COVID-19の新規感染者数の増加も一旦落ち着き、まん延防止等重点措置も明けたことから、久々に医療用ガウン作成会を開催することができました。
2022年最初の作成会。今回は、川崎市多摩区での開催でした。
新しく来て頂いた2名の方を含む7名の方にご参加頂き、65着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

久々の開催ということもあり、作り方を覚えているか若干不安なところはありましたが、作り始めると体が作業を思い出し、順調にガウン作りを進めることができました。
また、新しく参加された方にも、すぐに作り方を覚えていただき、たくさんのガウンを作っていただくことができました。

 

医療・保険機関や介護事業者の皆さまに加えて、国内で災害の被害を受けた地域や、海外で災害や戦乱の被害を受けた地域でも必要となる可能性を考え、自分たちにできることとして、医療用ガウン作成は、感染拡大の状況を踏まえつつ今後も継続していきます。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

3/16深夜に発生した福島沖地震の被害に対してチーム・ユニコンとして何ができるかを考えるため、宮城・福島の被害状況と災害ボランティアセンター等の立ち上げの状況について、3/19〜20に実際に現地を訪れて確認してきました。

初日は東北道を北上、福島県須賀川市、郡山市の災害ボランティアセンターに立ち寄った後、宮城県に入って白石市で宿泊、翌日は宮城県角田市、丸森町、山元町、福島県新地町、南相馬市を通り、常磐道を南下して東京に戻ってきました。角田市、山元町、新地町では役場や災害ボランティアセンターに立ち寄ることができました。
立ち寄ることができた災害ボランティアセンター、社会福祉協議会、役場等では、被害状況、ニーズの状況等についてお話を伺っています。
自治体によっては、外壁等の損傷は少ないものの、家財を含めて家の中がめちゃくちゃになっているというところ、ボランティアセンターを設置したもののニーズは10件程度、というところもありましたが、一方で、昨年2021年2月の福島沖地震よりも大きな被害を受けたという自治体もあり、被害の状況は様々でした。
災害ボランティアセンターが立ち上がっているところも立ち上がったばかりであり、また、これから立ち上げるところも多く、現状では拾えていないニーズが掘り起こされ、これからニーズが増えていくことが予想されます。
角田ボランティアセンター

また、移動の過程で、道路の周辺の被害も確認しました。
特に被害が大きいと感じたのは太平洋沿いのエリアで、屋根瓦が落ちたり、外壁に被害があったり、という状況を目の当たりにしました。加えて、家の中の被害も大きいそうです。
高速道路やその他の道路でも、段差ができている、ひび割れが生じている等の被害を確認しました。
被害は、内陸では宮城県・福島県の県境あたりで大きく、それ以上に太平洋側で被害が大きいように感じました。
山元町・瓦が落ちた家 山元町・道路の被害  白石付近・高速道路の段差 白石・外壁の被害 白石・壁のひび割れ 白石・階段の被害 白石・地震の被害と思われるアスファルトのひび割れ 白石・陸橋の段差

また、新幹線の脱線現場も我々が宿泊したホテルのすぐ近くでしたが、JR東日本の方々が撤去作業を開始されていました。発災直後にも関わらず大変な作業に従事されていること、本当に頭の下がる思いです。
白石・脱線した新幹線

コロナ禍の現状を踏まえて、基本的には周辺にお住まいの方々からボランティアを募り、災害からの復興・復旧を目指していくというスタンスの自治体が多いですが、やはり、要支援者の方々からのニーズを掘り起こしていく中で、需要と供給のアンマッチが生じる可能性がありますし、すでに地域を限定せずにボランティアの募集をかけている自治体もあります。
昨年同様、チーム・ユニコンとしても何かのお役に立てる場面が生じる場面が生じるのではと思います。今回の調査を通じて構築したパイプをもとに、これからも引き続き情報収集を続け、チーム・ユニコンにできる支援を考えていきたいと思います。
直近では、GWあたりにまとまった形での支援ができればと考えていますが、今後の活動予定について具体的に決まり次第、HPやこのブログで共有していきたいと考えておりますので、ご確認いただければ幸いです。

少し報告が遅くなってしまいましたが、チーム・ユニコンも参加していた3/11〜13に日比谷公園にて開催されたピースオンアースは、無事終了しました。
3日間とも良い天気で、特に土日は半袖で十分なくらいの陽気でした。

3日目となる3/13には、トークステージにて青空朗読会を開催しました。
事前に、セカンドステージでチーム・ユニコンと朗読会の紹介をさせていただきました。

朗読会では、以前お伝えしました通り、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品を朗読しました。

『私の夢まで、会いに来てくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)
朗読会で読んだ本たち

朗読していただいたのは、松岡美桔さん、石川シンさん、鈴木隆さんです。

松岡美桔さん


石川シンさん


鈴木隆さん

我々がテレビで見る映像等も非常に衝撃的ではありますが、実際に体験された方の手記はそれらとは比較にならないほど生々しく、心に重く残ります。
また、映像では流されない部分が手記には残されており、実際に起こっていたけれども自分達が想像できていなかったことを知ることができます。
それらを役者さんたちが言葉にすることで、文章を読んだ時とは違った印象を受けたり、より生々しく情景が想像できたり、伝える人が間に入ることでより想いが伝わるように感じました。

手記を読む方によっても文章から受ける印象も変わると思いますし、それを言葉にする方によっても、きっと伝わるものも変わってくると思います。
今回は準備期間の関係で実現できませんでしたが、来年も朗読会を開催し、より多くの方に本書籍を手に取っていただき、ご自分で読みたいと思うものを選んでいただき、読んでいただける場を作りたいと考えています。

震災から11年、多かれ少なかれ記憶は風化してきています。
このようなイベントを通して、震災の記憶を繋いでいき、それを今後の防災・減災に少しでも繋げていくことができればと思います。

一方で、嬉しいこともありました。
ユニコンの隣には、VOAR LUZ(ボラアズ)さんがブースを開いていました。
チーム・ユニコンの右側、イチゴの大きな看板が目印でした。
ピースオンアース・ブース周辺
VOAR LUZさんは、気仙沼で、来たる高齢者社会に向けたビジネスの推進や、『みつける』『ひきだし』『つなぐ』をテーマに多くの魅力あるモノ・コトの情報の発信や販売をされているそうです。
今回も、気仙沼市階上地区で採れたイチゴや、気仙沼の名産品を販売されていました。
そこで、東日本大震災後のボランティア活動でお世話になった方のご家族にお会いできました。
イチゴも、我々が活動していたエリアで生産されたものでした。
前身のチーム・ユニオン時代から続けてきた活動で繋がったご縁をこのような場所で感じることができ、とても嬉しく思いました。
今年こそは気仙沼に行かないと!

東日本大震災以降、地震や水害、多くの災害が日本中で起き、起きました。
3.11だけに拘るのも、という意見もあるのではと思います。
とはいえ、未曾有の大災害であった東日本大震災を3.11に思い出す事をきっかけに、他にも色々な災害があったことを思い出し、防災・減災について考える機会となれば良いのかなと思います。
 

そして、3/16に東北地方で大きな地震がありました。
チーム・ユニコンとしてもできることがないか考えるため、3/19〜20に現地の状況も調査してきました。
その結果や、これから収集する情報をもとに、チーム・ユニコンにできる支援を考えていきたいと思います。
活動の予定についてはHPや本ブログでお知らせしていきますので、ご確認いただき、ご興味がございましたら問い合わせフォームからお問い合わせください。

昨日、3月16日深夜、東北地方を震源にした大きな地震が発生しました。
我が家も長く揺れが続き、自分もかなり不安になりましたが、東北ではより強い揺れが発生し、実際に被害にあった方も多いと思います。
現状、被害の全貌が必ずしもわかっていない状況ではありますが、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、また、負傷された方の早期の回復をお祈り申し上げるとともに、このブログを読まれた皆様がご無事に過ごされていることを願っております。

チーム・ユニコンでも、現在、関連する情報を集めております。
それを踏まえて、自分たちにできることがないか、現地調査の実施も考えております。
情報がまとまったところで、自分たちにできることと、必要な活動が何かを考えた上で、被災地に求められている活動を実施していきたいと考えています。
皆様の方でも何か情報がありましたら、是非ご共有ください。

今後の活動については、HPや本ブログでお知らせしてしていきたいと思いますので、ご確認いただければと思います。

また、今回の地震で被害が小さかった地域でも、いつこのような災害が起きるかわからない、ということを踏まえて、普段からの災害に対する備蓄等について目を向けていただければ嬉しいです。
自分も改めて身の回りの防災・減災について考えていきたいと思います。

昨日の3.11から日比谷公園で開催されているピースオンアースに、チームユニコンも参加しています。
今日はとても良い天気で、むしろ暑いくらいの気温の中、楽しくブースの運営を行いました。

ブースはこんな感じです。場所は、第二花壇の近くの6番です。

ブースの中には、これまでの活動報告やボランティアに関係する資料、今作成している医療用ガウンやフェイスシールド、そして明日の朗読会で朗読する書籍等を置いています。
いろいろな資料がありますので、お越しの際には是非ゆっくり見ていただければと思います。
書籍は、ブースの外に設置したテーブルや、ピクニックシートの上でゆっくり読んでいただいくこともできます。きっと明日も天気が良いので、のんびりと過ごしてください。
  

今日は、東日本大震災以降、ボランティアに参加できなくても、現地に旅行に行ったり、買い物をしたり、現地の方々といろいろなお話をしたりされた方や、災害ボランティアというものに興味を持っていただけた方、様々な方がブースを訪れてくれました。
様々な話を聞いて、自分が知らなかったことを教えていただけたり、新たな気づきがあったりしました。
このような活動から人の繋がりが広がってくことは、とても嬉しいことだなと思います。
また、震災からの自分達の人の繋がり、というものにも改めて気付かされることもありました。

ユニコンの周りにも、様々なブースが出展しています。
向かいのブースでは、小学生の子供たちが中心に、オーガニックコットンか、あるいはフェアトレード(購入により途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動)のコットンのバックを選び、世界に一つしかないエコバックを作る、というワークショップが開催されていました。
エコ、環境、SDGs、貧困といったキーワードをもとに活動されているそうです。
自分もフェアトレードのエコバックに、用意して頂いた型紙をもとに、こんなエコバックを作ってみました。
絵心はないですが、なんとなーくそれっぽい出来上がりになりました!(独創性がないというツッコミも受けましたが…)

また、第二花壇の近くでは、311本の旗がはためいています。
その中でイベントも開催されています。

そして、チーム・ユニコンにとっては、明日の青空朗読会が大きなイベントです。
3/13 の14:20〜14:50に、第二花壇のトークステージで開催です。
朗読する書籍は、東日本大震災の被災地で生き抜いた方の、非常にリアルな手記です。
非常に生々しい記録であり、内容も決して軽いものではありません。
とはいえ、震災から11年、記憶の風化が進んでいく中で、当時の記憶を紐解くことには大きな意味があると思います。
明日も良い天気のようです。お近くにお寄りの際、また、朗読会に興味のある方、是非ユニコンのブース、そして朗読会に立ち寄っていただけると嬉しいです。

先日お知らせしました、本日から3月13日(日)に東京・日比谷公園で開催される「ピースオンアース Peace On Earth」(HPはこちら)にて実施予定の青空朗読会につきまして、イベントの時間と場所が変更になりました。

日時:3月13日 14:20〜14:50
場所:トークステージ@第二花壇 (http://peaceonearth.jp/archives/3751)
読み手:松岡美桔、石川シン、鈴木隆

朗読するのは、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品です。

『私の夢まで、会いにきてくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)

既に以前お伝えしておりましたスケジュールで予定を組まれていらしゃった方にはお詫び申し上げます。
時間・場所は変わりましたが、ご興味がございましたら、是非ご来場下さい。

また、チーム・ユニコンはブース番号6番の位置にブースを構えております。
是非覗いてみて頂ければと思います。

*ピースオンアースでは、厚生労働省の接触確認アプリであるCOCOAをアクティベートしてのご来場・ご参加を推奨しております。ご協力のほど、よろしくお願い致します。

チーム・ユニコンのHPにも案内(こちらをクリック)がございますが、3月11日(金)・12日(土)・13日(日)に東京・日比谷公園で開催される「ピースオンアース Peace On Earth」(HPはこちら)に参加します!
今回はブースを構えての活動の発信に加えて、3月13日の15:40〜16:10に、2ndステージ(噴水横)にて青空朗読会を実施します。
朗読するのは、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品です。

『私の夢まで、会いにきてくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)

自分も今読み進めていますが、発災直後から丹念に取材された東日本大震災の被災者の方々の生の声が収録されており、当時のことを思い出したり、いろいろなことを感じ、また、11年の年月を通して少しずつ記憶が風化していることも感じました。
発災から11年経った3月に実施する朗読会に参加して頂くことで、被災された方々や亡くなられた方々に想いをはせて頂ければと思います。

また、今年は世界で胸の痛む出来事も起きており、「Peace=平和」と名の付くこのイベントへの参加を通して、平和への想いについても考えることができればと思っています。
コロナ禍の中ではございますが、ご興味がございましたら、是非ご来場ください。

年明けからブログの更新が滞ってしまい、申し訳ございません。
今年もこのブログで活動について報告していきたいと思います。

さて、昨年11月にかわさき市民活動センター様に医療用ガウン作成会について取材して頂いた内容を、川崎市のボランティア情報誌であるボラ・ナビ2022に、ピックアップ記事として掲載して頂きました!
ボラ・ナビ2022はかわさき市民活動センター、川崎市内の各区役所、市民館、図書館などの公共施設、社会福祉協議会などに配架されるそうですが、以下のHPからもPDF版を見ることができます。
ボランティア情報誌(ボラ・ナビ)

チーム・ユニコンの記事は6ページ(PDFの8ページ目)に掲載されています。
是非ご覧下さい!

実際の活動につきましては、年明けから続くオミクロン株の感染拡大に伴い、残念ながら実開催での医療用ガウン作成会は自粛中となっております。
今後の活動についても感染状況を見ながら、ということにはなりますが、東京都の新規感染者数もやや減少傾向となっており、なんとか3月中に作成会を開催できるといいなと考えております。

医療用ガウン作成にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

気がつけば年末。コロナ禍のせいか、年齢のせいか、今年は特に時間が過ぎるのがとても早く感じます。
今年最後の開催となる医療用ガウン作成会を、川崎市川崎区にて12/11に開催致しました。
8名の方にご参加頂き、ご自宅等で作成頂いた分を合わせて、77着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

今回は、以前出張作成会でお邪魔させて頂いた神奈川県立生田東高校の先生、生徒さんが参加して下さいました。
限られた時間ながら文化祭を開催できることになり、そこでガウン作りを実施したいとのこと。
ガウン作りの輪を広げる活動をして頂けることも嬉しいのですが、それ以上に、この2年弱、いろいろな行事が開催できなかった中で、文化祭が開催できる、というニュースをとても嬉しく思いました。良い思い出になるといいな、と思います。

今年もたくさんの皆さまにガウン作成会にご参加頂きました。本当に有り難うございました!
たくさんお皆さまに参加して頂けたおかげで、これまでに通算4000着を作成することができました。
一人一人にできることは限られていても、たくさんの方にご参加頂けたことでこんなにも多くのガウンを作成することができたことができました。
参加して頂いた皆さまに本当に感謝の思いです。
とはいえ、目標は10000着、まだまだ先は長いです。2022年も、一歩ずつ着実に活動を進めていきたいと思います。
2022年最初の作成会は、1月15日を予定しております。ご興味がございましたら、是非ご参加下さい!

医療・保険機関や介護事業者の皆さまに加えて、水害等で被災した地域でも必要となる可能性を考え、自分たちにできることとして、医療用ガウン作成は今後も継続していきたいと考えています。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

2021年最後の活動報告となります。
本年も、大変多くの方々に活動を支えて頂き、なんとか1年間を乗り切ることができました。
本当に、いろいろな方に支えて頂いて活動できていることを感じることができた1年でした。本当にありがとうございました。
一方、新型コロナウイルス感染症も未だ収束を迎えず、そんなことはお構いなしに毎年自然災害が発生しています。
このような状況の中、チーム・ユニコンとしても、引き続き自分たちにできることをこつこつと続けて行きたいと考えております。
2022年も引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
2022年はより良い年になりますように。皆さま、良いお年をお迎えください。

佐賀県大町町・嬉野市、熊本県人吉市での活動も、ついに最終日です。
11/6は熊本県人吉市にて、「め組JAPAN」さんのチームに加わって災害ボランティア活動に参加しました。
この日は、9/20にブラッシング作業を実施したお宅での洗浄作業を実施しました。

当日の作業開始前の状態です。
9月20日の作業の後もブラッシング作業や洗浄作業を継続して実施されていたそうで、泥が落ちて木目がきれいに見えるくらい木がきれいになったおかげで、随分お家が明るくなった印象を受けました。

高いところから順に洗浄作業を行ってきたそうで、今回は、根太・大引きから下の洗浄作業を実施しました。
高圧洗浄器で根太や大引き、べた基礎の泥を丁寧に落としていき、洗浄後にたまった水を泥と一緒に吸引していきます。

細かいところも丁寧に洗浄していきます。

たくさんある窓も一枚ずつ丁寧に。
そして、外壁もきれいに洗浄していきます。
 

洗浄作業はまだちょっと残ってしまいましたが、作業が終わった頃には、木の香りがするくらい、すっかりきれいになりました!
継続して作業に関われたお宅ということで思い入れもあり、きれいになったことがとても嬉しかったです!!

一方で、この日、め組JAPANさんが新しいニーズについての現地調査を行ったそうですが、いろいろな理由で被災後手つかずになっている案件が未だに残っているそうです。
発災から1年4ヶ月経った時点でもまだそのようなニーズが出てくる状況に、復興への道のりの長さを感じます。
また、人吉市の災害廃棄物仮置場が年末で災害ごみの受け入れを終了するということで、今後の活動がより難しいものとなることも予想されます。
そんな中で、め組JAPANさんは引き続き活動を続けていくそうです。我々としても、少しでも助けとなれるような活動を続けていきたいと思います。
今回の活動はこの日で終了となりましたが、引き続きチーム・ユニコンとしても、め組JAPANさんと連携して佐賀県・熊本県での災害ボランティア活動を続けていきたいと思います。

作業が終わった後は、人吉温泉の元湯に浸かって汚れと疲れを取った後、鹿児島空港から東京へ。
2011年から10歳年をとって体力が落ちた上に運動不足の中、久々の5日間の長丁場を乗り切れるかどうか不安でしたが、なんとか無事に乗り切ることができました。
すぐにというわけにはいきませんが、近いうちにまた九州に飛んで、活動に参加したいです。