少し時間が経ってしまいましたが、4月30日に川崎市麻生区にて、5月14日に川崎市多摩区にて医療用ガウン作成会を開催しました。
4月30日には5名の方にご参加いただき50着を、5月14日には6名の方にご参加いただき50着をそれぞれ作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

いつものメンバーがメインではありますが、新しく参加していただける方もいらっしゃいます。
自分としても、ほぼ毎回、新しい方にお会いできるのが楽しみになっています。
色々な情報ソースからこの活動を見つけていただき、ご参加いただきありがとうございます!
こうやって、どんどんガウン作りの輪、そしてボランティアの輪が広がっていくといいなと思います!!

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医療・保険機関や介護事業者の皆さまに加えて、国内で災害の被害を受けた地域や、海外で災害や戦乱の被害を受けた地域でも必要となる可能性を考え、自分たちにできることとして、医療用ガウン作成は、感染拡大の状況を踏まえつつ今後も継続していきます。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

5/3〜5に、福島県沖地震で被害を受けた福島県桑折町・国見町で、「災害ボランティア 愛・知・人」さんに加わって、災害復旧ボランティア活動に参加しました。その3日目の報告です。
なお、本文中の写真の多くは愛・知・人さんから頂いたものを掲載させて頂いております。ありがとうございました!

これまでの愛・知・人さんのご尽力のおかげで、最初の2日間の作業で桑折町のニーズがひと段落したことから、この日はお隣の国見町での活動となりました。
活動にあたっては、事前のPCR検査にて陰性を確認した上で、十分な感染症対策を行って実施しています。

少し迷子になりながら国見町の社協さんに到着。この日の現場は社協さんの近くの3件のお宅でした。
福島県国見町災害ボランティア01

平屋のお宅は、瓦の崩れたところへブルーシートを貼る作業でした。
福島県国見町災害ボランティア22

自分も初めて瓦の上に登りましたが、滑る瓦の上でバランスを取るのが予想以上に難しかったです。
作業についても初めてのものばかりで、ベテランの方々に一つ一つ教えて頂きながら作業を進めました。
福島県国見町災害ボランティア03 福島県国見町災害ボランティア23

最終的に、無事ブルーシートを張り終えることができました。
福島県国見町災害ボランティア05

二階建てのお宅では、屋根の壊れたコンクリート瓦を回収し、そこにブルーシートを張り、それ以外の割れた瓦の部分にはアシスト瓦を設置しました。
福島県国見町災害ボランティア21

上り下りには、高所作業車も使いました。屋根の上では慎重に作業を進めます。
福島県国見町災害ボランティア06 福島県国見町災害ボランティア07 福島県国見町災害ボランティア26

無事、きれいに仕上がりました。
福島県国見町災害ボランティア20

平屋組は、もう1件でも作業を行いました。
こちらは、ずれた瓦を防水テープで固定し、一部にアシスト瓦も設置しています。
福島県国見町災害ボランティア09 福島県国見町災害ボランティア11
 福島県国見町災害ボランティア29

アシスト瓦とは、段ボールと防水のシルバーシートとで誰でも簡単に手作りできる簡易的な瓦で、応急的に屋根瓦の破損箇所の雨漏りを防ぐことができます(写真で手に持っているシルバーの正方形のもの)。
できあがったアシスト瓦には、今回実際に設置した下の写真のように、被災者向けのメッセージやイラストが描いてあることが多いです。
福島県国見町災害ボランティア28

これらの作業も、若干のトラブルがありながらも無事終了。
国見町についても、屋根上のニーズはこれで完了だそうです(室内のニーズが1件残っているそう)。

これで3日間の作業を終え、東京に戻りました。
福島県沖地震の被害についての報道は少なく、現地の被害状況が報道からはよくわかりませんでしたが、実際に現地に行ってみると予想以上に大きな被害を受けていることがわかりました。ニーズも、改めて掘り起こすと、これからも増えていく可能性もあると思います。

この地域では、今回のような大きな地震が2年連続で起き、東日本大震災から数えると10年ちょっとで3回も大きな地震に遭い、その度に大きな被害を受けています。
今回も、またか、という気持ちもあると思いますし、何度も被害を受けた方の気持ちは想像もつきません。
頻繁に通っての支援というのは難しいところはありますが、チーム・ユニコンとしても、引き続き、できる範囲での支援を、少しずつでも続けていければと考えています。

3/16に発生した福島県沖地震で被害を受けた福島県桑折町・国見町で、現地で活動されている「災害ボランティア 愛・知・人」さんに加わって、5/3〜5に災害復旧ボランティア活動に参加しましたので、その内容について報告します。
なお、本文中の写真の多くは愛・知・人さんから頂いたものを掲載させて頂いております。ありがとうございました!

活動内容は、主に損傷した屋根瓦の撤去やブルーシートの敷設、それらのサポート作業でした。
屋根瓦が損傷すると、そこから水が入ってきます。入ってきた水が家の中に染み出していくことで、家の中の色々なところが傷ついていきます。
そのような被害を防ぐためには屋根の修理が必要となりますが、とはいえ、被災直後は修理のニーズも多く、すぐに業者さんに対応してもらうことが難しく、年単位での待ち時間が発生することもあるそうです。
そこで、屋根が完全に直るまでの仮の補修として、ブルーシート張りの作業を行うことになります。

初日・2日目は桑折町での活動でした。三城理事長のチームは初日午前からの参加で、自分は初日の午後から遅れての参加となりました。
活動にあたっては、事前のPCR検査にて陰性を確認した上で、十分な感染症対策を行って実施しています。

最初の活動は、屋根瓦が割れたりずれたりしていたお宅でした。
作業前の屋根上はこんな感じだったそうです。
福島県桑折町災害ボランティア25

作業内容は、全ての瓦を下ろした後、雨漏りしないよう、4重にした養生用のブルーシートを貼ったあと、ブルーシートを張って、その上にシルバーシートを貼っていくものでした。
初日の午前に、屋根からバケツリレー方式で全ての瓦を地上に下ろしたそうです。瓦もそんなに軽いわけではなく、数もかなり。相当きつい作業だったそうです。
福島県桑折町災害ボランティア24 福島県桑折町災害ボランティア21

午後は、地上部隊が養生用のブルーシート、その上に張るブルーシート、シルバーシートを、屋根上部隊が測った寸法通りに切り出し、それを屋根上に貼っていく作業を実施しました。
自分はブルーシート・シルバーシートの切り出し作業を行いましたが、風が強くてブルーシートが煽られたりしましたが、寸法間違いもなく無事作業を終えることができたようで、ホッとしました。

途中、周りのお宅の方々から差し入れを頂きました。昨年の福島県沖地震の際に愛・知・人さんが活動されたお宅だそうで、愛・知・人さんがこれまでの活動で積み上げてこられたものの大きさを感じました。
これらの差し入れでエネルギーをいただけたこともあって、無事、大方の作業を初日に終えることができました。
 福島県桑折町災害ボランティア02

一部、片付けや撤去の作業が2日目に残りましたが、このようにきれいに仕上げることができました。
 福島県桑折町災害ボランティア22

1件目のニーズ完了後、2件目に向かいました。
こちらはうねった棟瓦の上の古いブルーシートの張り替えの作業でした。

前日から継続の作業でだったそうですが、到着した頃にはほぼ作業が終了しており、午後は次のニーズに向かうこととなりました。
福島県桑折町災害ボランティア09 

3件目は、地震でずれた屋根瓦の修正作業でした。
こちらは、ずれた屋根瓦を修正したあと、防水テープで固定する作業でした。愛・知・人の皆さんが屋根上で作業、我々は地上・1階の屋根部分でサポートを行い、無事作業が終了しました。
福島県桑折町災害ボランティア11 福島県桑折町災害ボランティア14

ここで、社協さんに戻ったところ、これで桑折町の残ニーズが0件とのこと!
そこで、残りの時間を使って資機材の片付けや、古い土嚢の詰め替え作業を行いました。
福島県桑折町災害ボランティア20

愛・知・人さんを中心に100件以上のニーズをこなしてきたおかげで、一旦桑折町の残ニーズは0件となったものの、土壁が落ちていたり、道路の路肩が崩れていたり、そして、ニーズが上がってきていないものの屋根瓦がずれているお宅があったりし、今回の地震での被害の大きさを実感するとともに、ニーズを掘り起こすとまだまだニーズが出てきそうな印象を受けました。
福島県桑折町災害ボランティア06 福島県桑折町災害ボランティア07 福島県桑折町災害ボランティア15

3日目は、国見町での活動に参加しました。こちらは次の投稿で活動内容について報告したいと思います。

4月16日に川崎市多摩区にて医療用ガウン作成会を開催しました。
今回は、新しく来て頂いた14名の方を含む19名の方にご参加頂き、61着を作成、自宅で作成して持ち込んでいただいた34着を含めて合計95着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

今回は、若い方の参加が非常に多かったのが印象的でした。
中には、こんなご時世だから何か自分にできる事をしたい、という強い気持ちを持っている方もいらっしゃいました。
ボランティアに参加される方の年齢が段々上がって行っていると感じている今日この頃でしたが、色々なきっかけはあるにせよ、このようにたくさんの若い方がボランティアに興味を持って、実際に参加していただけるのは非常に嬉しいなと思います。
そして、若い方はとにかく飲み込みが早い。。。。
あっという間に作り方を覚えて量産体制に入っていくのを見て、おじさん達もまだまだ負けていられないなぁと思いました。

医療・保険機関や介護事業者の皆さまに加えて、国内で災害の被害を受けた地域や、海外で災害や戦乱の被害を受けた地域でも必要となる可能性を考え、自分たちにできることとして、医療用ガウン作成は、感染拡大の状況を踏まえつつ今後も継続していきます。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

COVID-19の新規感染者数の増加も一旦落ち着き、まん延防止等重点措置も明けたことから、久々に医療用ガウン作成会を開催することができました。
2022年最初の作成会。今回は、川崎市多摩区での開催でした。
新しく来て頂いた2名の方を含む7名の方にご参加頂き、65着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

久々の開催ということもあり、作り方を覚えているか若干不安なところはありましたが、作り始めると体が作業を思い出し、順調にガウン作りを進めることができました。
また、新しく参加された方にも、すぐに作り方を覚えていただき、たくさんのガウンを作っていただくことができました。

 

医療・保険機関や介護事業者の皆さまに加えて、国内で災害の被害を受けた地域や、海外で災害や戦乱の被害を受けた地域でも必要となる可能性を考え、自分たちにできることとして、医療用ガウン作成は、感染拡大の状況を踏まえつつ今後も継続していきます。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

3/16深夜に発生した福島沖地震の被害に対してチーム・ユニコンとして何ができるかを考えるため、宮城・福島の被害状況と災害ボランティアセンター等の立ち上げの状況について、3/19〜20に実際に現地を訪れて確認してきました。

初日は東北道を北上、福島県須賀川市、郡山市の災害ボランティアセンターに立ち寄った後、宮城県に入って白石市で宿泊、翌日は宮城県角田市、丸森町、山元町、福島県新地町、南相馬市を通り、常磐道を南下して東京に戻ってきました。角田市、山元町、新地町では役場や災害ボランティアセンターに立ち寄ることができました。
立ち寄ることができた災害ボランティアセンター、社会福祉協議会、役場等では、被害状況、ニーズの状況等についてお話を伺っています。
自治体によっては、外壁等の損傷は少ないものの、家財を含めて家の中がめちゃくちゃになっているというところ、ボランティアセンターを設置したもののニーズは10件程度、というところもありましたが、一方で、昨年2021年2月の福島沖地震よりも大きな被害を受けたという自治体もあり、被害の状況は様々でした。
災害ボランティアセンターが立ち上がっているところも立ち上がったばかりであり、また、これから立ち上げるところも多く、現状では拾えていないニーズが掘り起こされ、これからニーズが増えていくことが予想されます。
角田ボランティアセンター

また、移動の過程で、道路の周辺の被害も確認しました。
特に被害が大きいと感じたのは太平洋沿いのエリアで、屋根瓦が落ちたり、外壁に被害があったり、という状況を目の当たりにしました。加えて、家の中の被害も大きいそうです。
高速道路やその他の道路でも、段差ができている、ひび割れが生じている等の被害を確認しました。
被害は、内陸では宮城県・福島県の県境あたりで大きく、それ以上に太平洋側で被害が大きいように感じました。
山元町・瓦が落ちた家 山元町・道路の被害  白石付近・高速道路の段差 白石・外壁の被害 白石・壁のひび割れ 白石・階段の被害 白石・地震の被害と思われるアスファルトのひび割れ 白石・陸橋の段差

また、新幹線の脱線現場も我々が宿泊したホテルのすぐ近くでしたが、JR東日本の方々が撤去作業を開始されていました。発災直後にも関わらず大変な作業に従事されていること、本当に頭の下がる思いです。
白石・脱線した新幹線

コロナ禍の現状を踏まえて、基本的には周辺にお住まいの方々からボランティアを募り、災害からの復興・復旧を目指していくというスタンスの自治体が多いですが、やはり、要支援者の方々からのニーズを掘り起こしていく中で、需要と供給のアンマッチが生じる可能性がありますし、すでに地域を限定せずにボランティアの募集をかけている自治体もあります。
昨年同様、チーム・ユニコンとしても何かのお役に立てる場面が生じる場面が生じるのではと思います。今回の調査を通じて構築したパイプをもとに、これからも引き続き情報収集を続け、チーム・ユニコンにできる支援を考えていきたいと思います。
直近では、GWあたりにまとまった形での支援ができればと考えていますが、今後の活動予定について具体的に決まり次第、HPやこのブログで共有していきたいと考えておりますので、ご確認いただければ幸いです。

少し報告が遅くなってしまいましたが、チーム・ユニコンも参加していた3/11〜13に日比谷公園にて開催されたピースオンアースは、無事終了しました。
3日間とも良い天気で、特に土日は半袖で十分なくらいの陽気でした。

3日目となる3/13には、トークステージにて青空朗読会を開催しました。
事前に、セカンドステージでチーム・ユニコンと朗読会の紹介をさせていただきました。

朗読会では、以前お伝えしました通り、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品を朗読しました。

『私の夢まで、会いに来てくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)
朗読会で読んだ本たち

朗読していただいたのは、松岡美桔さん、石川シンさん、鈴木隆さんです。

松岡美桔さん


石川シンさん


鈴木隆さん

我々がテレビで見る映像等も非常に衝撃的ではありますが、実際に体験された方の手記はそれらとは比較にならないほど生々しく、心に重く残ります。
また、映像では流されない部分が手記には残されており、実際に起こっていたけれども自分達が想像できていなかったことを知ることができます。
それらを役者さんたちが言葉にすることで、文章を読んだ時とは違った印象を受けたり、より生々しく情景が想像できたり、伝える人が間に入ることでより想いが伝わるように感じました。

手記を読む方によっても文章から受ける印象も変わると思いますし、それを言葉にする方によっても、きっと伝わるものも変わってくると思います。
今回は準備期間の関係で実現できませんでしたが、来年も朗読会を開催し、より多くの方に本書籍を手に取っていただき、ご自分で読みたいと思うものを選んでいただき、読んでいただける場を作りたいと考えています。

震災から11年、多かれ少なかれ記憶は風化してきています。
このようなイベントを通して、震災の記憶を繋いでいき、それを今後の防災・減災に少しでも繋げていくことができればと思います。

一方で、嬉しいこともありました。
ユニコンの隣には、VOAR LUZ(ボラアズ)さんがブースを開いていました。
チーム・ユニコンの右側、イチゴの大きな看板が目印でした。
ピースオンアース・ブース周辺
VOAR LUZさんは、気仙沼で、来たる高齢者社会に向けたビジネスの推進や、『みつける』『ひきだし』『つなぐ』をテーマに多くの魅力あるモノ・コトの情報の発信や販売をされているそうです。
今回も、気仙沼市階上地区で採れたイチゴや、気仙沼の名産品を販売されていました。
そこで、東日本大震災後のボランティア活動でお世話になった方のご家族にお会いできました。
イチゴも、我々が活動していたエリアで生産されたものでした。
前身のチーム・ユニオン時代から続けてきた活動で繋がったご縁をこのような場所で感じることができ、とても嬉しく思いました。
今年こそは気仙沼に行かないと!

東日本大震災以降、地震や水害、多くの災害が日本中で起き、起きました。
3.11だけに拘るのも、という意見もあるのではと思います。
とはいえ、未曾有の大災害であった東日本大震災を3.11に思い出す事をきっかけに、他にも色々な災害があったことを思い出し、防災・減災について考える機会となれば良いのかなと思います。
 

そして、3/16に東北地方で大きな地震がありました。
チーム・ユニコンとしてもできることがないか考えるため、3/19〜20に現地の状況も調査してきました。
その結果や、これから収集する情報をもとに、チーム・ユニコンにできる支援を考えていきたいと思います。
活動の予定についてはHPや本ブログでお知らせしていきますので、ご確認いただき、ご興味がございましたら問い合わせフォームからお問い合わせください。

昨日、3月16日深夜、東北地方を震源にした大きな地震が発生しました。
我が家も長く揺れが続き、自分もかなり不安になりましたが、東北ではより強い揺れが発生し、実際に被害にあった方も多いと思います。
現状、被害の全貌が必ずしもわかっていない状況ではありますが、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、また、負傷された方の早期の回復をお祈り申し上げるとともに、このブログを読まれた皆様がご無事に過ごされていることを願っております。

チーム・ユニコンでも、現在、関連する情報を集めております。
それを踏まえて、自分たちにできることがないか、現地調査の実施も考えております。
情報がまとまったところで、自分たちにできることと、必要な活動が何かを考えた上で、被災地に求められている活動を実施していきたいと考えています。
皆様の方でも何か情報がありましたら、是非ご共有ください。

今後の活動については、HPや本ブログでお知らせしてしていきたいと思いますので、ご確認いただければと思います。

また、今回の地震で被害が小さかった地域でも、いつこのような災害が起きるかわからない、ということを踏まえて、普段からの災害に対する備蓄等について目を向けていただければ嬉しいです。
自分も改めて身の回りの防災・減災について考えていきたいと思います。

昨日の3.11から日比谷公園で開催されているピースオンアースに、チームユニコンも参加しています。
今日はとても良い天気で、むしろ暑いくらいの気温の中、楽しくブースの運営を行いました。

ブースはこんな感じです。場所は、第二花壇の近くの6番です。

ブースの中には、これまでの活動報告やボランティアに関係する資料、今作成している医療用ガウンやフェイスシールド、そして明日の朗読会で朗読する書籍等を置いています。
いろいろな資料がありますので、お越しの際には是非ゆっくり見ていただければと思います。
書籍は、ブースの外に設置したテーブルや、ピクニックシートの上でゆっくり読んでいただいくこともできます。きっと明日も天気が良いので、のんびりと過ごしてください。
  

今日は、東日本大震災以降、ボランティアに参加できなくても、現地に旅行に行ったり、買い物をしたり、現地の方々といろいろなお話をしたりされた方や、災害ボランティアというものに興味を持っていただけた方、様々な方がブースを訪れてくれました。
様々な話を聞いて、自分が知らなかったことを教えていただけたり、新たな気づきがあったりしました。
このような活動から人の繋がりが広がってくことは、とても嬉しいことだなと思います。
また、震災からの自分達の人の繋がり、というものにも改めて気付かされることもありました。

ユニコンの周りにも、様々なブースが出展しています。
向かいのブースでは、小学生の子供たちが中心に、オーガニックコットンか、あるいはフェアトレード(購入により途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動)のコットンのバックを選び、世界に一つしかないエコバックを作る、というワークショップが開催されていました。
エコ、環境、SDGs、貧困といったキーワードをもとに活動されているそうです。
自分もフェアトレードのエコバックに、用意して頂いた型紙をもとに、こんなエコバックを作ってみました。
絵心はないですが、なんとなーくそれっぽい出来上がりになりました!(独創性がないというツッコミも受けましたが…)

また、第二花壇の近くでは、311本の旗がはためいています。
その中でイベントも開催されています。

そして、チーム・ユニコンにとっては、明日の青空朗読会が大きなイベントです。
3/13 の14:20〜14:50に、第二花壇のトークステージで開催です。
朗読する書籍は、東日本大震災の被災地で生き抜いた方の、非常にリアルな手記です。
非常に生々しい記録であり、内容も決して軽いものではありません。
とはいえ、震災から11年、記憶の風化が進んでいく中で、当時の記憶を紐解くことには大きな意味があると思います。
明日も良い天気のようです。お近くにお寄りの際、また、朗読会に興味のある方、是非ユニコンのブース、そして朗読会に立ち寄っていただけると嬉しいです。

先日お知らせしました、本日から3月13日(日)に東京・日比谷公園で開催される「ピースオンアース Peace On Earth」(HPはこちら)にて実施予定の青空朗読会につきまして、イベントの時間と場所が変更になりました。

日時:3月13日 14:20〜14:50
場所:トークステージ@第二花壇 (http://peaceonearth.jp/archives/3751)
読み手:松岡美桔、石川シン、鈴木隆

朗読するのは、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時にゼミの生徒さんたちと編纂した「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの、以下の2作品です。

『私の夢まで、会いにきてくれた』(朝日新聞出版)
3・11慟哭の記録』(新曜社)

既に以前お伝えしておりましたスケジュールで予定を組まれていらしゃった方にはお詫び申し上げます。
時間・場所は変わりましたが、ご興味がございましたら、是非ご来場下さい。

また、チーム・ユニコンはブース番号6番の位置にブースを構えております。
是非覗いてみて頂ければと思います。

*ピースオンアースでは、厚生労働省の接触確認アプリであるCOCOAをアクティベートしてのご来場・ご参加を推奨しております。ご協力のほど、よろしくお願い致します。