Covid19の感染拡大防止のためということで、各地で次々とイベントが中止、延期、規模縮小となっています。

劇団チーム・ユニコンの旗揚げプロデュース公演はまさに3月11日から22日に予定されており、その渦中にあります。

その稽古場にFM世田谷さんが取材に来てくれました。

本日3月4日よる10時からの『劇ナビ!!』

パーソナリティ植本純米さんと主演の近江谷太朗さんが『エール!』について、
ウィットに富んだそれでいて熱いトークを繰り広げました。

 

僕もちょこっとお話に加えて頂きました。

是非『劇ナビ!!』を聞いて、
そして『エール!』を観に来て欲しいと思います。

『劇ナビ!!』 3/4(水) 22:00  83.4MHz

ネットでもタイムシフトで聞けます➢コチラ

 

舞台『エール!』 チケットの予約・購入は➢コチラから。
前売り予約、ご購入の方には豪華パンフレットがもれなく付いて来ます!

 

昨日は稽古3日目、初演のメンバーが8名中6名いるので、カンパニーの空気感も出来ていて、とってもいい雰囲気で進んでいます。
今回の舞台から加わった岩橋道子さん、関根翔太くんもすっかり馴染んでいますが、二人が新たな目線を投げかけてくれるので、新しいケミストリーがそこに生まれています。初演時からのメンバーも前回公演をなぞるのでは無く、当時しっくり来ていなかった箇所に新たなプランを提案したりして、グッと作品が進化して来てます。
こんな早い段階からこんなにハイレベルな稽古が見られるのは本当に稀有な事だと思います。
さて、そんな新しい息吹を吹き込んでくれている関根翔太君、昨日が29歳の誕生日でした。
稽古場で皆んなでケーキを食べてお祝いをしました。翔太君も稽古後の夜中のバイト頑張れる!と満面の笑顔でした。

公演の詳細及びご予約はコチラからお願いいたします。→「エール!」特設サイトへ。

理事長を務めております三城です。

令和元年、度重なる台風などの自然災害により亡くなられました方々に哀悼の意を示し、新年の賀詞は控えさせていただきたいと思います。そして、多くの地域の皆さまにとって希望の兆しを見いだせる2020年になる事を心から願っています。

チーム・ユニコンは昨年5月に設立登記をし、12月に事業初年度を終了いたしました。多くの会員・サポーターの皆さまの支えのお陰で、充実した活動を進めることが出来ました。本当に心から感謝申し上げます。

2年目となる今年、さらに有意義な活動を行えるようにとの思いから、松の内あけ間もない9日より、活動の原点である気仙沼市本吉に向かいました。

道中、福島を走っていると、東北道下り線の前方にクッキリとした虹が掛かっています。虹の下をくぐれるものかとワクワクしながら虹に向かって走っていきました。徐々に虹が近づいてきます。そしてついに…

どんな感じだったかは、またいずれかの機会にこのブログコーナーに投稿したいと思いますが、50年近く生きて来てはじめて見る光景に、2020年に対する期待は膨らみました。

気仙沼での理事会の様子はひでぽんのブログにすでにポストされているので割愛しますが、あれから9年、あっという間であったようにも思いますが、来し方を振り返るとやはりそれなりの時間の経過であったのだなとは思います。

翌10日、当時本吉の災害VCのスタッフとして奮闘していた社協の方々と杯を交わしたのですが、そのスタッフの一人は数時間後の夜中3時に高校受験に向かう息子を盛岡にまで車で送らなければならないとの事で、ウーロン茶で乾杯をしました。その息子さんは当時、幼稚園でした。やはり確実に時は流れているようです。でも、あの災害は『過去のこと』ではなく、現在の自分達に『つながって進行していること』であることも、みんなと酒を酌み交わしていると実感します。

気仙沼では月命日の11日には、毎月、行方不明者の手掛かり捜索が行われています。ただ1月の捜索はなく2月から再開されるとの事だったので、気仙沼を発ち丸森に向かいました。丸森では9日からボランティア活動が再開されています。未だ活動継続しているVCでも、多くが週末のみに作業を縮小していくなか、毎日活動を続けていくという方針を打ち出しました。実は、丸森町に入ったボランティアの延べ人数は、長野市のそれと比べると4分の1の規模という現実があります。まだまだ、手の行き届いていない地域というのが残っているということを実感しました。

12日には、真備から長野に拠点を移し活動しているパパラのボラ宿に入りました。真備にも集まっていたメンバーがそこには集まっていました。西は熊本から東は千葉まで。ここにも『つながって進行している』仲間がいました。

長野市赤沼にあるこのボラ宿は、りんご農家さんの旧家を改装して利用させてもらっています。この新年会の会場となっている食堂は三和土の土間です。きっと普通だったら底冷えする場所なのでしょうが、お酒の所為か、みんなでつついた鍋のおかげか、全く寒さ感じず、ほっこりと一夜を過ごすことが出来ました。

 

夜が明けて、宿として利用している旧家の横にある母屋の骨磨きをしました。真備で1年以上パパラが続けてきたメソッドがここでも生きています。作業の様子は日々➢コチラのブログにアップされているので、是非ご覧になってください。

この日は、1013で千曲川の決壊によって亡くなられた方々の月命日でした。12時に町内放送が流れ全員で黙とうを捧げました。

令和元年台風被害は元年で一段落ではない。引き続き今年も、関わり、つながっていくと決意を新たにしました。今回はユニコンの活動という形ではなく、個人として回ってきましたが、今回見て、聞いて、感じたことを今年のユニコンのイベントに生かして参りますので、是非皆さんにご参加いただきたいと思います。宜しくお願いいたします。

本吉伝統 夏のHalloween!!に参加してみた

2019年8月24日(土)第25回本吉マンボウサンバ大会にはじめて参加させていただいた。初めに断っておくがこれは「大会」である。英語でいうと”Competition”、すなわち競技会、「戦い」なのだ。順位が付き、それに応じた賞金・副賞品がでる。参加チームは、その賞品のため、いや!名誉のために、思い思いのチームコスチュームに身を包み、一心不乱に2時間近く踊り抜くのだ。気仙沼にはもう一つ、8月の初旬に「みなと祭り」があり、そのイベントの目玉の一つに「はまらいんや踊り」がある。こちらも1000人以上が踊る大変「熱い」祭りだが、規模こそ小さけれど、思いの熱さは負けず劣らずの踊りである。今回が第25回ということからも分かるように、この大会平成6年に始まった比較的新しいイベントである。気仙沼市と合併以前の本吉町の行政の中心地・津谷の商工会が旗振りをして、当初は津谷商店街路で行われていたが、昨年より本吉の文化・スポーツの中心「はまなすホール」の駐車場で行われる形となったそうだ。今年の参加22チーム・400名が駐車場を仮装してぐるぐると廻る姿は、まさに西洋の盆行事 Halloweenと日本伝統の盆踊りのハイブリッドである。

今回僕は、その大会の常勝軍団「活き活き組」のメンバーに加えていただいた。8年前の震災当初からお世話になっている気仙沼社会福祉協議会本吉支所のスタッフとその家族で構成されているチームである。ライバルの本吉病院チームと毎年、鎬を削っているそうだ。「活き活き組」の今年のテーマは「チョコレートプラネット」。お時間のある方は是非下の動画をご覧あれ!ある意味まさにHalloweenな感じなので、怖いものが苦手な方見ない方がいいかも…

これは夏の「まぼろし~~」

結果は、ライバルの本吉病院と並んで、審査員特別賞。

因みに、ちびっこマンボウサンバ大賞は「 FCバリエンテ本吉 」(左)は大人のマンボウサンバ大賞は「地もってぃー」(右)となった。「地もってぃー」は本吉出身で今は遠隔の地にいるがマンボウサンバのために毎年このために戻ってくるという強者たちのチームだそうだ。確かに気合が入っている。

来年はユニコンメンバーも大挙して参加したいと密かに(?)野望を抱いた夏の夜だった。

益城町の名物Hot Dogスタンドが復活していた!!

阿蘇くまもと空港から熊本市内に向かう第二空港線(県道36号)の途中に、一台の錆びたワゴンが止まっています。ボランティアに行った人は益城町の災害ボランティアセンターがあった井関熊本の直ぐ傍だったので、よく覚えてると思いますが、ボランティアに行かれなかった方でも、空港から市内に車で向かわれ事がある方は、車窓からその奇異な姿に目を奪われたことがあるのではないでしょうか?

一見放置されたかのようなオンボロワゴン、実は「四つ葉」というHot Dogスタンドなのです。

僕らが熊本震災のボランティアに入っていたころ、その味を試したくて何度か訪れたのですが、一度も営業をしているところを見かけることはありませんでした。震災の影響で営業を停止してしまったのか…と残念に思っていましたが、なんと!昨年から営業を再開していらしたようです!

ネットでその記事を見つけ、嬉しくなってブログを書いてしまいました!

その記事(メシ通)は➢コチラ

是非、その後の益城町、熊本の復興の様子を見に行ったついでに、「四つ葉」の味、楽しんでみてはいかがでしょうか?
僕も近いうちに行ってみたいと思います。

釜石ラーメンの元祖と言われる新華園本店

釜石市内のラーメン専門店、中華料理屋、一般食堂、蕎麦屋30店舗が参加する「釜石ラーメンのれん会」があるほど、ご当地グルメといえば、釜石ラーメン!らしいです。
ということで、釜石ラーメンの元祖と言われる新華園本店さんに行ってきました。ふと見ると、のれんの下に敷かれたマットが、なんとラグビー柄!この店だけではなく釜石市内はラグビー色に染まってました。
三陸沿岸道も東北横断自動車道も釜石まで開通し、ワールドカップへの準備は万端。(釜石と盛岡の人から聞きましたが、やっぱりO先生のパワーは未だ衰えずらしいです)

ラグビーワールドカップの行われる釜石鵜住居復興スタジアム

この釜石鵜住居(かまいしうのすまい)復興スタジアムは、2011年の東日本震災のときに津波の被害を受けた小学校と中学校の跡地に出来た2019年W杯唯一の新設スタジアムです。東日本震災だけではなく、2017年の釜石尾崎半島の林野火災で被害を受けたスギを客席やトイレに使用しています。

2017年の林野火災で被害を受けたスギ材を使用したベンチ

海外から訪れるラグビーファンにどのような印象をあたえるのか、大変興味深いところです。
あ、話をラーメンに戻しましょう!

釜石ラーメンは、釜石を支えてきた製鐵所の工員さんや漁船の乗組員の人たちのために生まれたと言われています。その特徴は、塩分高めの琥珀のしょうゆ味であること、手早く食べられる茹で時間の短い極細縮れ麺であることの二つだそうです。

新華園さんは点心も充実しているの雲吞も美味しいはずと思い、ワンタンメンを注文。大当たり!絶品でした!
ご覧の通りの極細麺。香港麺とは違い極細でも加水率は高め。

琥珀のスープは並々と注がれているので、のど越しのいい加水率高めの極細麺をすすっては、レンゲでスープをゴクリといくのが王道とか。新華園さんのスープは想像してたほどしょっぱくはなく、むしろ 鶏ベース に隠れた恐らく昆布だと思うのですが、魚介の風味を感じられたり、香味野菜の甘さをほんのり感じられるそんな奥行きのあるスープでした。トッピン具はいたってシンプルですが、点心にも力を入れているだけあって、ワンタンも絶品。ツルンとしたのど越しと噛めば噛むほど味が染み出す餡のバランスが絶妙です。

見せの入り口には被災当時の生々しい写真がパネルになっています。

この新華園さんも、上記の写真のような津波の被害を乗り越え、また再び行列の出来る店となりました。
釜石は観光の目玉として、JR釜石線の蒸気機関車、日本一長い第三セクターの三陸鉄道、などがあります。そして、「四年に一度じゃない一生に一度だ」というラグビーワールドカップも今年はあります。どちらもマニア垂涎ですが、それらに興味がイマイチな方にとっても、絶対、来てよかったと思わせるそんな「釜石ラーメン」。是非、皆さんにも30店舗が載ったラーメンマップを片手に食べ歩きをしてもらいたいと思います。

基本、ユニコンのブログは広報担当理事のひでぽん(こと大塚秀記)さんに任せるつもりなのだけれど、理事長でもあるし、はじめての投稿はしておいた方がいいような気もして、綴っています。

ホントは本日7月1日から「ホームページ出来ましたよぉ!」って、大々的にローンチしたかったですけど、なかなか決済システムが複雑というか、扱いづらいというか、いやいや、そこだけではなくて、ウェブサイト自体の構成とか色使いなどにしてもモロモロこうしたほうが良いんじゃないか、なんて意見もいただいて、もう少し粘って直してから、皆さんに大きな声でホームページの告知をしたいと思い、エンヤコラやってます。(先日、理事のひでぽんさんや(評議)会員のYくんに決済がスムーズに出来るかなどチェックしてもらったのです。で、⇑みたいな結論となりました、とりあえずその後は、お酒の力を借りてリフレッシュすることにしました。それが⇓)

そんなつもりなかったけど、やっぱ表情かたくなってますね…汗

そもそも、ホームページを作るのも初めてで、ブログでさえやったことがなかったんですが、ネットの記事拾い読みしたり、サンプル(デモ)画面みたりしながら、1か月半くらい七転八倒しながら形つくってきました。特に6月に入ってからは大雨情報が各地で報じられたり、下越地方などはじめ大きな地震も起きたりして、急いでホームページ作らなっきゃって頑張ったんですけど…ご指摘を受ける部分はモットモというか、いろんな事情があってそういう形に落とし込んだんだ、と言いたいのもヤマヤマなんですが、そこはやはり客観的にユーザーの言うことに耳を傾けて最善な形にしなければと思いました。

なんか、そういうところドラマ作りにも通じるなぁなんて思ったりもして…

と言ってるうちにも、今ニュースでは九州南部の豪雨を報じています…。なんとか早く多くの人に見てもらえるウェブサイトを作り上げて、そしてユニコンの活動を理解してサポートいただいて、被災地のために役に立てるような、そんなモーメントを生み出していかないと。がんばらなきゃ。

災害ボランティア関連の投稿って、シリアスな話になる事が多い気がしますが、 活動している(していた)ご当地のグルメ話なんかも復興支援につながると思うんでそういう投稿もしていきたいですし、時にホッコリする深いい話や 腹を抱えて笑ってしまうようなエピソード、逆に「怒り」、はたまた甘酸っぱい「想い」とかいろいろある、はずなんですよね。被災して大変なときだからこそ、感情がモノトーンにならないようないろんなカラフルな投稿をアップていけるようにしたいと思います。

さっきも書きましたけど、ユニコンのブログはひでぽんさんがメインで発信していきますが、僕もちょこちょこ上げていきますし、読んでいる皆さんにもどんどんコメントしていただきたいと思います。もちろん、様々なSNSにシェアしてもらって構いません。いえ、むしろお願いしたいくらいです。友達の友達のそのまた友達というように広がっていったら、きっと素敵なモーメントが生まれると思います。みなさん!是非!ご協力よろしくお願いいたします。