波乱の幕開け

2019年10月4日(金)。
新たな場所に移転した鋸南町災害ボランティアセンター。この日は新たなオープンになるはずでした。
ところが、朝からの大雨。雨脚はどんどん強くなってきます。横殴りの豪雨です。
結局、この日のボランティア受け入れは中止となりました。

止まない豪雨

気付くとセンター前の駐車場は川のようになり、今にも車が水没しそうです。
急いでドライバーさんは駐車場所を移動。
職員は降り注ぐ豪雨で川のようになった外を眺め続けるしかありません。
自然の脅威と人間の無力さを痛感します。風害に遭った地域のサポートをしているのに、今度は水害の脅威が近づいています。もう雨水はセンターの入り口近辺まで来ています。このまま降り止まなければ、浸水も時間の問題です。
  

そして青空……

ところが、幸いにもだんだんと雨脚が弱くなり、しばらくすると豪雨もすっかりおさまりました。
そして、完全に雨が上がり快晴に。太陽が顔を出しました。しばらく前の豪雨が信じられない青空です。
川のような水もみるみる減り、とうとうなくなりました。
自然と言うものは、なんと自分勝手なものなのでしょう。驚きしかありません。

 

ニーズ受付の再開

ボランティアの募集は中止しましたが、朝から一転し快晴の午後は、地元の被災者の方々が相談にみえました。
僕もニーズの確認作業に戻り、被災者の方々への確認の電話を続けます。
「こちら災害ボランティアセンターです。朝からひどい雨風でしたね。屋根のブルーシートの具合はいかがですか。雨漏りなどなかったですか。」と状況を伺います。
「はい、おかげさまで雨漏りもなく、助かっています。」
「シートで補修してもらったんだけれど、今の雨で壁の端っこから水が漏れてきたんです。」
被災者の方々のお返事はさまざまです。
こうして確認をしていると、連絡したこと自体に感謝してくださる被災者の方も多く、恐縮します。
ボラセンには被災者の方々から数多くのニーズがあり、それはすぐに解決できるものばかりではありません。状況は本当に千差万別です。紙の情報だけでは分からないことも実に多いでうす。ですから、実際に話しを伺いニーズを整理して解決へ向かって準備をするという、この業務の重要性を実感するのです。

波乱の幕開けとなった新たなボラセンの初日のお話でした。
(つづきます。)

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