舞台「エール!」はいよいよ後半戦に入ります。

ご観劇いただいたお客様からもたくさん嬉しいご感想をいただきました。
いまこの時にこの作品を上演することに、とても多くの意味・意義を感じています。
一人でも多くの方にご覧いただきたいと思っております。
まだまだお座席に余裕がある回が多いです。
中野テアトルBONBONでお待ちしています。

 

チーム・ユニコン初プロデュース作品
「エール!」
3/11(水)~22(日)
中野テアトルBONBON
料金 5000円(ご予約・当日共)

※前日までのご予約でパンフレット(1000円)を無料進呈!
※受付は開演の1時間前です。
作・演出 きたむらけんじ
出演:近江谷太朗・今拓哉・樋渡真司・竹内都子・岩橋道子(ラッパ屋)・木村玲衣(演劇集団キャラメルボックス)・関根翔太(演劇集団キャラメルボックス)・藤井びん

前日までのご予約
https://stage.corich.jp/stage/104426
観劇に際してのご注意
https://uni-con.or.jp/por…/covid-19-の感染対策%E3%80%80万全を期して舞台続行!/

 

「エール!」は、万全のコロナウイルス対策にて皆様をお待ちしております!
ぜひとも劇場まで足をお運びください!

 

 受付でポビドンヨードのハンドウォッシュで消毒していただきます。

チーム・ユニコン初プロデュース作品「エール!」、

昨日、中野テアトルBONBONに劇場入りいたしました。

劇場入りしてからも、ご来場いただくお客様へのご対応を話し合い、万端の準備でお待ちしております。

舞台セットも完成し、テアトルBONBONのステージに避難所が生み出されました。

どんなセットなのかは……、是非ともご来場いただきご確認いただけましたら幸いです。

 

チケット販売は……、新たにご来場いただけるお客様からのご予約をいただいている一方、こういった事態を鑑みて、お勤め先等様々なご事情でキャンセルをいただくお客様もいらっしゃいます。この公演のことを気に留めてくださるだけでも、ありがたいことです。

 

コンビニへ行く、スーパーへ行く、食事に行く、勤め先へ行く……、

そんな日常と同じ目線で、コンサートへ、映画へ、美術館へ、、旅行へ、そして劇場へ行くことが、備えさえすれば安全で可能であるということも、信じて進んでいきたいと思います。

 

チーム・ユニコンは、クラスターを生み出さない、生み出させない万全な対応で、お客様をお待ちしております。

 

全出演者の対談集が掲載されているパンフレット(¥1,000)は、前売り券ご購入、ご予約をいただいたお客様全員にプレゼントをさせていただいております。

 

公演の詳細とご予約は→コチラ

 

本日は一日かけて舞台の場当たり作業があります。

本番初日は明日、3/11(水)です。
ご来場をこころよりお待ちしております。

ユニコン広報の大塚です。
昨日は稽古最終日でした。
最後の通し稽古中、ユニコンはスタッフ4名が集まり、劇場入りから本番初日に向けての詳細の打ち合わせを実施いたしました。
今回、ユニコンは万全なコロナウィルス対策を準備した上での上演を決定いたしました。
観客の皆さまが安心してご観劇いただけるための準備についての手順や担当分担等について、綿密に話し合いが行われました。

ご来場予定のお客様には、

・当日の検温をお願いいたします。また、マスクのご持参と着用をお願いいたします。

・上演中はキャップのついたペットボトルの水・お茶等で水分補給をしていただけますので、来場前に飲料のご購入をお勧めいたします。

・受付時に簡単な問診を実施いたします。(当日の体温と体調不良の有無をお伺いします。当日体温を測っていない方は検温をしていただきます)

・手指の消毒を行っていただきます。(現在ポビドンヨード系のハンドウォッシュを用意しておりますが、アレルギーのある方は石鹸による十分な手洗いをお願いいたします)

・客席にご入場いただきます。(座席は1席間隔空けてお座りいただきます)

 

というような流れでご観劇頂きます。通常の受付に比べると大変お手数をおかけすることになってしまいますが、皆さまの安全・安心を第一に考えた対応になります。なにとぞご協力をいただきたいと思っております。

また、開演前の混雑を避けるために1時間前より受付を開始しておりますので、お早目のご来場ご協力お願いいたします。毎公演ごとに十分な換気、消毒をした上、通常の三倍の加湿器を稼働しております。場内環境には万全を尽くしておりますのでご安心ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後の通し稽古を終え、稽古場を全員で片付け、翌日の劇場入りの準備をいたしました。
感慨深いものです。
役者の皆さんも、本番初日に向けて全力を尽くしていただきました。ありがとうございます。
素晴らしい作品がこの稽古場で誕生しました。
このような状況ですが、そうだからこそ、劇場からクラスターを生み出さない、生み出させない最大限の努力をして、出演者、スタッフ一同、一人でも多くのお客様のご来場をお待ちしております。

 

公演の詳細とご予約は→コチラ

チーム・ユニコン広報の大塚です。
3月11日に公演の初日を控える「エール!」に関しての大切なお知らせをさせていただきます。
先日稽古場で行われた初通し稽古の後に、全出演者、全スタッフのお話を伺い、多数のご意見をいただきました。
そして、公演の延期や規模の縮小も含め、熟慮した結果、プロデュースを担当するチーム・ユニコンは、公演を予定通り行うことを決定いたしました。

以下は、公演実施を決定したチーム・ユニコンからのご挨拶と、公演に伴いお客様の皆さまへのお願いになります。
ご一読いただけましたら幸いです。

 

舞台『エール!』公演に関する新型コロナウィルス感染症対策についての大事なおしらせ

この度Covid19に罹患し亡くなられた方々に深い追悼の意を示すとともに、現在もウィルスと闘っていらっしゃる方々の一早い快復を切に祈念いたします。

皆さんもご存知の通り新型コロナウィルスCovid19は世界的に猛威をふるい始めています。日本では、実態把握に時間を要しているため、細心の注意を払い、経過を観察する必要がありますが、重症化し亡くなった方々もいらっしゃる一方、回復されている方々も数多くいらっしゃる事実も心に止めておく必要があります。過剰な警戒心から経済を停滞させる事も大きな社会的混乱を招きます。

東日本大震災の時、エンターテイメントを一気に自粛した事が日本を暗澹たる空気に包み込んだ事を私達はずっと苦々しく思っておりました。そのような時だからこそ、エンターテイメントが果たせる役割はあるはずだと感じましたし、実際、徐々に息を吹き返したエンターテイメントが大きな役割を果たしたことを目撃してきました。

再びそのエンターテインメントの灯が吹き消されようとしています…
今こそ、演る側も、観る側も共に「覚悟」と「慎重さ」をもち、手を携えてこの灯を守らなければならないのではないでしょうか?

舞台『エール!』はこのような状況下で、以下のような方策を講じ予定通りのスケジュールで公演を行おうと考えております。
ご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。

安心安全の確保のために

①受付にて

  1. a) 体温の確認、感染者が出た場合のための連絡先の記載、簡単な問診(体調は大丈夫かなどの確認)を行なわせていただきます。申し訳ございませんが、体調不良の方にはご入場をご遠慮いただくこともございます。その場合、既にお支払い済みの皆さまに関しては返金をいたします。当日、会場に足を運ばれる前に体調の異変を感じられた方も公演開始2時間前までにご連絡をいただけましたら返金に応じます。(返金の詳細については下記⑤のキャンセル・返金の項をご覧ください)
  2. b) 入場の前に手指の消毒をお願いします。薬品による肌荒れのおそれのある方は、お手洗いにて入念な石鹸による手洗いをお願いいたします。清潔なタオル・ハンカチをご持参ください。
  3. c) 劇場内はマスクを着用いただき、私語は控えて頂きます。マスクはお配り出来るのが理想ですが、市中に出回っていない状況です。こちらからの提供は困難なため、ご持参いただきますようお願い申し上げます。(マスクをお持ちでない方はタオルなどをご持参いただき、そちらで口鼻を覆って頂きたいと思います)

以上受付周りが混雑することが予想されるため、受付の開始を1時間前からに致します。また、同様の理由からお花はご辞退させていただきますのでご了承ください。

②終演後の役者面会について

こちらにつきましては申し訳ないのですが、劇場内、劇場周りでの面会は中止とさせて頂きます。差し入れなどにつきましては開演前に受付で預かりお渡しいたしますので、メッセージカードなどを添えて頂くことをお勧めいたします。

③入場者数に関して

観客席前列を空けます。また一つ飛びでお掛けいただくようにお座席を指定させていただきます。(すでにお座席指定をしていただきました方々も、変更をお願いする場合がございます。個別にご相談させて頂きますのでどうかご協力ください)

④公演の中止について

現在、体調を崩しているキャスト・スタッフはおりませんが、公演期間中に発熱などの症状がある関係者が出た場合、やむなく公演中止となることもございますのでご了承下さい)

⑤キャンセル・返金について

体調不良などによるキャンセルは開演2時間前までのご連絡で、返金に応じさせて頂きます。(カード決済手数料などにつきましてはお返し出ませんのでご了承ください)連絡先はチケット予約メール記載の番号にお願いいたします。また、そのお時間を超えての返金には応じかねますのでご了承ください。

奇しくもこの舞台『エール!』は、東日本大震災の時、機動力に乏しい演劇というエンターテイメントが人々にどうしたら活力を与えられるかと思い悩んで生まれた作品です。きっと、皆さんの心に刺さるものがあるのではないかと思っています。決して重い話ではなく、暗いムードを笑い飛ばすそんな人情喜劇です。笑いは免疫力も高めると申します。以上の諸注意に十分留意頂き、私たちの手で演劇、いや文化の灯を守りましょう。是非ご参集下さい。

まだチケットの予約・購入をされていらっしゃらない方々につきましては、受付での混雑を避けるためにも、是非事前にご購入をお願いしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

 

「エール!」公演についての詳細は→コチラ

2020年(令和2年)の災害ボランティアのご感想をアップいたします。
本年(2020年)2月に実施された、神奈川県川崎市と千葉県富津市での災害ボランティアのご感想です。
令和元年台風被害の復旧作業は、令和2年に入っても継続して行われています。
現場の声をお届けいたします。

 

◎2020年2月23日 神奈川県川崎市
2/23はチームたまさんとのコラボで、川崎市高津区で、2/8からの継続案件の台風19号で床上浸水の被害を受けたお宅で活動しました。 内容は、2/8に対応できなかった部屋の床下の掃除とカビ取りの実施。思わぬところに床下の空間が発見され、そこにカビの温床になりかねない取り残しのグラスウール(保温材)が見つかったりしましたが、それも取り除きつつ無事に作業完了しました。 カビはあったものの、それほど多くはなく、繁殖はしていないよう。カビ取りも実施したので、当面はカビの心配はしなくて大丈夫ではないかと思います。 被災後、迅速に家主さんがご自身で保温材を取り除けるだけ取り除いてくださったこと、そこから乾燥を進めてくださったこと、そして、前回の活動から更に乾燥を進められる環境づくりを家主さんが実施して下さったことで、非常に良い床下環境を維持できたため、我々も快適に効率よく作業を進めることができました。そして、いかに早く初期対応をとれるか、それに必要な知識を持っているか、そして素早く必要な行動がとれるか、が被災後の対応において重要と感じました。 今回の活動を受け、まだまだ学ぶべきことがあるのだな、ということがわかり、それらをこれからの活動に、そして自分たちに生活に生かしていければと思います。 また、川崎市を含め、多摩川沿いでは台風の被害を受けたものの、まだまだ完全に復旧できていないところがたくさんある印象です。これからも息の長い支援が必要と感じました。

 

◎2020年2月24日 千葉県富津市
2/24は千葉県富津市で活動を行いました。 富津市は台風15号で大きな被害を受けており、いまだ屋根のない家、屋根がブルーシートで覆われたお宅がたくさん残っていました。地元の方にもお話を聞く機会がありましたが、やはり復旧できているわけではなく、風や雨に対して不安な生活を送っておられることが感じられました。 活動内容は、今回の被害を受けて解体するお宅の整理のお手伝い。具体的には大量に残ったけれど、そのまま捨てられないペンキ缶の中身と缶を仕分けることでした。時間の経過や雨による錆の影響を受けて分離したペンキはなかなかに手強く、固くなったペンキを混ぜては取り出す作業を繰り返した結果、次の日は握力がほぼなくなるくらいの筋肉痛になりました。とはいえ、確かに人手がいる細かい作業、こつこつと人手をかけて進めていくしかないのだと感じます。 今回の富津での活動は、以前別の場所での活動でご一緒した方からの情報によるものでしたが、まだ被害が多く残っているのに比べてボランティアの数が少なくなっている印象でした。上にも書きましたが、いまだ屋根のない家、ブルーシートで屋根が覆われたお宅がたくさん残っており、富津ではまだまだボランティアがやれることがあることを、このような活動を通じていろいろな方に知らせていければと感じます。

(写真は千葉県富津市)

広報大塚です。
令和元年台風19号被害の長野県長野市での災害ボランティアのご感想をアップいたします。
どうぞご覧ください。

 

◎~長野参加感想~

僕らが現場に作業に入れる日は限られているので、ユニコンで購入した軽トラックをどこかの災害VCに預けて有効活用してもらおうと、いろいろお声掛けをしていたところ、長野県長野市社協の北部災害VC管轄区内のりんごサテライトというところが、まさに軽トラに特化してボランティアを募集していることを知りました。一般ボランティアの参加数が増える土日に間に合うようにと、木曜日の夜に長野に向かい、金曜日、軽トラボランティアをしてそのまま、車を預けてきました。

りんごサテライトはまさにりんご農園が続く千曲川沿いの地区で、堤防決壊のため多大な被害を被った穂保にありました。赤沼・津野・穂保のあたりは、浸水というよりは、まさに東日本大震災の津波被害に近い様相です。跡形もなく変形してしまっている家屋や、りんご農園にこびりつくように侵食している泥土、日々4桁を超える人々が作業に参加しても、なかなか終わりが見えてこないほどの規模の大きさでした。

軽トラボランティアというのは、上述の三地域を中心に巡回し、屋外に搬出された被災物や、りんご園に散逸している瓦礫をまとめたものを、ひたすら軽トラに積み込み仮置き場に運搬するという仕事です。3、40台の軽トラがその仕事に従事していました。朝9:00

一般ボランティアの受付が始まり、各住宅、農園などに派遣されて行きます、その後9:30から、軽トラボラの受付が始まり、担当巡回地区を指定され、先ほどのボランティアの方たちが作業してまとめたものを仮置き場に運んでいくという作業フローになっていました。昼の3時を超えたら、新たな積み込みはせず帰還します。多くて8回、大体は7回、仮置き場に運搬するペースです。

自分がどの程度貢献できたか見えないほど、圧倒的な量の被災物がそこここから出てきます。仮置き場となっている赤沼公園も児童用のジャングルジムやすべり台などの遊具が被災物の山の中に埋もれてしまっていて、それが何とも痛々しいというか、切ないというか…またここで子供たちが遊べるようになるには1年以上の時間が必要に違いありません。しかし、そんなことに感傷的になっている暇はありません。冬になり、降雪に悩まされる前にともかく少しづつでも状況を改善していくことが大事なのです。僕ら足を運べないときでも、ユニコンの軽トラがそういうようにお役に立てるといいなぁと願いながら、車を置いて岐路につきました。

津野サテライトの前

りんごの郷がサテライトに

車両ボランティア専用受付

UK号お引渡し

広報大塚です。
今回は、令和元年台風被害による災害ボランティア活動で、千葉県の長柄町で作業に入られた方々のご感想をアップいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

◎~長柄参加感想~

台風19号の後も、次々と台風がやって来ました。台風21号の影響で10月25日の千葉では、半日で例年の10月ひと月の雨量を越える大雨が降りました。福島県、千葉県で死者が13名出たという事でした。

台風15号の災害VCの多くが閉所した矢先の事でした。我々も千葉からいわきに活動拠点を移そうかと考えていましたが、茂原、長柄町などに災害VCが開かれたので、こちら方面の作業に入る事を検討し始めました。

長柄町は、茂原に比べ公共交通機関の便が少ないため人手が集まりづらい状況だと、鋸南町からそのまま長柄町の災害VCにスライドしていったスタッフから応援要請が来ました。

そんな状況もあり、11月3日から毎週、長柄町に通うようになりました。

3日は残念ながら雨模様だったので、作業は午前中だけで終わりになってしまいましたが、被災物の運搬徹去を2件のお宅で行い、その後、千葉三大ラーメンに数えられる「アリランラーメン」を食しに、らーめん八平さんに行きました。かなり山の中にあるのに、大変な賑わいです。お店の中に入るまで1時間ほど、中に入ってからも、注文を受けてから玉ねぎを丁寧に炒めるところから始めるので軽く30分は待ちます。そんな丁寧な仕事を施したラーメンのお味は一言では表せません。是非、足を運んでみて頂ければと思います(笑)唐辛子の辛みとじっくり炒めた玉ネギの甘みが絶妙です。

10日も17日も、長柄山地区で崩れた裏山の土砂を掻き出す作業でした。僕ら7〜8名で伺いましたが、両日ともご近所の方々が同じくらいお手伝いに来ていました。コミュニティの繋がりがキチンと保たれているいい町だなぁと思いました。災害VCが構えられている町役場にある無料温泉に浸かり、帰りには「長生たまご館」によって新鮮で、珍しくて、美味しい玉子を買って帰ります。やはり夕方なので、アローカナの玉子は売り切れでした。10日はボリスブラウン、17日はソニアの玉子を買って帰り、濃厚で滋味深い美味しいTKGをしばらく楽しみました。東京の府中市にも販売所があるので、是非お試しください。

 

 

◎11/3千葉県長柄町での作業。

全国各地で起こった災害の中でここ長柄町は、交通の便が他の所より悪いため、人が集まるかどうか懸念された場所の一つ。そんな中チームユニオンはあえてこの場所に行くと聞き今回参加しました。

休日ということもありましたが雨の中沢山のボランティアが集まっておりました。話に聞くとここは1番近い茂原駅からシャトルバスが出ているそうで、人が来てくれるように工夫をしてました。社協の方々も少ない人数で頑張っており、受付から現場へのマッチングまでとてもスムーズです。

作業は主に災害ゴミの搬出でした。水を吸ってる為大変重いですが、チームワークで短時間で終わらせました。この日は二件の御宅を回りましたが、雨が本降りになる前に終わって家主さんも喜んでくれました。

帰りに温泉無料券を頂けるのも有難いです。また機会があれば参加させていただきます。

 

 

◎アクアラインから随分山奥に走り、普通の田園風景が広がりボラセンに着いても、あまり被害は見受けられず、真備町とは違うなと感想を持っていたが、少し入った現場は1000ccのバイクが完全に水没した想像を絶した所でした。最初のお宅から水をたっぷり含んだ断熱材を運び出した時、三城氏が近所の大変なお宅に気が付き、ボラセンに報告し、すぐに支援を開始。先に入っていたボラさんと連携しあっと言う間に片付け終了。三城氏のフットワークの軽さに感心。雨のため、午前中で作業終了。無料で温泉に入らせて頂き、千葉3大ラーメンのアリランラーメン(ラーメン八平)に向かう。山奥にも関わらず、凄い行列。1時間以上待ち、やっとありつける。凄いにんにくと玉ねぎにびっくりしながら皆完食。確かに一度食べたら忘れられない味であった。以上とても印象深いボラでした。

 

 

◎11月3日日曜日

千葉の長柄町。新聞報道があったためか、朝からボランティアセンターにはたくさんのボランティアの人たち。マッチングなどの作業もスムーズに進む。久しぶりに充実したボランティアセンターに来た感じ。隣の一の宮町などからの応援もたくさん来ている様子。台風15号の鋸南町は、周囲の自治体もすべて被災していたので、応援もままならなかった。今回の長柄町とは違う。災害は自治体によってかなり事情が異なってくる。そうした個々の事情の情報をどう収集して、対応していくか。そうしたことも求められていく。水害にあった民家のガレキを運ぶ作業。終了後は近くの民家での作業を手伝う。昼ごろから雨が降り出し、この日のボランティア作業は午前中のみに。ボランティアセンターで温泉に入って、体をきれいに。ラーメンを食べて帰京。

 

 

◎10日の作業は、土砂の掻き出しでしたが、量も多く、大人数で作業したにも関わらず、肉体的にとても大変な現場でした。
しかしながら、依頼主の御宅の方々も朝から総出で作業をしていて、やはりそういう姿勢を見るとこちらも「頑張らないといけない!」と、いつもよりやる気が湧いてきました。ボランティア任せにするのを悪いとは言いませんが、やはり僕は人間。ああやって、依頼主さんと一緒に作業できるとやはりメンタルに違いがでます。そしてなにより、87歳のおばあちゃん。いやー誰よりも元気なその姿に驚かされました。
つい自分のばあちゃんと比べてしまいました。腰も特別曲がってないし、話す言葉もしっかりしているし、どこからあの元気が湧いてくるのか…秘訣を聞いてみたいものです。こういうスーパーシニアに出会うのも、まさにボランティアの醍醐味かなと思います。ボラセンの温泉もgood。作業後移動なしですぐ入れるのはとても幸せな事です。ありがとうございました。

 

 

◎今回、二回目の長柄町での作業でした。

前回は水害ゴミの撤去、今回は土砂崩れによる泥の撤去。同じ町で異なる作業があるのがこの地域の特徴だと思いました。裏山の土砂が流れ込んだのをかき集め、軽トラでピストン輸送する作業です。家主さんも含めて15人程度でおこないましたが、一日中やっても終わりません。聞くともう2週間この作業やってると!それでも今日は進んだと喜んでおられました。

 

 

◎①早起きして②体を動かし③終わった後のビールが美味い!

に加え④感謝していただける点、休日ゴルフへ行くよりもずっと良い!と感じました。

「ボランティア」という言葉負けして、私なんか、、、とこれまで参加できなかったことを恥ずかしく思いました。

他のみなさんも「ジム通いの代わり!」など、気負わずに「ご自身のため」に活動されているのが印象的でした。

「ボランティア=高尚な活動」意識ではなく、気軽なお手伝い感覚で今後は参加できればと思っています。

 

 

◎千葉県のボランティア初参加でしたが

現地ボラセンには長蛇の列ができていて、全体的なボランティア意識の高さに少し驚きました。当日担当したお宅では 重機の入れない場所だったのですべて人手での泥かき作業でしたが、このような場所はほかにも沢山あるのだろうという想像がつきます。家は残っていても実はかなり困っている人達が居ることを知ることができました。頻繁に参加することは難しいですが、今回は少しでもお手伝いができて良かったと思います。

 

 

◎11/10 長柄
裏の崖が崩れたお宅での土砂の撤去を実施。前日まで作業を実施していたようだが、この日も非常に大量の土砂を運び出し、崩れた土砂の量がいかに膨大であったかを感じた。その中で、被災されたお宅で最年長のおばあさんが一番元気に働いていらっしゃったのが非常に印象的だった。我々若者(もう若くはないが)はまだまだ精進が必要だなと感じる。。撤去した土砂の行き場も大きな問題と感じた。たまたま近所に受け入れてくれるところがあったものの、撤去した土砂の量を考えると、いずれ行き場がなくなるんだろうなと感じた。もともと災害が少ない地域とのことだが、周りを見ると、周囲のいろいろな場所で土砂崩れが起きていることにも驚いた。これまで起きなかった地域でも災害は起きうるのだな、ということも認識しておかないといけないんだなと思った。活動後、ボランティアセンターですぐに温泉に入れたのが嬉しかった。ボランティアの後の温泉は最高。

 

 

◎ボランティア活動の事は以前から知っていましたが、なかなか飛び込む勇気がありませんでした。ただ、参加してみて、この活動を理解し協力する仲間が支えてくれていて、三城くんもその仲間を大切に思っていることがよくわかりました。バスの到着場所から現地の受付→オリエンテーション→マッチング、といった活動の1日の流れが掴めたので、次からはハードルが下がるなと感じました。また、マッチング次第でその日の作業がハードな場合とそれほどでもない場合があるのだろうなと思いました。ボランティアを受ける側のご家族は、多くの人が作業に集まってくれることに、安心とパワーを得られていることと思いましたし、そう実感出来ることがボランティアする側の活力源になるのだと感じました。他のボランティアの方との出会いも新鮮でした。いろんな方と話すのは楽しいですね。三城くんが行き帰りのワゴン車の中でもずっと仕事をしていて、この活動を継続しているのは苦労も多いだろうなと思いました。以上、何事も実際に経験してみるものだなと思いました。貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

 

 

◎同じ地区でも数軒違うだけで、水分の量、土の重さが全然違い、作業内容も変わって来る事、同じ山でも少し位置が変わるだけで被災の状況も変わってくる事を実感しました。また、今回の被災地区では地域(ご近所)の協力体制がとても良い関係に見えました。体制を作っているわけではないと思うので、困ったときの助け合いの精神が伝わってきて この地域の人付き合いの良さが感じられます。卵は 黄身の味が濃厚で美味しかったです。長柄町の温泉は、お湯の色も独特で、肌感もトロトロしているので、もっと宣伝したら町おこしにもつながるのでは?と思いました。

 

 

◎7年間千葉県に住み、取材もさせていただき、お世話になっておりながら、千葉の皆さんが困っているときに、私は何もできておりませんでした。

Nさんからユニコンのお話を聞いたときは、まさに私が探していたもので、やっほ~と喜んでいた次第です。ところが、初めて参加させていただいたものの、他のボランティアの皆さんの邪魔になっていないか・・・、せめて邪魔にならないように・・・と立ち回るのに精いっぱいでした。終了間際に、水路を作るお手伝いができたのが、何よりの救いでした。今回、ベテランボランティアの皆さんから、たくさん学ばせていただきましたので、次回は、もう少しお役に立てるようになりたいなと思っております。泥かきはとても重くて、こんなに重労働なんだと、大変さを思い知りました。映像を見るだけでは、分からないことがたくさんありました。今後ともどうぞ、ご指導の程、宜しく御願い申し上げます。

 

 

◎11月17日日曜日。この日も長柄町。裏山が崩れた民家。その泥の撤去作業。人数をかけて、ひたすら泥をかき出し、運ぶ作業。がけ崩れはたいへんだ。裏山には土がむき出しになったまま。また雨が降れば、崩れる恐れがある。周囲の集落を見ても、裏山を抱えたような家々が多い。これからも想定上の雨が降ることが考えられる。そうした家は、防災も大変だと思う。一日、ネコ車で泥を運び続ける。ボランティアらしい作業が一日続く。ただ人数が多いため、少しずつだが作業は進み、午後3時には、ある程度、片付く。ただ週末には雨が予想されているため、早めの手当てが必要。

今年は災害が相次いだが、その後の週末は雨が続き、各地での復興作業もあまり進まなかった。100年に1度、50年に一度の災害が、毎年起きている。これが異常気象というのだと思う。「ボランティア元年」と言われた阪神大震災から、もうすぐ四半世紀。ボランティアについて、根本から社会のコンセンサスを取り直すタイミングに来ているのかもしれない。そんなことを思いながら、混んでいるアクアラインを通り抜けて帰京する。

 

 

◎11/17 長柄 前週と同様、土砂崩れの土砂の撤去を実施。今回の現場では崖から水が未だに出続けており、降雨があればさらなる土砂崩れの危険があるように感じた。水の流れに沿って土砂も流れ続けており、なかなか土砂の撤去が進まず、また、水を含んだ土砂がこんなに重かった、というのも久しぶりに実感した。先週に引き続き、今週も近所の方が協力して被災したお宅の片付けをされていたのが印象的で、都市部での活動とは対象的だなと思った。
帰りに買った長生たまごで食べた卵かけご飯がすごく美味しかった。車が無いと行くのが難しいが、また買いに行きたいなと思う。

写真は、長柄町の集積場、ボランティアセンター、アリランラーメン

広報の大塚です。
前回の投稿を一旦削除し、書き直しております。ご迷惑をおかけします。
今回は、昨年の令和元年台風19号被害に遭った福島県いわき市での災害ボランティア活動をされたメンバーの方々4名のご感想をアップいたしました。
どうぞご覧ください。

 

 

◎~いわき参加感想~ 台風19号が過ぎた後、千曲川、多摩川、阿武隈川、那珂川というような一級河川流域の被害は大々的に報じられていたのですが、正直いわき市の水害に関しては、あまり目にする事がなかったのでそれ程心配していませんでした。ところが、親戚が撮ってきてくれたいわき市の写真を見ると、主要街道に被災物の山が脈々と続いているではないですか、その様子はまさに昨年の真備のようでした。ちょうどユニコンで軽トラを購入したので、活用出来るのではないかと思い。いわき市に飛びました。災害VCはいわき市行政の中心街区にある社会福祉協議会にほど近い駐車場で営まれていました。この時期開設されているVCとしては、正直、小規模な方でした。ただ、倉敷や福岡など全国から応援スタッフも入っていて、運営もスムーズな印象です。丁度、鋸南町のVCにお手伝いで入っていた時のスタッフも入っていたので被災・復興の状況を伺う事が出来ました。台風19号がもたらした災害は、本当に広範囲に亘っているためボランティアも分散してしまい、いわきは新たに寄せられるニーズが日々完了していくニーズより多いような状況だそうです。東北地方からのボランティアがもう少し来てくれないかなぁと語っていたのが印象的でした。この日の作業は被災物を仮置き場に運搬撤去する仕事です。それぞれの自治会単位で、近くの公園や街道沿いに被災物を搬出していたのですが、恐ろしい量の家財がそこここに溢れてしやまったため、小川地区の市民運動場を急遽仮置き場にして、そこに集積するようにしたそうです。小川の仮置き場も既に凄い量の被災物の山が出来ていましたが、町中に溢れているものを再度、こちらに運ぶとなると、それはそれで大変な時間と労力が必要です。ボランティアに任せるか、行政で作業するか、国も含めて検討を始めたと言っていました。作業に入ったお宅のご主人は、ボランティアを頼むのを遠慮して、今までお一人で作業されていたそうですが、やってもやっても終わらない現状に絶望感を抱き、依頼してきたそうです。現在住んでいる母屋以外に、旧家と倉庫があり、とても一人で出来るような規模ではありません。ともかく箪笥など大きなものをドンドン仮置き場に運んで行きました。全体としてはまだ何分の一というくらいしか出来ませんでしたが、大きな物が片付き、スッキリした様子を見て、涙を流されていました。きっと大きな負担が心に重くのし掛かっていたのでしょう。いわきには、そうしょっちゅう足を運べないかも知れないけれど、継続的に訪れて、成り行きを見守って行きたいと思いました。

 

 

◎11/4 いわき いわき市は東京から遠いイメージだったが、車で2時間半の距離であり、それほど遠くないことに驚いた。台風19号の襲来から3週間程度しか経っていなかったが、公園や道路脇等に浸水した家から運び出された行き場のない家財等が積み重なっている光景をいくつも見かけ、災害の甚大さと復旧への道のりの長さを感じた。作業は浸水した家財等や、庭にたまったヘドロを回収しての水害ゴミ仮置き場への運搬だったが、仮置き場に集まったゴミの多さ、途切れなくごみが運び込まれる様子からも被害の大きさを感じることができた。そして、集積所に向かう途中で見かけた、夏井川の橋脚に巨大な流木がひっかかっているのを見て、自然の力の大きさ・強さというものを改めて実感した。ちなみに、ここは白鳥の飛来地で、12月にはかなりの数の白鳥が飛来していた。お昼に寄ったラーメン屋さんで、ボランティアに来たと話をしていたら、餃子をごちそうして頂いたのが嬉しかった。

 

 

◎12/8-10 いわき 初日は家の中から運び出したもの集積所への運搬、2日目は水没した軽ワゴン車の中の掃除とごみの運搬、畑の水路の泥かき、3日目は庭にたまった土砂の掻き出しと集積所への運搬を実施。一ヶ月前と比べると、いろいろなところに溜められていた行き場のない家財等々が随分片付けられ、少しずつ復旧が進んでいるように感じられたが、一方でボラセンへのニーズも途切れておらず、人の手でやらないといけない作業も多く残っていることから、まだ先が見えないなという印象を受けた。集積所も12/15での閉所が決まっていたようだが、全体的に疲労感が漂っているように感じた。まだまだ自分たちにもできることがあるように感じた。
今回は久々の宿泊だったので、いわきの美味しいものもいろいろ食べられた。初日はどぶ汁。話は聞いていたが、まさかこんなに美味しいとは。。。鍋にたどりつくまでに相当食べて腹一杯だったのに、雑炊までしっかり食べてしまった。これはまたここに来て食べてみたい。次はちゃんとお腹の余力を残した状態で。。。2日目は飲み歩きチケットを使っていわき湯本飲み歩き。蕎麦屋と焼き鳥屋に行ったけど、どのお店も美味しかった。ここはどこのお店もレベルが高い。。ただ、月火休みのお店が多いのには要注意。3日目も美味しいきじ重を食べてから東京へ。どこの宿の温泉も良かったし、こりゃまた飲み歩きに来ないといけないな。

写真は、いわき市の災害ボランティアセンター、決壊した夏井川、被災物の集積場

 

◎チーム・ユニコン いわき市災害ボランティア活動に参加して

11/4(月)に福島県いわき市で災害ボランティアに参加しました。いわき市では10/12(土)~13(日)にかけての台風19号と10/25(金)の大雨で夏井川が氾濫、流れ込んだ土砂によって多くの住宅が床上浸水の被害を受けました。

早朝、自宅を出発、福島県いわき市災害ボランティアセンターでマッチングして、いわき市平中平窪のお宅にて庭の泥かきをしました。幸い日差しはあるものの心地よい風が吹いていたので、気持ちよく作業できました。最初7名、追加で5名+2名、軽トラで6回くらいかかって運び出すほどの量で、おそらく200袋以上の土嚢袋ができました。

地面の表面を覆い、少し固まってきてひび割れた泥の塊を、スコップや手で土嚢袋に詰めていきます。まだ水分を含んだ泥はなかなかの重量で、始めはよかったものの後半戦は私も参加の皆さんも何度も背中を反らして腰を伸ばしながら作業しました。

今回のお宅は平屋で1階部分が床上浸水。地面から210cmまで、床上からだと150cmくらいの位置までの浸水になるため、基準の床上1.8m以上に届かず全壊にならない状況とのことでしたが、実際には住むことができる状態ではありません。

家の中の発泡ウレタンの断熱材も剥がすと柱は濡れてしまっていて、全て剥がして乾燥させないと駄目なようです。

ご主人と奥さまのお話では、深夜に近くの夏井川が決壊したと聞いて、過去にも床下浸水を経験していたのですぐに車で避難したから車は無事だったけれど、2日間は規制されて家には帰れなかったそうです。やっと入れるようになって、膝上くらいまで水に浸かりながら家に戻ったら、玄関から入ると冷蔵庫の上に畳があり、タンスの表が上を向いて倒れていて何が起こったのか、という状況だった、とおっしゃっていました。

ご近所の方は、水位が上がって屋根に上って逃げたり、天井裏で顔だけ出して難を逃れたりした方もいたそうです。

農家で田んぼの稲は、幸い何とか耐え凌いだ部分が多いようでしたが、家に置いておいた一年かけて収穫したお米は全てダメになってしまったそうです。

被災したご自宅の撮影は控えたため写真はありませんが、1.7m以上の部分は補償の問題もあるので現状維持するためにまだ手をつけられず、それより下の部分を徐々に作業しているとのこと。庭の泥かきも含め、ご夫婦で少しずつやってもなかなか進まないのでとても助かる、とおっしゃっていただきました。もし自宅がこの状態になったら、と考えると、家族だけではいつになったら作業が終わるのかと、途方に暮れてしまうところです。

前日からボランティアが入ったとのことで、その日の活動で広いお庭の表側はだいぶきれいになりましたが、まだまだです。しかし、ボランティア自体のニーズは他にもたくさんあるため、続けて同じお宅に入れるかどうかはわかりません。

一つ目の写真は許可をいただいてお庭から外を見る向きで撮影させていただきました。きれいな景色ですが中央左手の松の上には、茶色いわらのような枯れ草が乗っています。この高さ(赤線の位置)まで水で埋まってしまったことを想像すると、本当に大変なことだと実感しました。

二つ目の写真は、現場からの帰り道の災害で使えなくなってしまった家財などの山です。集積場には私は行けなかったのですが、行った人の話では見上げるほど山のように積みあがっていた、ということでした。被災地にはまだまだ人手が必要、再びお手伝いできればと思うのでした。

さて、作業後には「いわき湯本」の温泉に。いわき市のボランティア後は割引きしていただけて、温泉で疲れを癒してから帰ることができました。皆さんも、ちょっと充実した温泉旅行はいかがですか?

広報の大塚です。

今回は、昨年の令和元年台風被害で千葉県君津市で災害ボランティアに入られた方のご感想をアップいたします。
千葉県では倒木の被害が多く、山間部での被害も広範囲にわたり、現在でも撤去作業が続いています。

 

今回は初めて君津でボランティアをしてきました。
最初に5名で向かった現場は、台風で倒れた倒木をチェンソーで切り続ける現場です。
もちろん僕らはチェンソーは使えないので、先についた職人の方々のアシスタントをすることになりました。言われるがまま、切り倒された木を運び軽トラに乗せ、大きいものは手鋸できるという作業です。
職人の方々はみなさん60〜70代のチームでした。元々知り合いだったわけではなく、君津のボラセンを通じて作業をすることで交友を深めていったそうです。
もっとも、それを知らない僕らには、まるで子供の頃からの友人通しかのように映っていました。
僕らは5人は、20代、30代、40代、50代だったわけですが、職人さんたちに全員若者呼ばわりされるという珍しい経験をしました。
そう言い切れてしまうくらい、年齢を感じさせないほど元気な職人さんたちでした。
普段出会えない方々と出会え、どんなベテラン選手でも若手になれる、ボランティアの楽しさはこんなところにもあります。


伐採した倒木を積み込むトラック

先日、チーム・ユニコン初の総会を開催いたしました。令和元年台風被害の災害ボランティアとして千葉県へも数多く訪れました。
今回は千葉県君津市のボランティア活動にご参加いただいたメンバーの方のご感想をアップいたします。

 

10月27日日曜日

川崎駅に8時15分集合。アクアラインを渡って、房総半島へ。君津市のボランティアセンターへ。午前中は、台風15号で倒された樹木の処理を手伝う。気の良いボランティアのオジサンたちに合流して作業。昼食後は、別の民家にガレキの処理に。台風15号、19号、そして21号。もうどの被害による被害なのかが分からない。移動の途中で見た杉林の木々が、あたかも割りばしが折れているかのようにポキポキに折れている光景が衝撃的だった。決して他人事ではない。風速60メートルの台風がいつどこに来てもおかしくないということである。かなり恐ろしいことだと思う。作業後、ボランティアセンターで今日一日作業をした「人生の先輩」である3人のオジサンたちと楽しく歓談。3人とも地元の方。作業を共にしたからこその雰囲気で、とても良い時間だった。

 

君津市災害ボランティアセンター