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3月15-17日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。

15日・16日は、七尾市石崎町にてsien sien westさんと連携させて頂いての活動でした。

15日は朝礼の後、軽トラチームと3トンダンプチームに分かれて、軽トラチームは家財の搬出・仮置き場への運搬を、3トンダンプチームは解体したブロック塀の運搬を主に実施しました。
この日は仮置き場の待ち時間が1時間程度とこれまでよりも少なかったこともあって、作業は順調に進み、家財の搬出4件、解体したブロック塀の運搬2件を実施することができました。
その中で、午後最後に対応した家財の搬出には3トンダンプチームも合流したものの、搬出しきれず、翌日への継続案件となりました。
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16日も、ラジオ体操からスタート。
この日は愛知県からいらっしゃったヘルピングハンズさんが参加され、かなりの大人数での活動となりました。
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人数が多かったため、3チームに分かれての活動となり、2チームは傾いたブロック塀の解体作業を中心に、1チームは家財出しを中心に実施しました。

午前中、家財出しチームは前日からの継続となった家財出し実施後、別のチームが実施していたブロック塀の解体作業のお手伝いを実施しています。
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午後は、ブロック塀の解体が終了したもう1チームと一緒に、解体したブロック塀の搬出・運搬1件、家財の搬出・運搬2件を実施しました。
この間に、午前中から実施していたブロック塀の解体も完了しています。
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その後、ベースとなっている石崎保育園に戻り、一時期、被災物を仮置きしていた園庭の清掃を行い、終礼をしてこの日の活動を終えました。
この日は人数が非常に多かったこと、仮置き場の待ち時間が(なんと!)殆どなかったことで、非常にスムーズに作業が進みました。
やはり、災害ボランティア活動を実施していく上で、多くの人が参加することで得られるメリットが非常に大きいことが、この日の活動でも実感できました。
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17日は、午前中のみでしたが志賀町ボランティアセンターでの活動で、谷田地区のお宅にて冷蔵庫等の家財の搬出、屋根から落ちてしまった瓦の回収を行い、仮置き場の富来野球場まで運搬しました。
こちらも1往復で無事作業が完了しました。
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ボランティアセンターへ戻って活動の報告をし、この日の作業は終了しました。

能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況であり、多くの人手を必要としています。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
今後の活動の予定についてはHPにアップしておりますので、適宜ご確認いただき、もしご都合が合えば活動にご参加いただけるとうれしいです。

また、活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

3月9日・10日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。

今回は両日とも、七尾市石崎町にてsien sien westさんと連携させて頂いての活動でした。

9日は、被災した家財の運び出し3件、解体したブロック塀の搬出3件を行いました。
運び出した家財は、sien sien westさんがベースとしている石崎保育園の庭に仮置きし、ブロックはダンプで仮置き場に搬出しました。
対応した6件のニーズのうち5件は完了、1件は翌日への継続案件となりました。
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10日は、前日から継続の1件の家財出しと、ブロック塀の解体作業を行いました。
この日は前日から参加されている長崎からいらっしゃった方と、長野からいらっしゃった親子に加えて、地元商店会の青年団6名を加えての活動で、家主さんと家主さんの友人4名もお手伝いしてくださいました。
解体したブロック塀の積み込み・搬出作業は午後に残すことになってしまいましたが、ブロック塀の解体までを午前中に終了することができ、ここでチーム・ユニコンのメンバーは東京に戻ることとなりました。

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能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
今後の活動の予定についてはHPにアップしておりますので、適宜ご確認いただき、もしご都合が合えば活動にご参加いただけるとうれしいです。

また、活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

3月2日・3日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。

2日は、七尾市石崎町にてsien sien westさんと連携させて頂いての活動でした。
この日は、雪が降ったり止んだりの寒い1日でしたが、地域の皆さんとのラジオ体操で活動を開始し、計5件のお宅での家財搬出・崩れた壁材の撤去・軽トラでの運搬を行なっています。
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午前中は3件のお宅で活動、そのうち、最初のお宅は横綱輪島さんのご実家の近くで、70代の家主さんからは子供の頃一緒に相撲をとった話を伺ったそうです。
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午後も、2件のお宅で、冷蔵庫などの家財出しを行いました。
活動したお宅の中には敷地内にき裂が走っているお宅もあり、また、いまだ断水は継続中とのことです。
集めた家財は一旦sien sien westさんのベースに集め、一部を仮置き場に運搬しました。
また、それらの作業と並行して、解体したブロック塀を能登中島にできたダンプ対応可能な災害廃棄物仮置き場へ、3トンダンプで2往復運搬しました。
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活動後は報告会をして、この日の活動は終了しました。
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翌3日は、志賀町酒見地区の80代の女性が一人暮らしをされているお宅にて、2階からのタンス、机、布団などの搬出作業を実施しました。
搬出した家財は、富来野球場の仮置き場へ運搬しました。仮置き場では待ち時間もなく、スムーズに作業を進めることができました。
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作業をした酒見地区でも、倒れたままとなった家屋がそのままとなっていたそうです。
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この日は午前中で活動を終了し帰京しましたが、朝から風がひどく、さらに風が強くなった午後の志賀町での活動は中止となったそうです。
志賀町のボランティアセンターに集まるボランティアさんの数も、少しずつ増えている印象です。
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能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
今後の活動の予定についてはHPにアップしておりますので、適宜ご確認いただき、もしご都合が合えば活動にご参加いただけるとうれしいです。

また、活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

2月23日・24日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
今回、ようやく自分も活動に参加することができました。

23日は、七尾市石崎町にてsien sien westさんと連携させて頂いての活動でした。
活動内容は、被災されたお宅から搬出した家財の整理、災害廃棄物仮置き場への運搬でした。

活動したお宅は、お祖父様の代に建てられたものだそうで、なんとか定年まで住むことができれば、と考えていらっしゃったそうですが、今回の地震で大きな被害を受け、住み続けるのも難しい状況となってしまってそうですが、かといってどこかに移るにも移る先がない、という先行きの見えない状況とのことでした。
お話を聞いて、なんとも言えない気持ちになりましたが、とはいえ、自分達にできることをするしかない、ということで、家主さんが搬出された家財を粛々と軽トラに運び込み、仮置き場への運搬を行いました。
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とはいえ、七尾市の災害廃棄物仮置き場はいつも通りの大混雑、長蛇の車両の列となっており、午前は90分待ち、午後は120分待ちとなってしまったために、この日は2往復しかできず、搬出していただいた家財を全て運搬することができず、翌日への継続案件となってしまいました。
仮置き場周辺でも、アスファルトが割れていたり等、震災の被害を受けていることを見てとることができました。
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この日はsien sien westさんのベースでの宿泊でした。
ベースに戻ると別の団体さんが炊き出しの準備をされており、自分も少しだけお手伝いをしました。
この地区では未だ断水が続いており、台所仕事がなくなる炊き出しは非常にありがたい、とのことです。
断水の解消に向けては、他県からの応援を受けた作業が続いているようで、活動中にも作業されている方々をお見かけしました。
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また、滋賀からいらっしゃっていたNPO法人 Faithful Friend Societyさんから、活動後に酒粕入りおでんの賄いをいただきました。
おでんを頂きながら、一緒に宿泊されている方々から、能登での被災の状況や、様々な活動の様子を聞くことができました。
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翌24日は午前のみの活動となりましたが、前述の七尾での家財運搬チームと、志賀町での活動を行うチームに分かれて活動を行いました。

継続案件となった七尾市での家財運搬は、この日、軽トラに加えて3トントラックも動員することで、搬出した家財を無事全て仮置き場へ運搬することができました。
この日もやはり大混雑で、120分待ちだったそうです。
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志賀町のチームは、志賀町災害ボランティアセンターさんでのマッチングを受けて、富来地頭町で家財の搬出、運搬作業を行いました。
志賀町の災害廃棄物仮置き場は富来野球場に開設されていますが、待ち時間もなく、スムーズに作業を終えることができました。
今回、こちらのお宅から搬出した家財の運搬は終了、今後、搬出する家財が整理できた段階で再度ボランティアセンターにご連絡いただけるということとなりました。
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作業の合間に見た七尾市・志賀町の様子は、おそらく珠洲や輪島、能登町、穴水といったより被害の大きな地域ほどではないのかもしれませんが、いまだに倒壊した家屋がそのままの状態となっており、倒壊していないまでも屋根を含めて大きな被害を受けている家屋が多いことが見て取れました。
また、一部津波の被害を受けた地域では、漁船が打ち上げられていました。
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能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
今後の活動の予定についてはHPにアップしておりますので、適宜ご確認いただき、もしご都合が合えば活動にご参加いただけるとうれしいです。

また、活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

2月17日・18日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。

2月17日は石川県七尾市石崎地区での活動でした。
80代の女性が一人暮らしされているお宅の周囲を囲むブロック塀や門柱が、地震の被害で倒れたり大きく傾いていたりしていました。
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断水が続く中、これらの前を通りながら生活されていたそうですが、今後強い余震が発生した場合に倒壊の危険があることから、それらの撤去作業を行いました。
まず、ハンマー等を用い、ブロック塀を分解していき、それらと家財とを軽トラ・ダンプに積み込み、集積場へ運搬しました。
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集積場は大混雑で、1度目の運搬では120分待ちの表示で実際には90分程度、2度目は90分待ちの表示で実際には60分程度、それぞれがれきを処理するのにかかりました。
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その後も1往復し、全て運搬しきれなかったものの、ブロック塀を大方撤去することができました。
このお宅1軒のブロック塀だけで、軽トラ5台・ダンプ1台分での運搬が必要となりましたが、それでも全ては運びきれず、また、周辺にもブロック塀が崩れたお宅がたくさんあり、重機等での対応を含めた活動がまだまだ必要な状況であることが感じられました。
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この日は、ベースに戻って反省会をして活動を終了しました。
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翌18日は、志賀町福間地区での活動でした。
この日は、3棟あるお宅の家財の災害廃棄物の仮集積場への運搬を行いました。
軽トラ1台では終わりそうになかったため、仮集積場へ一往復した後、災害ボランティアセンターにあったもう1台の軽トラも使用させていただき、お昼までにほぼ作業を完了することができました。
一方、家主さんからは、まだ屋内に廃棄したいものがあるとのことで(屋内から屋外への運び出しは、倒壊の危険が伴うためボランティアでは実施できないことになっていたため、運び出しは家主さん側での作業が必要)、継続案件となりました。
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ここでこの2日間の作業は終了し、東京に戻りました。

能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。

活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

2月12日に、第5回通常総会を開催しました。
新型コロナ感染症に関する制限が緩んだことに伴い久しぶりの実開催となり、2023年の活動報告、2024年の活動についての活発な議論を経て、無事全議題が承認されました。

今年は1月1日に令和6年能登半島地震が発生したことを受け、被災地での支援活動、およびリモートでできる支援としてのアシスト瓦作成会を実施しており、今後も能登半島地震の被災地への支援に関する活動を継続していきます。

現地での活動に参加された方からは、なかなか復旧へと進んでいかない歯痒さや、現地での活動における人手不足についての声が聞こえてきます。
チーム・ユニコンとしても、少しでも現地での力になれるよう、週末を中心とした能登半島へのボランティアツアーを継続いたします。
被災地で力になりたいと思っている方や、被災地での活動にご興味をお持ちの方は、「無理なく、自分にできる範囲で」活動にご参加いただければと思います。

また、現地での活動が難しい方がリモートでできる支援として、復旧が進んだ後に必要となるであろうアシスト瓦の作成会を開催しております。
現地での活動状況やニーズを見ながらの開催とはなりますが、なるべく頻度を上げて実施していきたいと思います。
ご興味がございましたら、こちらのページをご確認いただき、参加登録をしていただければと思います。

加えて、もし首都圏で大きな地震が起きた場合に備えた対策・体制作りや、被災地域振興のための広報事業も実施していきます。

活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきますので、チェックしていただければと思います。

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総会の様子

2月11日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。

この日は志賀町富来地区の60代の女性が一人暮らしをされているお宅での活動でした。
地震の影響により、家や納屋は傾いてしまっており、室内は壁のスレートが割れて散乱しており、サッシのガラスも割れたまま、大晦日に貼り替えたばかりの障子も壊れて破れてしまっていました。
一方、ペットの猫が5匹いるため、避難所へは行かず、40日間もこの環境で在宅避難を継続されているそうです。

活動は、まず、タンス、テレビなどの家電、崩れたスレート、ガラス片などを片付け、軽トラに積んでいきました。
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それらは軽トラで富来野球場にある災害廃棄物の集積場へ運搬しました。
前週は40分以上並んだ集積場も、今回は5分程度の待ち時間で済み、午前中に廃棄物の運搬を3往復実施することができました。
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その後、荒れたままだった仏間などをきれいにし、午前中で活動を終了しました。
途中、緊急地震速報が鳴り、畑に避難する場面もありましたが、揺れも小さく大きな被害はありませんでした。
一方、被災地ではこのようにいまだ余震が続いており、不安を抱えたままの生活となっていることが実感されました。

また、発災から40日が経っても、周辺ではいまだ崩れたままの家がそのままの状態となっていました。
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能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。

活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

2月10〜11日にも令和6年能登半島地震の被災地での活動を実施しています。
2月10日の活動について、参加メンバーからのレポートをもとに報告します。

この日は、現地で活動を継続しているパパラさんのチームに加わり、七尾市で活動を行いました。

まずは、石崎保育園を今後の宿泊ベースにすべく、石崎福祉会館から石崎保育園へ、トラックで2台の仮設トイレを運搬しました。
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その後は、石崎地区のお宅にて、玄関脇の片付けや、隣の路地を塞いでいる崩れたブロック塀の整理などを行いました。
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午後は、別のお宅のがれきの撤去を行いました。
がれきをバケツリレーの形で軽トラとダンプまで運びました。

ダンプに積んだがれきは、近くの集積場まで運搬しましたが、重機がないのでダンプは使えないということで、がれきを一つ一つ手で廃棄することになりました。
また、軽トラはがれきの運搬を2往復することができました。
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活動終了後、石崎小学校に戻ると炊き出しが実施されており、かき揚げ蕎麦をいただくことができました。
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能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。

活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。

リモートでもできる被災地への支援の一つとして、復旧が進んだ際に被災地にて必要になるであろうアシスト瓦の作成会を実施しておりますが、2月11日に、東京都中野区にて第3回アシスト瓦作成会を開催しました。
今回は、初参加の3名の方を含めた6名の方にご参加いただき、アシスト瓦を38枚作成いたしました。
連休の中日だったにも関わらず、ご参加いただきありがとうございます。

令和6年能登半島地震の被災地に行けないまでも、自分にも被災地のために何かできないか、という想いから参加して頂けた方もいらっしゃいました。
アシスト瓦が必要とされるのはもう少し先のステージではありますが、その際にはそのような想いも現地に届けられたらと思います。
また、前回よりも参加人数が多かった一方で、作業はだいぶ効率化できたように思います。
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令和6年能登半島地震の被災地にて復旧が進んだ際に必要となる可能性に備え、今後は学生さんの長期のお休み時期にとらわれず、頻度を上げて作成会を開催していきたいと考えています。
開催が近くなりましたら改めてご連絡致しますが、本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡いただければ、今後の予定や活動の詳細についてお知らせできると思います。
また、作成会当日は出入り自由ですので、ご都合が良い時間に是非ご参加ください。

2月3〜4日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。

この2日間は志賀町での活動でした。
まずは志賀町の災害ボランティアセンターでのマッチング。
こちらはスムーズに終了し、早速現場へ。
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2月3日の午前中の活動は、鵜野屋地区の80代の女性と息子さんが2人で生活されているお宅で、地震で倒れた和ダンス、下駄箱、ずれたキッチンなどを元に戻し、屋根から落ちかかっていた鬼瓦を取り外し、濡れた畳やコンクリートのがれき、割れたガラスなどは軽トラで一時集積場まで運搬しました。
こちらのお宅ではまだ断水が続いており、雪を溶かして生活水としているそうです。
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周辺ではあちこちで土砂崩れが起きていました。
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軽トラ組は、富来の集積場までがれきを運搬しましたが、長蛇の列に並ぶことになり、がれきを捨てられるまで1時間程度かかりました。
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ボランティアセンターに戻ってお昼を食べた後は、荒谷地区に向かいました。
作業を行ったのは80代の女性が一人暮らしをされているお宅で、数日前に親戚や近所の方が家の中の危ないゴミや、倒れた石垣の石を空き地の一角に集めてくださっていたので、それらを軽トラに乗せて集積場まで運搬しました。
石垣があまりに立派なため、石が大きく、ハンマーで砕いて軽トラに乗せられる大きさにして軽トラに積んでいきますが、1回に積みきれる量ではなく、まずは積めるだけ積んで集積所へ。
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集積所では相変わらずの渋滞に並び、たどり着いた処分場の中でがれきを仕分けしながら受け取ってもらい、結局、この日は待ち時間30分を含めて1往復に1時間半〜2時間もかかってしまいました。
そのため、2度目に集積場に到着したのは15:20になってしまいましたが、すでにその日の受付が終了していたため、がれきを積んだままの軽トラでボランティアセンターに戻ることとなってしまいました。

翌2月4日は、前日がれきを積んだままだった軽トラで、新しくできた堀切地区の集積場に向かいました。
こちらも朝9時の時点で既に何台か待っていましたが、9時に受付をし、がれきを受け取ってもらい、ボランティアセンターに戻ってこの日の活動は終了、東京に戻りました。
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能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
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活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。