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全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)による、新型コロナウイルスの感染が 懸念される状況におけるボランティア・NPO等の 災害対応ガイドラインを紹介させていただいています。

今後の被災地支援に関して、NPO等での支援については、事前に災害対応の「中間支援組織」の指針の確認が大切です。
今回は、それについての注意事項を記載いたします。

NPO 等の支援組織については、地域内の団体による活動が中心となることを想定されています。
被災した地域の災害支援ネットワーク/災害対応を行っている中間支援組織(以下、中間支援組織等)が発信する支援方針を事前に必ず確認する必要があります。

JVOADでは、中間支援組織等と発災前から連携を取り 支援方針などの情報共有ができる体制を整えていくとのことです。

※ガイドラインの「中間支援組織等」とは、災害時の支援調整機能を持つ組織を指します。

 

現地での活動に関しては、おおむね以下の対応を想定しているとのことです。

 

 

先遣・調査について

 

原則として、団体ごとに被害状況の確認などで被災地を回る活動は行わない。

遠隔で得られる情報は、できるだけ現地に行かず収集することを基本とし、行政からの情報や現地災害支援の中間支援組織等からの情報収集に努める。

(住家・施設等の被害状況、避難に関する情報、ライフラインの状況など)

被害状況によっては、現地から情報発信や支援要請が出せない場合も考えられるため、 その場合は少数の経験者を中心に、慎重に調査チームを派遣することがある。

※全国社会福祉協議会や災害ボランティア活動支援プロジェクト会議および JVOAD は、それぞれのネットワークを活かして、現地情報を集約し、支援関係者に情報提供することに努めるとのことです。

 

 

支援活動について

 

現地で必要とされる支援については、感染拡大につながらない対応をすることを前提に、 現地の団体による対応を基本とする。

 

支援を行う場合には、中間支援組織等に情報を確認するとともに、活動情報等の共有をお願いする。

(共有方法については、中間支援組織から連絡できるように体制を整備するとのこと)

 

現地から外部支援の要請があった場合に、そのスキル・ノウハウを持った団体が、感染拡大につながらないことを前提として現地入りすることを検討する。

(現地からの要請は、行政、災害ボランティアセンター、中間支援組織、住民組織等からが想定される)

※特に、避難所や要配慮者、被災家屋等への支援については、新型コロナウイルスの影響をうけ、より厳しい状況に陥ることも考えられます。

JVOAD 避難生活改善専門委員会、JVOAD技術系専門委員会などの作成した資料を活用し、事前からノウハウの普及を進めるとともに、発災時には現地団体への必要な情報共有や、アドバイスを行える体制を整えます。

また現地からの要請があった場合は、感染拡大につながらない対策を行うことを前提として現地にて活動を行う場合があります。

(専門委員会の作成した資料については、JVOADのHP から「専門委員会」のページをご参照ください)

 

JVOAD専門委員会コチラ

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)による、新型コロナウイルスの感染が 懸念される状況におけるボランティア・NPO等の 災害対応ガイドラインを紹介させていただいています。

 

全国社会福祉協議会より以下の指針が示されています。

 

災害ボランティアセンターについては、

「広域に幅広くボランティアの参加を呼びかける災害ボランティア活動は行うべきではない」

とされています。

 

独自の判断で被災した地域に入ることは、感染の拡大にも繋がりかねません。

今後、一般のボランティアとして作業を希望される方は、被災地域の災害ボランティアセンターの情報を確認する必要があります。

 

災害ボランティアセンターの運営は、新型コロナウイルスが蔓延している状況においては、

 

被災地域にウイルスを持ち込む恐れ

被災地域からウイルスを持ち帰る恐れ

被災者やボランティア同士の接触により感染を広める恐れ

などがあります。

このため緊急事態宣言が発せられている期間はもとより、感染拡大の懸念がある程度なくなるまでの期間については、広域に幅広くボランティアの参加を呼びかける災害ボランティア活動は行うべきではないとのことです。

 

ボランティアによる被災者支援活動を行う場合には、募集範囲を顔の見える近隣住民を中心に、当該市町村域に制限することが適当である、と記載されています。

 

被災市区町村での対応が困難であり、近隣市町村域や県域にボランティア募集を拡大する場合は、被災地域の住民の意見をふまえるとともに、市区町村行政や専門的な知見を有する者の意見を聞いて判断することが求められます。

なお、被災地域の住民から寄せられる支援ニーズには、ボランティアが対応するものだけでなく、行政や福祉関係者、事業者などが対応する内容のものも含まれます。

社会福祉協議会としてそうしたニーズの仲介機能を果たす必要は不可欠である、とのことです。

 

スフィアハンドブック < https://jqan.info/sphere_handbook_2018/ >

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)による、新型コロナウイルスの感染が 懸念される状況におけるボランティア・NPO等の 災害対応ガイドラインを紹介させていただいています。

 

これまでの災害ボランテイアは、自治体にもよりますが、県外からも広くボランティアを募集し、問題解決にあたってきましたが、今後は新たな判断基準と対応が必要になってくると予想されます。

 

災害対応ガイドラインに、新型コロナウイルのス影響下におけるボランティア・NPO等の災害対応の3つの基本方針が提示されているので、ご紹介いたします。

 

① 被災した地域への支援は、地元の意向に配慮することを前提に対応を考える

 

② 支援は、被災した地域内での対応を中心に考え、 原則として外部からの人的支援は遠隔での対応が主体となる

 

③ 現地災害対策本部/行政等からの要請などがある場合、 現地での支援に必要なノウハウをもった支援者が被災地で活動を行うことがある

(災害の規模 等により、現地からの要請ができない状況に陥った場合や、 地域内の共助《助け合い》の能力を超えた場合においても、現地入りを行う 可能性がある)

 

「地域」の定義は、都道府県域との意味合いが強いですが、 状況により市町村域として捉えられる場合もあるとのことです。

 

今後大きな災害に見舞われたときに、近隣のボランティアだけでは間に合わない場合も想定されます。そんな折には、上記の3つを踏まえた上での判断が大切です。

現場の近くの方々で行うべきこと、そして遠方から支援をすべきこと、それぞれの立場で何が可能であるのかということを第一に考え行動に移すことが必要です。

 

スフィアハンドブック < https://jqan.info/sphere_handbook_2018/ >

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)による、新型コロナウイルスの感染が 懸念される状況におけるボランティア・NPO等の 災害対応ガイドラインを紹介させていただいています。

地震や津波、台風被害等における災害ボランティア時の支援状況は、新型コロナウイルスの影響によって、今後はこれまでとは大きく異なってくることが予想されます。

装備や保険、そしてボランティア活動への制約など、今後新たに気を付けなければならない主なポイントがまとめられていますので、以下にご紹介いたします。

 

今後のボランティアで新たに気を付けるべき7つのポイント

 

  • 被災地で支援をすることで感染の拡大につながる可能性がある

  • 支援者と被災者を守るため、感染防止のための新たな装備を検討する必要がある

  • マスク、消毒液などの入手が難しい状況下での支援を強いられる

  • ボランティア保険等についても、対象になるのか確認が必要になる

  • 多数による支援、三密(密閉、密集、密接)になる活動を避ける必要がある

  • 住民と接する活動は慎重に検討する必要がある

  • 被災地で活動をすることで、風評被害を受ける可能性がある

 

上記のうちのいくつかは、新型コロナウイルスの状況により解決可能になると思えるものも確認できますが、日常生活でこれまで実施してきたコロナ対策を基本に据え、被災地の現場での活動を行うことが必要となってきます。

2020年6月23日の現状では、災害ボランテイア活動が再開した主な市町村も、近隣在住のボランティアのみの募集となっています。

2020年6月19日に都道府県をまたぐ移動自粛要請が解除となりました。今後、都道府県をまたいでの災害ボランテイア活動が再開となったあかつきには、上記の基本7項目を遵守した上で、状況等に応じた作業となります。したがってそれ相応の具体的な準備が必要となってくると予想されます。

 

スフィアハンドブック < https://jqan.info/sphere_handbook_2018/ >

コロナ禍、そしてコロナ後における災害対応は、これまでとは異なった新たな認識や意識が必要とされます。
これから何回かのブログで、新たな災害対応ガイドラインについて学んでいることを書かせていただこうと思っております。

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)が提示した新型コロナウイルスの感染が懸念される状況におけるボランティア・NPO等の災害対応ガイドラインは、今後の災害ボランティアのあり方の指針となる可能性が高く、非常に参考になります。

当ブログでもその一部をご紹介させていただきます。

スフィア・プロジェクト

は、NGOのグループと赤十字・赤新月社運動によって人道援助の主要分野全般に関する最低基準である=

スフィア・ハンドブック

=を定める目的で1997年に開始されました。

このハンドブックの目的は、災害や紛争における人道援助の質、および被災者への人道援助システムの説明責任を向上させることだということです。

1998年に初版試行版が発行され、2011年には第3版が発行されています。

スフィア・ハンドブックにおいて、災害の影響を受けた人々は尊厳のある生活を営んだり支援を受けたりする権利があり、災害による苦痛を軽減するために実行可能なあらゆる手段が尽くされなくてはならない、と言った基本理念が提示されています。

そして、権利保護の原則として人々がニーズに応じた支援を誰もが差別なく受けられることや、支援者が人々を危険にされされないためにリスク軽減をさせるということも提示されています。

 

そんな中で、今回の新型コロナウイルスの影響下(感染が懸念される状況下)において自然災害が起きた場合は、これまでの災害支援で行われていた

 

 

・全国から

・迅速に

・短期集中

 

 

で現地に駆けつけるといった支援のあり方は見直されなければなりません。

多くのマンパワーを要する活動、サロン活動など被災者と会話しながら行われる活動など、これまで推奨されていた支援については、この新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からは慎重に対応すべき要素が多く、 それまでの支援の常識が当てはまらなくなっているのが現状です。

 

その状況下でわれわれが遵守すべきことは、

 

 

 

「支援者が感染を広げないこと」

「支援者の安全を確保すること」

 

 

 

被災者の命と暮らし、そして尊厳を守るため、必要な支援をどのような手段で行うかは大きな課題です。

感染拡大防止の観点を加味したルールを自発的に課し、支援者全体に対しても理解を求めつつ、 行政・社会福祉協議会・NPO等の多様な支援者間の連携(三者連携)を進めていくことで、難しい課題に対応していくことが必要なのです。

 

地域ごとに感染状況等は異なります。各地においての対策の検討を進めるうえでの参考にこのガイドラインがなって行くと想像しています。

 

スフィアハンドブック < https://jqan.info/sphere_handbook_2018/ >

前回の報告以降、川崎市を中心に活動している「チームたま」(https://www.facebook.com/TeamTama/)さんの活動に加わり、昨年の台風で床上・床下浸水の被害を受けたお宅での作業を行いました。

 

2/29: 川崎市中原区で床上浸水したお宅の清掃。雨戸やその戸袋、外壁にまだ浸水時の泥が残っており、湿気の多い時期になる前にそれらを除去。外観はかなりきれいになったので、これで安心して過ごせるはず。

 

3/8: 川崎市高津区で床下浸水したお宅の床下の清掃を実施。床下浸水だっため、断熱材等には水は届いていないものの、べた基礎にやや泥が残った状況。とはいえ、発災直後にご主人が床下を掃除されていたおかげで、床下の状況は非常に良好。ブラッシング後、掃除機をかけて残った泥を除去し、作業完了。床下の仕上げの達人がいたおかげで、仕上がりは非常に良好。個人的には、頭と肩が片方入れば、デブでも思ったより床下の狭いところに入っていけることがわかったのが良かったかも。お昼に頂いたカレーと、床下の仕上げ師が焼いてきてくれたシフォンケーキが美味しかった!

 

3/14-15: 高津区で床上80cmまで浸水したお宅での床下作業。べた基礎の上に、場所によっては1cm程度の厚さの泥が堆積。床下の面積が広かったことや、アクセスできる人が限られるエリア(大きな人は入れない)があったこともあり、2日間で作業が完了せず、継続案件へ。
床上浸水したこと、1階にもカビが発生していたことをうけて、現場調査時に浸水した床の保温材の裏側にカビが発生していたことを確認しており、保温材を剥がして裏側のカビの除去をすべきかという議論があったものの、家主さんの方針が決まらないこともあり、もう1日作業して泥の除去を完了し、家主さんの選択肢を広げる方向に。
ちなみに、14日は床下から出ると雪、15日は床下から出ると暖かな日射し、なかなかにコントラストの激しい2日間でした。それにしても、べた基礎の作業の粉塵の多さったら半端ない。今となっては貴重な防塵マスクが命綱です。。。。

新型コロナの影響で活動規模を大幅に縮小した上で、緊急度の高い案件から地道に対応していますが、未だ昨年の一連の台風で被害を受けたお宅からのニーズは芋づる式に増えていっている状況で、発災から時間が経っているとはいえ、引き続きの対応が必要です。

2020年(令和2年)の災害ボランティアのご感想をアップいたします。
本年(2020年)2月に実施された、神奈川県川崎市と千葉県富津市での災害ボランティアのご感想です。
令和元年台風被害の復旧作業は、令和2年に入っても継続して行われています。
現場の声をお届けいたします。

 

◎2020年2月23日 神奈川県川崎市
2/23はチームたまさんとのコラボで、川崎市高津区で、2/8からの継続案件の台風19号で床上浸水の被害を受けたお宅で活動しました。 内容は、2/8に対応できなかった部屋の床下の掃除とカビ取りの実施。思わぬところに床下の空間が発見され、そこにカビの温床になりかねない取り残しのグラスウール(保温材)が見つかったりしましたが、それも取り除きつつ無事に作業完了しました。 カビはあったものの、それほど多くはなく、繁殖はしていないよう。カビ取りも実施したので、当面はカビの心配はしなくて大丈夫ではないかと思います。 被災後、迅速に家主さんがご自身で保温材を取り除けるだけ取り除いてくださったこと、そこから乾燥を進めてくださったこと、そして、前回の活動から更に乾燥を進められる環境づくりを家主さんが実施して下さったことで、非常に良い床下環境を維持できたため、我々も快適に効率よく作業を進めることができました。そして、いかに早く初期対応をとれるか、それに必要な知識を持っているか、そして素早く必要な行動がとれるか、が被災後の対応において重要と感じました。 今回の活動を受け、まだまだ学ぶべきことがあるのだな、ということがわかり、それらをこれからの活動に、そして自分たちに生活に生かしていければと思います。 また、川崎市を含め、多摩川沿いでは台風の被害を受けたものの、まだまだ完全に復旧できていないところがたくさんある印象です。これからも息の長い支援が必要と感じました。

 

◎2020年2月24日 千葉県富津市
2/24は千葉県富津市で活動を行いました。 富津市は台風15号で大きな被害を受けており、いまだ屋根のない家、屋根がブルーシートで覆われたお宅がたくさん残っていました。地元の方にもお話を聞く機会がありましたが、やはり復旧できているわけではなく、風や雨に対して不安な生活を送っておられることが感じられました。 活動内容は、今回の被害を受けて解体するお宅の整理のお手伝い。具体的には大量に残ったけれど、そのまま捨てられないペンキ缶の中身と缶を仕分けることでした。時間の経過や雨による錆の影響を受けて分離したペンキはなかなかに手強く、固くなったペンキを混ぜては取り出す作業を繰り返した結果、次の日は握力がほぼなくなるくらいの筋肉痛になりました。とはいえ、確かに人手がいる細かい作業、こつこつと人手をかけて進めていくしかないのだと感じます。 今回の富津での活動は、以前別の場所での活動でご一緒した方からの情報によるものでしたが、まだ被害が多く残っているのに比べてボランティアの数が少なくなっている印象でした。上にも書きましたが、いまだ屋根のない家、ブルーシートで屋根が覆われたお宅がたくさん残っており、富津ではまだまだボランティアがやれることがあることを、このような活動を通じていろいろな方に知らせていければと感じます。

(写真は千葉県富津市)

広報大塚です。
令和元年台風19号被害の長野県長野市での災害ボランティアのご感想をアップいたします。
どうぞご覧ください。

 

◎~長野参加感想~

僕らが現場に作業に入れる日は限られているので、ユニコンで購入した軽トラックをどこかの災害VCに預けて有効活用してもらおうと、いろいろお声掛けをしていたところ、長野県長野市社協の北部災害VC管轄区内のりんごサテライトというところが、まさに軽トラに特化してボランティアを募集していることを知りました。一般ボランティアの参加数が増える土日に間に合うようにと、木曜日の夜に長野に向かい、金曜日、軽トラボランティアをしてそのまま、車を預けてきました。

りんごサテライトはまさにりんご農園が続く千曲川沿いの地区で、堤防決壊のため多大な被害を被った穂保にありました。赤沼・津野・穂保のあたりは、浸水というよりは、まさに東日本大震災の津波被害に近い様相です。跡形もなく変形してしまっている家屋や、りんご農園にこびりつくように侵食している泥土、日々4桁を超える人々が作業に参加しても、なかなか終わりが見えてこないほどの規模の大きさでした。

軽トラボランティアというのは、上述の三地域を中心に巡回し、屋外に搬出された被災物や、りんご園に散逸している瓦礫をまとめたものを、ひたすら軽トラに積み込み仮置き場に運搬するという仕事です。3、40台の軽トラがその仕事に従事していました。朝9:00

一般ボランティアの受付が始まり、各住宅、農園などに派遣されて行きます、その後9:30から、軽トラボラの受付が始まり、担当巡回地区を指定され、先ほどのボランティアの方たちが作業してまとめたものを仮置き場に運んでいくという作業フローになっていました。昼の3時を超えたら、新たな積み込みはせず帰還します。多くて8回、大体は7回、仮置き場に運搬するペースです。

自分がどの程度貢献できたか見えないほど、圧倒的な量の被災物がそこここから出てきます。仮置き場となっている赤沼公園も児童用のジャングルジムやすべり台などの遊具が被災物の山の中に埋もれてしまっていて、それが何とも痛々しいというか、切ないというか…またここで子供たちが遊べるようになるには1年以上の時間が必要に違いありません。しかし、そんなことに感傷的になっている暇はありません。冬になり、降雪に悩まされる前にともかく少しづつでも状況を改善していくことが大事なのです。僕ら足を運べないときでも、ユニコンの軽トラがそういうようにお役に立てるといいなぁと願いながら、車を置いて岐路につきました。

津野サテライトの前

りんごの郷がサテライトに

車両ボランティア専用受付

UK号お引渡し

広報大塚です。
今回は、令和元年台風被害による災害ボランティア活動で、千葉県の長柄町で作業に入られた方々のご感想をアップいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

◎~長柄参加感想~

台風19号の後も、次々と台風がやって来ました。台風21号の影響で10月25日の千葉では、半日で例年の10月ひと月の雨量を越える大雨が降りました。福島県、千葉県で死者が13名出たという事でした。

台風15号の災害VCの多くが閉所した矢先の事でした。我々も千葉からいわきに活動拠点を移そうかと考えていましたが、茂原、長柄町などに災害VCが開かれたので、こちら方面の作業に入る事を検討し始めました。

長柄町は、茂原に比べ公共交通機関の便が少ないため人手が集まりづらい状況だと、鋸南町からそのまま長柄町の災害VCにスライドしていったスタッフから応援要請が来ました。

そんな状況もあり、11月3日から毎週、長柄町に通うようになりました。

3日は残念ながら雨模様だったので、作業は午前中だけで終わりになってしまいましたが、被災物の運搬徹去を2件のお宅で行い、その後、千葉三大ラーメンに数えられる「アリランラーメン」を食しに、らーめん八平さんに行きました。かなり山の中にあるのに、大変な賑わいです。お店の中に入るまで1時間ほど、中に入ってからも、注文を受けてから玉ねぎを丁寧に炒めるところから始めるので軽く30分は待ちます。そんな丁寧な仕事を施したラーメンのお味は一言では表せません。是非、足を運んでみて頂ければと思います(笑)唐辛子の辛みとじっくり炒めた玉ネギの甘みが絶妙です。

10日も17日も、長柄山地区で崩れた裏山の土砂を掻き出す作業でした。僕ら7〜8名で伺いましたが、両日ともご近所の方々が同じくらいお手伝いに来ていました。コミュニティの繋がりがキチンと保たれているいい町だなぁと思いました。災害VCが構えられている町役場にある無料温泉に浸かり、帰りには「長生たまご館」によって新鮮で、珍しくて、美味しい玉子を買って帰ります。やはり夕方なので、アローカナの玉子は売り切れでした。10日はボリスブラウン、17日はソニアの玉子を買って帰り、濃厚で滋味深い美味しいTKGをしばらく楽しみました。東京の府中市にも販売所があるので、是非お試しください。

 

 

◎11/3千葉県長柄町での作業。

全国各地で起こった災害の中でここ長柄町は、交通の便が他の所より悪いため、人が集まるかどうか懸念された場所の一つ。そんな中チームユニオンはあえてこの場所に行くと聞き今回参加しました。

休日ということもありましたが雨の中沢山のボランティアが集まっておりました。話に聞くとここは1番近い茂原駅からシャトルバスが出ているそうで、人が来てくれるように工夫をしてました。社協の方々も少ない人数で頑張っており、受付から現場へのマッチングまでとてもスムーズです。

作業は主に災害ゴミの搬出でした。水を吸ってる為大変重いですが、チームワークで短時間で終わらせました。この日は二件の御宅を回りましたが、雨が本降りになる前に終わって家主さんも喜んでくれました。

帰りに温泉無料券を頂けるのも有難いです。また機会があれば参加させていただきます。

 

 

◎アクアラインから随分山奥に走り、普通の田園風景が広がりボラセンに着いても、あまり被害は見受けられず、真備町とは違うなと感想を持っていたが、少し入った現場は1000ccのバイクが完全に水没した想像を絶した所でした。最初のお宅から水をたっぷり含んだ断熱材を運び出した時、三城氏が近所の大変なお宅に気が付き、ボラセンに報告し、すぐに支援を開始。先に入っていたボラさんと連携しあっと言う間に片付け終了。三城氏のフットワークの軽さに感心。雨のため、午前中で作業終了。無料で温泉に入らせて頂き、千葉3大ラーメンのアリランラーメン(ラーメン八平)に向かう。山奥にも関わらず、凄い行列。1時間以上待ち、やっとありつける。凄いにんにくと玉ねぎにびっくりしながら皆完食。確かに一度食べたら忘れられない味であった。以上とても印象深いボラでした。

 

 

◎11月3日日曜日

千葉の長柄町。新聞報道があったためか、朝からボランティアセンターにはたくさんのボランティアの人たち。マッチングなどの作業もスムーズに進む。久しぶりに充実したボランティアセンターに来た感じ。隣の一の宮町などからの応援もたくさん来ている様子。台風15号の鋸南町は、周囲の自治体もすべて被災していたので、応援もままならなかった。今回の長柄町とは違う。災害は自治体によってかなり事情が異なってくる。そうした個々の事情の情報をどう収集して、対応していくか。そうしたことも求められていく。水害にあった民家のガレキを運ぶ作業。終了後は近くの民家での作業を手伝う。昼ごろから雨が降り出し、この日のボランティア作業は午前中のみに。ボランティアセンターで温泉に入って、体をきれいに。ラーメンを食べて帰京。

 

 

◎10日の作業は、土砂の掻き出しでしたが、量も多く、大人数で作業したにも関わらず、肉体的にとても大変な現場でした。
しかしながら、依頼主の御宅の方々も朝から総出で作業をしていて、やはりそういう姿勢を見るとこちらも「頑張らないといけない!」と、いつもよりやる気が湧いてきました。ボランティア任せにするのを悪いとは言いませんが、やはり僕は人間。ああやって、依頼主さんと一緒に作業できるとやはりメンタルに違いがでます。そしてなにより、87歳のおばあちゃん。いやー誰よりも元気なその姿に驚かされました。
つい自分のばあちゃんと比べてしまいました。腰も特別曲がってないし、話す言葉もしっかりしているし、どこからあの元気が湧いてくるのか…秘訣を聞いてみたいものです。こういうスーパーシニアに出会うのも、まさにボランティアの醍醐味かなと思います。ボラセンの温泉もgood。作業後移動なしですぐ入れるのはとても幸せな事です。ありがとうございました。

 

 

◎今回、二回目の長柄町での作業でした。

前回は水害ゴミの撤去、今回は土砂崩れによる泥の撤去。同じ町で異なる作業があるのがこの地域の特徴だと思いました。裏山の土砂が流れ込んだのをかき集め、軽トラでピストン輸送する作業です。家主さんも含めて15人程度でおこないましたが、一日中やっても終わりません。聞くともう2週間この作業やってると!それでも今日は進んだと喜んでおられました。

 

 

◎①早起きして②体を動かし③終わった後のビールが美味い!

に加え④感謝していただける点、休日ゴルフへ行くよりもずっと良い!と感じました。

「ボランティア」という言葉負けして、私なんか、、、とこれまで参加できなかったことを恥ずかしく思いました。

他のみなさんも「ジム通いの代わり!」など、気負わずに「ご自身のため」に活動されているのが印象的でした。

「ボランティア=高尚な活動」意識ではなく、気軽なお手伝い感覚で今後は参加できればと思っています。

 

 

◎千葉県のボランティア初参加でしたが

現地ボラセンには長蛇の列ができていて、全体的なボランティア意識の高さに少し驚きました。当日担当したお宅では 重機の入れない場所だったのですべて人手での泥かき作業でしたが、このような場所はほかにも沢山あるのだろうという想像がつきます。家は残っていても実はかなり困っている人達が居ることを知ることができました。頻繁に参加することは難しいですが、今回は少しでもお手伝いができて良かったと思います。

 

 

◎11/10 長柄
裏の崖が崩れたお宅での土砂の撤去を実施。前日まで作業を実施していたようだが、この日も非常に大量の土砂を運び出し、崩れた土砂の量がいかに膨大であったかを感じた。その中で、被災されたお宅で最年長のおばあさんが一番元気に働いていらっしゃったのが非常に印象的だった。我々若者(もう若くはないが)はまだまだ精進が必要だなと感じる。。撤去した土砂の行き場も大きな問題と感じた。たまたま近所に受け入れてくれるところがあったものの、撤去した土砂の量を考えると、いずれ行き場がなくなるんだろうなと感じた。もともと災害が少ない地域とのことだが、周りを見ると、周囲のいろいろな場所で土砂崩れが起きていることにも驚いた。これまで起きなかった地域でも災害は起きうるのだな、ということも認識しておかないといけないんだなと思った。活動後、ボランティアセンターですぐに温泉に入れたのが嬉しかった。ボランティアの後の温泉は最高。

 

 

◎ボランティア活動の事は以前から知っていましたが、なかなか飛び込む勇気がありませんでした。ただ、参加してみて、この活動を理解し協力する仲間が支えてくれていて、三城くんもその仲間を大切に思っていることがよくわかりました。バスの到着場所から現地の受付→オリエンテーション→マッチング、といった活動の1日の流れが掴めたので、次からはハードルが下がるなと感じました。また、マッチング次第でその日の作業がハードな場合とそれほどでもない場合があるのだろうなと思いました。ボランティアを受ける側のご家族は、多くの人が作業に集まってくれることに、安心とパワーを得られていることと思いましたし、そう実感出来ることがボランティアする側の活力源になるのだと感じました。他のボランティアの方との出会いも新鮮でした。いろんな方と話すのは楽しいですね。三城くんが行き帰りのワゴン車の中でもずっと仕事をしていて、この活動を継続しているのは苦労も多いだろうなと思いました。以上、何事も実際に経験してみるものだなと思いました。貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

 

 

◎同じ地区でも数軒違うだけで、水分の量、土の重さが全然違い、作業内容も変わって来る事、同じ山でも少し位置が変わるだけで被災の状況も変わってくる事を実感しました。また、今回の被災地区では地域(ご近所)の協力体制がとても良い関係に見えました。体制を作っているわけではないと思うので、困ったときの助け合いの精神が伝わってきて この地域の人付き合いの良さが感じられます。卵は 黄身の味が濃厚で美味しかったです。長柄町の温泉は、お湯の色も独特で、肌感もトロトロしているので、もっと宣伝したら町おこしにもつながるのでは?と思いました。

 

 

◎7年間千葉県に住み、取材もさせていただき、お世話になっておりながら、千葉の皆さんが困っているときに、私は何もできておりませんでした。

Nさんからユニコンのお話を聞いたときは、まさに私が探していたもので、やっほ~と喜んでいた次第です。ところが、初めて参加させていただいたものの、他のボランティアの皆さんの邪魔になっていないか・・・、せめて邪魔にならないように・・・と立ち回るのに精いっぱいでした。終了間際に、水路を作るお手伝いができたのが、何よりの救いでした。今回、ベテランボランティアの皆さんから、たくさん学ばせていただきましたので、次回は、もう少しお役に立てるようになりたいなと思っております。泥かきはとても重くて、こんなに重労働なんだと、大変さを思い知りました。映像を見るだけでは、分からないことがたくさんありました。今後ともどうぞ、ご指導の程、宜しく御願い申し上げます。

 

 

◎11月17日日曜日。この日も長柄町。裏山が崩れた民家。その泥の撤去作業。人数をかけて、ひたすら泥をかき出し、運ぶ作業。がけ崩れはたいへんだ。裏山には土がむき出しになったまま。また雨が降れば、崩れる恐れがある。周囲の集落を見ても、裏山を抱えたような家々が多い。これからも想定上の雨が降ることが考えられる。そうした家は、防災も大変だと思う。一日、ネコ車で泥を運び続ける。ボランティアらしい作業が一日続く。ただ人数が多いため、少しずつだが作業は進み、午後3時には、ある程度、片付く。ただ週末には雨が予想されているため、早めの手当てが必要。

今年は災害が相次いだが、その後の週末は雨が続き、各地での復興作業もあまり進まなかった。100年に1度、50年に一度の災害が、毎年起きている。これが異常気象というのだと思う。「ボランティア元年」と言われた阪神大震災から、もうすぐ四半世紀。ボランティアについて、根本から社会のコンセンサスを取り直すタイミングに来ているのかもしれない。そんなことを思いながら、混んでいるアクアラインを通り抜けて帰京する。

 

 

◎11/17 長柄 前週と同様、土砂崩れの土砂の撤去を実施。今回の現場では崖から水が未だに出続けており、降雨があればさらなる土砂崩れの危険があるように感じた。水の流れに沿って土砂も流れ続けており、なかなか土砂の撤去が進まず、また、水を含んだ土砂がこんなに重かった、というのも久しぶりに実感した。先週に引き続き、今週も近所の方が協力して被災したお宅の片付けをされていたのが印象的で、都市部での活動とは対象的だなと思った。
帰りに買った長生たまごで食べた卵かけご飯がすごく美味しかった。車が無いと行くのが難しいが、また買いに行きたいなと思う。

写真は、長柄町の集積場、ボランティアセンター、アリランラーメン

広報の大塚です。
前回の投稿を一旦削除し、書き直しております。ご迷惑をおかけします。
今回は、昨年の令和元年台風19号被害に遭った福島県いわき市での災害ボランティア活動をされたメンバーの方々4名のご感想をアップいたしました。
どうぞご覧ください。

 

 

◎~いわき参加感想~ 台風19号が過ぎた後、千曲川、多摩川、阿武隈川、那珂川というような一級河川流域の被害は大々的に報じられていたのですが、正直いわき市の水害に関しては、あまり目にする事がなかったのでそれ程心配していませんでした。ところが、親戚が撮ってきてくれたいわき市の写真を見ると、主要街道に被災物の山が脈々と続いているではないですか、その様子はまさに昨年の真備のようでした。ちょうどユニコンで軽トラを購入したので、活用出来るのではないかと思い。いわき市に飛びました。災害VCはいわき市行政の中心街区にある社会福祉協議会にほど近い駐車場で営まれていました。この時期開設されているVCとしては、正直、小規模な方でした。ただ、倉敷や福岡など全国から応援スタッフも入っていて、運営もスムーズな印象です。丁度、鋸南町のVCにお手伝いで入っていた時のスタッフも入っていたので被災・復興の状況を伺う事が出来ました。台風19号がもたらした災害は、本当に広範囲に亘っているためボランティアも分散してしまい、いわきは新たに寄せられるニーズが日々完了していくニーズより多いような状況だそうです。東北地方からのボランティアがもう少し来てくれないかなぁと語っていたのが印象的でした。この日の作業は被災物を仮置き場に運搬撤去する仕事です。それぞれの自治会単位で、近くの公園や街道沿いに被災物を搬出していたのですが、恐ろしい量の家財がそこここに溢れてしやまったため、小川地区の市民運動場を急遽仮置き場にして、そこに集積するようにしたそうです。小川の仮置き場も既に凄い量の被災物の山が出来ていましたが、町中に溢れているものを再度、こちらに運ぶとなると、それはそれで大変な時間と労力が必要です。ボランティアに任せるか、行政で作業するか、国も含めて検討を始めたと言っていました。作業に入ったお宅のご主人は、ボランティアを頼むのを遠慮して、今までお一人で作業されていたそうですが、やってもやっても終わらない現状に絶望感を抱き、依頼してきたそうです。現在住んでいる母屋以外に、旧家と倉庫があり、とても一人で出来るような規模ではありません。ともかく箪笥など大きなものをドンドン仮置き場に運んで行きました。全体としてはまだ何分の一というくらいしか出来ませんでしたが、大きな物が片付き、スッキリした様子を見て、涙を流されていました。きっと大きな負担が心に重くのし掛かっていたのでしょう。いわきには、そうしょっちゅう足を運べないかも知れないけれど、継続的に訪れて、成り行きを見守って行きたいと思いました。

 

 

◎11/4 いわき いわき市は東京から遠いイメージだったが、車で2時間半の距離であり、それほど遠くないことに驚いた。台風19号の襲来から3週間程度しか経っていなかったが、公園や道路脇等に浸水した家から運び出された行き場のない家財等が積み重なっている光景をいくつも見かけ、災害の甚大さと復旧への道のりの長さを感じた。作業は浸水した家財等や、庭にたまったヘドロを回収しての水害ゴミ仮置き場への運搬だったが、仮置き場に集まったゴミの多さ、途切れなくごみが運び込まれる様子からも被害の大きさを感じることができた。そして、集積所に向かう途中で見かけた、夏井川の橋脚に巨大な流木がひっかかっているのを見て、自然の力の大きさ・強さというものを改めて実感した。ちなみに、ここは白鳥の飛来地で、12月にはかなりの数の白鳥が飛来していた。お昼に寄ったラーメン屋さんで、ボランティアに来たと話をしていたら、餃子をごちそうして頂いたのが嬉しかった。

 

 

◎12/8-10 いわき 初日は家の中から運び出したもの集積所への運搬、2日目は水没した軽ワゴン車の中の掃除とごみの運搬、畑の水路の泥かき、3日目は庭にたまった土砂の掻き出しと集積所への運搬を実施。一ヶ月前と比べると、いろいろなところに溜められていた行き場のない家財等々が随分片付けられ、少しずつ復旧が進んでいるように感じられたが、一方でボラセンへのニーズも途切れておらず、人の手でやらないといけない作業も多く残っていることから、まだ先が見えないなという印象を受けた。集積所も12/15での閉所が決まっていたようだが、全体的に疲労感が漂っているように感じた。まだまだ自分たちにもできることがあるように感じた。
今回は久々の宿泊だったので、いわきの美味しいものもいろいろ食べられた。初日はどぶ汁。話は聞いていたが、まさかこんなに美味しいとは。。。鍋にたどりつくまでに相当食べて腹一杯だったのに、雑炊までしっかり食べてしまった。これはまたここに来て食べてみたい。次はちゃんとお腹の余力を残した状態で。。。2日目は飲み歩きチケットを使っていわき湯本飲み歩き。蕎麦屋と焼き鳥屋に行ったけど、どのお店も美味しかった。ここはどこのお店もレベルが高い。。ただ、月火休みのお店が多いのには要注意。3日目も美味しいきじ重を食べてから東京へ。どこの宿の温泉も良かったし、こりゃまた飲み歩きに来ないといけないな。

写真は、いわき市の災害ボランティアセンター、決壊した夏井川、被災物の集積場

 

◎チーム・ユニコン いわき市災害ボランティア活動に参加して

11/4(月)に福島県いわき市で災害ボランティアに参加しました。いわき市では10/12(土)~13(日)にかけての台風19号と10/25(金)の大雨で夏井川が氾濫、流れ込んだ土砂によって多くの住宅が床上浸水の被害を受けました。

早朝、自宅を出発、福島県いわき市災害ボランティアセンターでマッチングして、いわき市平中平窪のお宅にて庭の泥かきをしました。幸い日差しはあるものの心地よい風が吹いていたので、気持ちよく作業できました。最初7名、追加で5名+2名、軽トラで6回くらいかかって運び出すほどの量で、おそらく200袋以上の土嚢袋ができました。

地面の表面を覆い、少し固まってきてひび割れた泥の塊を、スコップや手で土嚢袋に詰めていきます。まだ水分を含んだ泥はなかなかの重量で、始めはよかったものの後半戦は私も参加の皆さんも何度も背中を反らして腰を伸ばしながら作業しました。

今回のお宅は平屋で1階部分が床上浸水。地面から210cmまで、床上からだと150cmくらいの位置までの浸水になるため、基準の床上1.8m以上に届かず全壊にならない状況とのことでしたが、実際には住むことができる状態ではありません。

家の中の発泡ウレタンの断熱材も剥がすと柱は濡れてしまっていて、全て剥がして乾燥させないと駄目なようです。

ご主人と奥さまのお話では、深夜に近くの夏井川が決壊したと聞いて、過去にも床下浸水を経験していたのですぐに車で避難したから車は無事だったけれど、2日間は規制されて家には帰れなかったそうです。やっと入れるようになって、膝上くらいまで水に浸かりながら家に戻ったら、玄関から入ると冷蔵庫の上に畳があり、タンスの表が上を向いて倒れていて何が起こったのか、という状況だった、とおっしゃっていました。

ご近所の方は、水位が上がって屋根に上って逃げたり、天井裏で顔だけ出して難を逃れたりした方もいたそうです。

農家で田んぼの稲は、幸い何とか耐え凌いだ部分が多いようでしたが、家に置いておいた一年かけて収穫したお米は全てダメになってしまったそうです。

被災したご自宅の撮影は控えたため写真はありませんが、1.7m以上の部分は補償の問題もあるので現状維持するためにまだ手をつけられず、それより下の部分を徐々に作業しているとのこと。庭の泥かきも含め、ご夫婦で少しずつやってもなかなか進まないのでとても助かる、とおっしゃっていただきました。もし自宅がこの状態になったら、と考えると、家族だけではいつになったら作業が終わるのかと、途方に暮れてしまうところです。

前日からボランティアが入ったとのことで、その日の活動で広いお庭の表側はだいぶきれいになりましたが、まだまだです。しかし、ボランティア自体のニーズは他にもたくさんあるため、続けて同じお宅に入れるかどうかはわかりません。

一つ目の写真は許可をいただいてお庭から外を見る向きで撮影させていただきました。きれいな景色ですが中央左手の松の上には、茶色いわらのような枯れ草が乗っています。この高さ(赤線の位置)まで水で埋まってしまったことを想像すると、本当に大変なことだと実感しました。

二つ目の写真は、現場からの帰り道の災害で使えなくなってしまった家財などの山です。集積場には私は行けなかったのですが、行った人の話では見上げるほど山のように積みあがっていた、ということでした。被災地にはまだまだ人手が必要、再びお手伝いできればと思うのでした。

さて、作業後には「いわき湯本」の温泉に。いわき市のボランティア後は割引きしていただけて、温泉で疲れを癒してから帰ることができました。皆さんも、ちょっと充実した温泉旅行はいかがですか?