今週は防災週間です。
今年も7月、8月と各地で大きな水害が発生し、大きな被害を受けています。また、非常に強い勢力の台風も近づいてきています。
少しでも台風による被害が小さいことを祈る一方で、今や、災害はどこで起きてもおかしくないと実感します。
我々も、少しでも防災・減災に向けて準備を進めていく必要があると思います。
防災週間も後半ではありますが、チーム・ユニコンのブログもこのタイミングでできるだけアップしていきたいと思います。
2022年8月4日からの豪雨で被害を受けた新潟県村上市にて災害ボランティア活動を実施中の「災害ボランティア愛・知・人」さんのチームに加わり、8月20日、21日に災害ボランティア活動に参加しました。
(活動にあたって、参加者は事前にPCR検査を受け、陰性であることを確認しております。)
村上市では、今回の豪雨で床上浸水約580件、床下浸水約800件と非常に大きな被害を受けています。
活動したのは平林地区のお宅です。
こちらでは、増水した用水路の水が、同じく増水した荒川に流れ込むことができなかったことから、荒川は溢水しなかったものの、用水路が溢水してしまったそうです。
作業したお宅でも床下まで浸水したとのことで、床下にはかなりの量の泥が溜まっていました。
一方で、この地区では荒川の水位がある程度上がると用水路が溢れることがわかっており、早めの避難をしたことで人的な被害は無かったそうです。
今回は、床下に溜まった泥を水で薄めながら、バキュームしていく作業を実施しました。
まず、洗浄時になるべく他のところを汚さないよう、壁や床、根太や大引に養生をしていきます。
養生が終わったら、溜まっている泥を水で薄め、それをバキュームで吸っていきます。
(今回のブログの写真は、愛・知・人さんが撮影したものを、掲載許可を頂いた上で掲載しております。いつもありがとうございます!)
床板を剥いでいない部屋は、床下に潜りって同じ作業を行います。
床下には全体的に1〜2cmの泥が溜まっていました。
母屋全体の基礎に傾斜がついていたことで苦戦し、作業が終わった頃には、全身泥水まみれになっていました。。。
自分は20日のみの活動でしたが、結局この日で作業が終わらず、残ったメンバーが21日も活動を継続し、作業を完了することができたそうです。
周辺も広範囲で浸水したそうで、近所の神社にも泥が大量に溜まっており、被害の大きさを感じました。
前述の通り、村上市では今回の豪雨で大きな被害を受けていますが、一方で、この地域は冬になると降雪が多いため、それまでにできる限りニーズに対応する必要があります。
時間のない中、愛・知・人さんや様々なNPO団体の方々、県内のボランティアの方々が懸命に復旧作業を進めていますが、人手が足りていないのが現状です。
チーム・ユニコンとしても少しでも助けになれるよう、できるだけ頻繁に村上市での活動に加わろうと考えています。
なお、村上市の災害ボランティアセンターでもこれまでに作成した医療用ガウンのサンプルをお渡ししており、クラスター発生などのニーズが発生した場合には、まとまった数を現地にお送りできることをお伝えしております。
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