チーム・ユニコン広報の大塚です。
3月11日に公演の初日を控える「エール!」に関しての大切なお知らせをさせていただきます。
先日稽古場で行われた初通し稽古の後に、全出演者、全スタッフのお話を伺い、多数のご意見をいただきました。
そして、公演の延期や規模の縮小も含め、熟慮した結果、プロデュースを担当するチーム・ユニコンは、公演を予定通り行うことを決定いたしました。

以下は、公演実施を決定したチーム・ユニコンからのご挨拶と、公演に伴いお客様の皆さまへのお願いになります。
ご一読いただけましたら幸いです。

 

舞台『エール!』公演に関する新型コロナウィルス感染症対策についての大事なおしらせ

この度Covid19に罹患し亡くなられた方々に深い追悼の意を示すとともに、現在もウィルスと闘っていらっしゃる方々の一早い快復を切に祈念いたします。

皆さんもご存知の通り新型コロナウィルスCovid19は世界的に猛威をふるい始めています。日本では、実態把握に時間を要しているため、細心の注意を払い、経過を観察する必要がありますが、重症化し亡くなった方々もいらっしゃる一方、回復されている方々も数多くいらっしゃる事実も心に止めておく必要があります。過剰な警戒心から経済を停滞させる事も大きな社会的混乱を招きます。

東日本大震災の時、エンターテイメントを一気に自粛した事が日本を暗澹たる空気に包み込んだ事を私達はずっと苦々しく思っておりました。そのような時だからこそ、エンターテイメントが果たせる役割はあるはずだと感じましたし、実際、徐々に息を吹き返したエンターテイメントが大きな役割を果たしたことを目撃してきました。

再びそのエンターテインメントの灯が吹き消されようとしています…
今こそ、演る側も、観る側も共に「覚悟」と「慎重さ」をもち、手を携えてこの灯を守らなければならないのではないでしょうか?

舞台『エール!』はこのような状況下で、以下のような方策を講じ予定通りのスケジュールで公演を行おうと考えております。
ご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。

安心安全の確保のために

①受付にて

  1. a) 体温の確認、感染者が出た場合のための連絡先の記載、簡単な問診(体調は大丈夫かなどの確認)を行なわせていただきます。申し訳ございませんが、体調不良の方にはご入場をご遠慮いただくこともございます。その場合、既にお支払い済みの皆さまに関しては返金をいたします。当日、会場に足を運ばれる前に体調の異変を感じられた方も公演開始2時間前までにご連絡をいただけましたら返金に応じます。(返金の詳細については下記⑤のキャンセル・返金の項をご覧ください)
  2. b) 入場の前に手指の消毒をお願いします。薬品による肌荒れのおそれのある方は、お手洗いにて入念な石鹸による手洗いをお願いいたします。清潔なタオル・ハンカチをご持参ください。
  3. c) 劇場内はマスクを着用いただき、私語は控えて頂きます。マスクはお配り出来るのが理想ですが、市中に出回っていない状況です。こちらからの提供は困難なため、ご持参いただきますようお願い申し上げます。(マスクをお持ちでない方はタオルなどをご持参いただき、そちらで口鼻を覆って頂きたいと思います)

以上受付周りが混雑することが予想されるため、受付の開始を1時間前からに致します。また、同様の理由からお花はご辞退させていただきますのでご了承ください。

②終演後の役者面会について

こちらにつきましては申し訳ないのですが、劇場内、劇場周りでの面会は中止とさせて頂きます。差し入れなどにつきましては開演前に受付で預かりお渡しいたしますので、メッセージカードなどを添えて頂くことをお勧めいたします。

③入場者数に関して

観客席前列を空けます。また一つ飛びでお掛けいただくようにお座席を指定させていただきます。(すでにお座席指定をしていただきました方々も、変更をお願いする場合がございます。個別にご相談させて頂きますのでどうかご協力ください)

④公演の中止について

現在、体調を崩しているキャスト・スタッフはおりませんが、公演期間中に発熱などの症状がある関係者が出た場合、やむなく公演中止となることもございますのでご了承下さい)

⑤キャンセル・返金について

体調不良などによるキャンセルは開演2時間前までのご連絡で、返金に応じさせて頂きます。(カード決済手数料などにつきましてはお返し出ませんのでご了承ください)連絡先はチケット予約メール記載の番号にお願いいたします。また、そのお時間を超えての返金には応じかねますのでご了承ください。

奇しくもこの舞台『エール!』は、東日本大震災の時、機動力に乏しい演劇というエンターテイメントが人々にどうしたら活力を与えられるかと思い悩んで生まれた作品です。きっと、皆さんの心に刺さるものがあるのではないかと思っています。決して重い話ではなく、暗いムードを笑い飛ばすそんな人情喜劇です。笑いは免疫力も高めると申します。以上の諸注意に十分留意頂き、私たちの手で演劇、いや文化の灯を守りましょう。是非ご参集下さい。

まだチケットの予約・購入をされていらっしゃらない方々につきましては、受付での混雑を避けるためにも、是非事前にご購入をお願いしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

 

「エール!」公演についての詳細は→コチラ

Covid19の感染拡大防止のためということで、各地で次々とイベントが中止、延期、規模縮小となっています。

劇団チーム・ユニコンの旗揚げプロデュース公演はまさに3月11日から22日に予定されており、その渦中にあります。

その稽古場にFM世田谷さんが取材に来てくれました。

本日3月4日よる10時からの『劇ナビ!!』

パーソナリティ植本純米さんと主演の近江谷太朗さんが『エール!』について、
ウィットに富んだそれでいて熱いトークを繰り広げました。

 

僕もちょこっとお話に加えて頂きました。

是非『劇ナビ!!』を聞いて、
そして『エール!』を観に来て欲しいと思います。

『劇ナビ!!』 3/4(水) 22:00  83.4MHz

ネットでもタイムシフトで聞けます➢コチラ

 

舞台『エール!』 チケットの予約・購入は➢コチラから。
前売り予約、ご購入の方には豪華パンフレットがもれなく付いて来ます!

 

広報の大塚です。

絶賛稽古中の劇団チーム・ユニコン初プロデュース作品「エール!」ですが、今回ご出演される俳優、今拓哉さんがゲスト出演された、別所哲也さんがパーソナリティを務める「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」を拝聴いたしました。

今拓哉さんは、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でジャベール役を長年務められた有名なミュージカル俳優さんで、当時ジャン・バルジャン役を務められた別所さんとのラジオでの共演となります。当時のエピソードや、今回の作品「エール!」についてもたくさんお話をされています。

いやあ、それにしても今さんの多才ぶりを初めて知り驚きました。

サーフィンや長唄、そして各地の日本酒の蔵で酒造りもされているとのこと!

今度ぜひ酒造りのお話を直接伺いたいです。

そんな今さんと別所さんとのトークをぜひお聴きください。よろしくお願いいたします。

昨日木曜日の朝の放送でしたが、以下のラジコで過去の放送がお聴きいただけます。

コチラ→「radiko」

 

そして、舞台「エール!」のチケットも絶賛前売り発売中です。
お好きなお席をお選びいただけ、さらに豪華パンフレットも無料進呈となる前売り券をぜひお求めください。

 

広報の大塚です。

前回の三城理事長の投稿と前後いたしますが、顔合わせに続いての立ち稽古初日の稽古場へお邪魔したときのレポートをアップいたします。

この日は早い時間からの稽古だったのですが、私は都合で午後になってから稽古場へ合流いたしました。
前半のシーンの立ち稽古を見学させていただきました。
近江谷さん、樋渡さん、藤井さん、竹内さん、今さん、岩橋さん、木村さん、関根さん、8人の登場人物の初登場シーンをはじめ、和やかな雰囲気の中、稽古は進められていました。
いや本当に皆さん百戦錬磨の役者さんたちです。本当に安心して物語世界へ連れて行ってくださいます。息をのんで稽古を見守りました。

休憩時間には、俳優の岩橋さんや演出のきたむらさんにお声かけさせてもらい、物語や設定に関するお話を一緒にさせていただきました。
僕が滞在したのは短い時間でしたが、シーンの続きが楽しみで仕方ありません。

この日はバレンタインの翌日ということで、出演の竹内都子さんからチョコレートの差し入れもいただきました。

写真は演出のきらむらさんです。
写真からも伝わるかと思いますが、とても穏やかで優しい方です。

きたむらさんが作り出す作品世界に惚れ込んだユニコンが初プロデュースをした今回の「エール!」。
被災地の避難所となった学校を舞台に、一つの場所で生活をすることとなった様々な立場、様々な年代の人々織りなす人間模様を、是非とも多くのお客様にご覧いただきたいと思っております。
好きなお席がお選びできて、豪華パンフレットが無料になる前売りでのご購入をお勧めいたします。

3月11日(水)~22日(日)、中野テアトルBONBONにて公演の舞台「エール!」。
公演の詳細とチケットご購入についてはコチラの特設サイトをご覧ください→「エール!」特設サイト


作・演出のきらむらけんじさん

昨日は稽古3日目、初演のメンバーが8名中6名いるので、カンパニーの空気感も出来ていて、とってもいい雰囲気で進んでいます。
今回の舞台から加わった岩橋道子さん、関根翔太くんもすっかり馴染んでいますが、二人が新たな目線を投げかけてくれるので、新しいケミストリーがそこに生まれています。初演時からのメンバーも前回公演をなぞるのでは無く、当時しっくり来ていなかった箇所に新たなプランを提案したりして、グッと作品が進化して来てます。
こんな早い段階からこんなにハイレベルな稽古が見られるのは本当に稀有な事だと思います。
さて、そんな新しい息吹を吹き込んでくれている関根翔太君、昨日が29歳の誕生日でした。
稽古場で皆んなでケーキを食べてお祝いをしました。翔太君も稽古後の夜中のバイト頑張れる!と満面の笑顔でした。

公演の詳細及びご予約はコチラからお願いいたします。→「エール!」特設サイトへ。

2月11日(祝)、チーム・ユニコン初プロデュース作品「エール!」。

この作品は、東京フェスティバルのきたむらけんじさんの作品を、俳優の近江谷太朗さんのプロデュースにより2017年に上演されました。

被災地の避難所を舞台としたこの作品に惚れ込んだチーム・ユニコンは、ぜひともこの作品をユニコンでプロデュースしたく、近江谷さんときらむらさんに直談判し、今回の上演が実現することになりました。

顔合わせのこの日を迎えるまでに、われわれは何度もお二人にお会いし、打ち合わせを重ねました。災害ボランティアのNPO法人が舞台をプロデュース。「どうして?」と、はてなマークが浮かぶ方も多いかと思います。

俳優でもある自分は、東日本大震災時、役者として被災地に何ができるか、ということを真剣に考えていました。その時に自分がとった方法は、チャリティイベントを開催し、義援金を募り、売り上げと共に被災地へ寄付をすることでした。被災した東北の児童劇団へも寄付を行いました。

今回、劇場は都内ですが、被災地の避難所の方々をテーマにした人間ドラマをプロデュースできるとのことで、自分のやりたかったことの一助となることができ、個人的ではありますが、うれしさを感じております。

この公演に関して、自分ができることで支えていけたらと考えております・

 

今回、すでにご予約は始まっており、今でしたらお好きなお席を自由にご指定できます。

前売りご購入のお客様にはパンフレットも進呈いたしますので、ぜひご予約をご利用ください。お待ちしております。

公演の詳細及びご予約はコチラからお願いいたします。→「エール!」特設サイトへ。

広報の大塚です。寒い日が続きますね。

この度の「エール!」の顔合わせでは、被災地でのお菓子も振舞われました。

長野、気仙沼、宮城の美味しいお菓子は皆さんにも好評でした。

当日はタイトなスケジュールではありましたが、今回の企画意図やユニオンの思いや目標を、メンバーの皆様方に分かっていただいたのではないかと思います。

以前から舞台観劇をしてきた身としては、普段舞台上で拝見してきた皆さんなので、初めて直接お話も伺えて、ワクワクが止まりませんでした。

ユニコンが全国各地の被災地を訪れて感じ行動してきたことを、今回の舞台作品を通して皆様にお届けできれば幸いです。

どうぞご期待ください。

無料で豪華パンフレットが付いてくる前売りチケットと公演の詳細はコチラから→「エール!」販売サイト

お菓子コーナーの様子です♪

広報大塚です。

チーム・ユニコンの演劇初プロデュース作品「エール!」の舞台は「学校」です。

震災や災害の避難所には多くの「学校」や「体育館」が使われています。
僕は震災の年の夏に、自分が参加している阿波踊りの連で、宮城県牡鹿郡女川町へ慰問に行きました。
避難所となっている学校に多くの被災者の方々がおられ、僕たちはグランドで阿波踊りを踊らせていただきました。
他にも芸人さん達が来られていたり、食事のテント等もあった記憶があります。

学校は高台にありましたが、漁港が近いこともあるのか蠅が大量発生していて、過酷な状況の一部が垣間見えました。
僕はトイレをお借りしたり食事の際に学校内に入らせていただきました。

9年前、多くの地域の多くの避難所で、被災者の方々が生活をされていました。
ユニオンで気仙沼で作業をした際にも、テントを張らせていただいた公園に隣接する建物が避難所として使用されていました。

地震と津波で被災された多くの方々の「生活」が、避難所となった「学校」や「体育館」などで営まれていました。

「エール!」はフィクションですが、あの時に存在し、そして自分も当事者としてあの場所にいたかもしれない、そして近い将来そこにいるかもしれない、そんな「学校」という名の避難所を舞台としたドラマです。

来週いよいよ顔合わせ、そして稽古が始まります。

稽古場の様子などもこの場を借りて皆さんにお知らせ出来ればと思っております。