や佐味町のブロック塀解体、そして大和町でのニーズ掘り起こしのためのローラー訪問の現場を飛び回りました。
下記の写真は、もう一名のメンバーが入った家財搬出の作業の様子。こちらは公費解体のためではなく賃貸として貸し出すための家財搬出でした。生活のベースが変わってしまったので日々の管理費との見合いで人に貸すことにしたという事でした。やはり人の数だけ暮らしの事情というのもはあるのだなぁと実感しました。終日作業で無事完了。
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最後の写真はお昼休みのベースの様子。ボランティアさんがフルートとバイオリンの演奏で食事の時間を和やかに優雅にしてくれた時の写真です。3歳の頃から演奏を始めたらしく相当な腕前で、安定感ばっちりで本当に素晴らしいものでした。
3/23(日)
この日は一名が能登演劇堂復活公演の「まつとおね」の楽日マチネの観劇に行ったため、僕一人が活動に当たりました。4名1チームで午前中は石崎から和倉までのお引越し。軽トラ都合4台分の分量でした。お昼前に完了したので午後は2名ずつに分かれて他のチームに合流。小島町から本府中町への引っ越しのお手伝いと処分する家財の分別と搬出を行いました。こちら引っ越しの荷物は2tトラックと軽バンに、処分家財は軽トラに。15時ちょい前に完了しておらっちゃへ戻りました。
僕はその後帰京し、観劇に行っていたメンバーはもう一日残っての活動となりました。
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3/24(月)
平日ということでこの日はボランティア20名。ユニコンメンバーは8人編成のチームで石崎町のお宅で家財の分別・搬出。家主さん親子も一緒に作業してくれたこともあり、午後はやい時間に完了したため近所の別案件のヘルプに入りました。そこでも家財の搬出を行いましたが、そちらは継続となりました。
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理事長の三城です。
大船渡の森林火災の災害支援について、情報交換をしている団体と植林の可能性を探っておりますが、いわゆる災害復興復旧支援のボランティアは現在、ニーズの総量から判断して市内からの募集のみとしているようです。
一方、七尾市は残ニーズが若干減少していましたがここ数日で依頼が増加し、再び200件を超えてきたという状況となっており、この週末も引き続き能登で活動して来ました。
とは言いながら、僕はボランティア活動をする際のオリエンテーションビデオを刷新する相談をおらっちゃ七尾さんから受けたので、そちらの方に軸足をおいてボランティアさんを活動地まで送迎したり、資材の不足がある時に運搬などのサポートするくらいで、他は打ち合わせしたり撮影したりしておりました。
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⇑こんな感じやってます。
ということで下記の作業は他に参加してくれた2名のメンバーからのレポートとなります。
3/15(土)
この日は一日、中島町塩津のお宅において都合12名が母屋と納屋の家財出しを行いました。今回は2回目の作業だったので母屋はほぼ完了。納屋は半分程度残して継続案件としました。納屋は床や階段に不安定な場所があるのでそのあたりもしっかりセンターに申し送り、今回も宿泊所とした美湾荘に向かいました。
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いつもはこの美湾荘の中にある割烹居酒屋「吉松」で夕食を取るのですが、この日は「六年生を送る会」で貸し切りだったので温泉の飲食街まで足を延ばしました。先週まで雪が降りこめていた能登ですが、春は近づいていることをソコココで実感します。
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3/15(日)
氷雨降りしきる日曜日でしたが、それでもおらっちゃには60名を超えるボランティアが集結。僕は引き続き撮影に。他のユニコン2名は12名構成のチームの一員として魚町へ。ちゃきちゃきと指示を下さる家主さんに従い1階・2階の不要家財を分別・搬出しました。
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理事長の三城です。
活動からのタイムラグ殆どなく報告出来るようになりました。
大船渡の森林火災の災害支援についていろいろ情報交換をしておりますが、我々の出る幕まではまだもう少し時間がある感じです。
七尾市も残ニーズが若干減少しましたが、依然180件近くあるという状況ですので、この週末も引き続き能登で活動して来ました。
3/8(土)
この日はユニコンメンバー3名、
例によって午前中しかリサイクルセンターが開いていないので、
おらっちゃから片道3、40分くらいかかる現場だったので、
最近のおらっちゃは夜間人口が大変多いので、僕らは今回も外に宿をとりました。今週も美湾荘です。とっても素敵な温泉の大浴場があるのですが、
今はまだ復興作業に従事している人のみが宿泊利用しているようです。解体工事中なので、なかなか一般の方を受け入れられない状況という事だと思います。
僕は往復ワンマンで運転をしているので、安全運航のため夕食が終わったら21時頃にさっさと寝てしまいましたが、今回参加の仲間は作業後と食後にこの「海の温泉」を堪能したと言ってました。
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3/9(日)
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