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チーム・ユニコンでは、7月14日からの記録的な豪雨により広範囲で大きな被害を受けた秋田県秋田市・五城目町での災害ボランティア活動を8月5日より開始しています。
今回は、最初のタームである8月5日〜6日の活動について報告します。

8月8日時点の集計(※)では、秋田県全体で住宅被害は全壊2件、半壊2件、一部破損6件、床上浸水3,497件、床下浸水2,347件、その中でも被害の大きかった秋田市では床上浸水2,911件、床下浸水1,695件の被害が、五城目町では床上浸水399件、床下浸水200件の被害がそれぞれ報告されています。
※これらの集計、被災・報告の日付等は、秋田県災害対策本部発表のものに基づいています。

今回は三城理事長のチームからの報告を引用して報告いたします。

活動前日の8月4日に東京を出発し、8月5日朝に五城目町の災害ボランティアセンター(災害VC)に到着。
到着後、早速、受付とマッチングを行いました。

五城目町はお盆期間、災害VCをお休みするということもあって(そして秋田市は、逆に竿燈祭りの混雑を避けるために4〜6日の活動を制限しているということもあって)、5日も6日も多くのボランティアさんが全国各地から集まっていたようでした。
昨年、福島地震の桑折町や水害の清水市で一緒に作業をする事が多かったAさんや、先月まで沼津市で共に作業していたMさん、Tさんなど知った顔もチラホラ。
五城目町では床を剥がして送風機を設置するくらいのニーズもない事はないようですが、未だ技術系の作業が入る手前の被災家具の搬出、清掃などがメイン段階なので、懐かしい一般ボラ作業に勤しみました。

まずは石田六ケ村堰添のご高齢のお母さんの一人住まいのお宅へ。
堰添という地名からもわかるように川のすぐ側で、居住スペースは土間から45センチくらいは上がっているのですが、それでも床上浸水となる被害だったようです。
こちらのお宅では、土間倉庫の水浸しになった造り付けの棚を解体して、搬出するという作業を5人で行いました。一緒に活動したのは、青森、宮城、関東から集まったというメンバーでした。
五城目は盆地で、網目状に伏流水のクリークが多くあります。被災地域が彼方此方に広範囲にあるのもそのためだと思われます。この地域もその伏流水のクリークと大きな馬場目川とに囲まれたところで、丁度真裏に大きな介護老人保健施設があったのですが、馬場目川に面しているという立地のためでしょうか、胸高まで汚れた外壁も手付かずのまま、中はもぬけの殻となっていました。

最初のお宅の作業は30分程で終わったので、災害VCまで戻り次のニーズ対応へ。
次は、支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)さんと社協さんが陣頭指揮を取っている鵜ノ木地区の現場でした。
作業内容は、こちらの地区のお宅から搬出され、3週間経っても行政が回収しきれていない被災物を軽トラに積み込み、集積所に運搬するというものでした。本来は行政のお金で業者さんに委託し行う作業なのでしょうが、業者さんでも手が回らず(実際この日も業者さんは業者さんで作業していました)、どうしてもお盆はスッキリと迎えたいという住人の皆さんの気持ちに応える形で行っていたようでした。

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五城目町での活動の様子。被災物を軽トラに積み込み、集積場へ運搬。

午前中は40人弱、トラック5台、午後は50人強、トラック7台で地区の路地や広場にうずたかく積まれた被災物を撤去していきました。熱中症アラートも出たこともあり、若干、翌日に残してしまいましたが、ほぼほぼこちらの地区の回収は出来ました。
午前は積み込み、午後は増台したマニュアルトラックのドライバーに勤しみました。本当に茹だるというか、焼けるような暑さで、水分をこの日は4リットル以上摂っていました。倒れる人もなく良かったです。

作業を終えて災害VCで一泊過ごす無料宿泊所について相談し、2つあるうち宿のうち、コンテナハウスに宿泊することになりました。残念ながらクーラーが壊れていたので、窓全開で寝ることになりました。。

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宿泊したコンテナハウス外観

 

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宿泊したコンテナハウス内観

6日朝、災害VCに行くとマッチングに長蛇の列が出来ていました。200人を軽く越える人々が集まっているのではと見受けられました。そんな中、チーム・ユニコンの監事であるsien sien west代表のパパラさんから、秋田市に入っている仲間から技術系のコンサルが欲しいと連絡があったので向かえないか?と電話が来ました。
Aさんと五城目町のマッチングを一通り聞いた上で、僕らがいないとできないというようなニーズもなく、人手も充分のようだったので、秋田市にヘルプに向かうことにしました。

秋田市では、楢山地区での活動でした。
家主さん的には、社協さんから派遣されたボランティアさんたちに作業してもらったが、まだ途中という印象にも関わらず、次に現調なり、派遣なりが果たされる目処がつかないと困惑されているところに、今回コールをくれたTさんがバッタリ出会ったということでした。
社協さんは社協さんで、山程ある案件の面積をカバーする事を優先しているため、一つの案件を深く対応する事に躊躇いがあり、床剥がしや壁切りには現在のところ基本的には対応しないということで生じている悲劇のように感じました。

作業内容は釘を抜いて床板を剥いで行き、送風機も設置し床下の乾燥促進をするという基本的に作業ですが、長期滞在する学生さんにいろいろポイントをレクチャーしながら行いました。
玄関やリビングにこびり着いた汚れを高圧洗浄で洗うチーム、布基礎の上に堆積した泥土を掻き出すチーム、床下の断熱材であるスタイロフォームを再利用できるように洗浄するチーム。そこに住む人が気持ち良く住めるようにと心を込めで、一心不乱にそれぞれが作業に打ち込みました。

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被災時の様子

 

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秋田市での活動の様子①釘抜き・床はがし作業

 

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秋田市での活動の様子②床下の乾燥を進めて行く

今回も、事故なく作業を終了することができました。
秋田市・五城目町ではまだまだたくさんのニーズが残っているため、チーム・ユニコンも引き続き現地での災害ボランティア活動を継続していく予定です。

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