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12月17日・18日にも、台風15号の影響での大雨で大きな被害を受けた静岡県清水区にて、静岡市の要請団体である「災害ボランティア愛・知・人」さんのチームに加わり、災害ボランティア活動に参加しています。
現地で活動したチームからのレポートをもとに、活動の内容を報告します。
なお、清水区は静岡市の中でも最も大きな被害を受けており、床上浸水約3600件、床下浸水約830件の被害が報告されています。

この2日間は、弥生町の築15年ながら新築のように見えるお宅での作業でした。
ここは、近くの山原側と用水路に囲まれた三角地帯で少し低くなっており、8年前にも浸水したことがあったそうです。
今回は床上35cmまで浸水したとのことで、既に業者さんが床下の水・泥出しをし、消毒済みとのことでした。

初日は、壁の中の湿った断熱材を取り出すために、45cmの高さまでの壁剥ぎと、壁の中の断熱材の撤去を行いました。
壁を剥いでみると、下の土台部分には2〜3cmの厚みの泥がひび割れた状態で堆積しており、北側にはまだ泥が濡れている部分もあったそうです。
断熱材も、壁を剥いだところから10cm位弱下の方まで泥水が染み込んでびしゃびしゃの状態だったそうで、これらも取り除いています。
また、壁はぎの際に、5円玉くらいのマグネットを使って、壁板の石膏ボードを固定しているビスを探して、それらのビスの周りの壁紙を剥がし、ビスを見つけて外してから剥がすことで、これまでよりも簡単に石膏ボードを剥がすことができたそうです。

翌日は、前日午後になってから依頼された内壁の撤去は実施しないこととなり、洗面所や勝手口など、前の日にできなかったところの壁剥ぎと、和室の床剥ぎを実施しました。
洗面所の作業では、非常に重いドラム式の洗濯機を移動させた後(これがかなり大変だったそう)、洗面台も取り外して移動させ、裏の壁を45.5cmまで剥がしたそうです。
こちらも壁の中の断熱材は水をたっぷり含んでおり、周りの木の含水率も高かったそうです。家主さんもこの状況を見て、壁を剥いで本当によかったとおっしゃっていたそうです。
こちらの家主さんは非常に勉強熱心な方で、以前にも浸水があったため、きっとまた同じような浸水があるだろうということで、その際にも適切な対処ができるよう、いろいろとお話を聞かれながら一緒に作業されていたそうです。

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壁剥ぎ作業

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壁剥ぎ作業

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湿った断熱材

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壁の中に溜まった泥

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壁剥ぎ作業終了

また、初日の午後には、以前作業したお宅でエアコンの室外機の洗浄を行なったそうです。
浸水した室外機は基盤にも泥がついてしまうため、そのまま電源を入れるとショートして壊れてしまうことが多々あるのですが、通電せずに分解し、水で基盤も洗浄し、ブロワー等でしっかり水分を飛ばして乾かしてやることで復活することがあります。
今回も、ファンや機構部分が泥で汚れてしまっていたので、分解してたわしやブラシできれいに洗ったそうです。

静岡県清水区では、ニーズは減ってきているものの、未だ掘り起こされていないニーズが残っており、じりじりとそのようなニーズが出てきている状況だそうです。
今後も引き続き愛・知・人さんのチームに加わり、週末の活動への参加を継続していきます。

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