3月に引き続き、4月30日に「一般社団法人 日本カーシェアリング協会」さんの活動に加わって、被災地の車不足を支援する活動の一部となる「架け橋ドライバー」としての活動を実施しました。

昨年の台風15号で大きな被害を受けた静岡県で活動する災害ボランティアのための高速無料化措置が4月いっぱいまで延長されたことを受け、静岡市にある車両をカーシェアリング協会さんが新たに支部を開設する栃木市へ移送することになり、今回はチーム・ユニコンから三城理事長を含めた4名のメンバーが参加し、移送する車両の一部である3台の移送をお手伝いしました。
活動に参加したメンバーからのレポートをもとに、活動の様子を報告します。

前日に静岡入りし、当日朝に静岡市内の日本カーシェアリング協会さんの拠点に集合。
車両を受け取り、雨の中、静岡を出発しました。

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日本カーシェアリング協会さんの静岡拠点

 

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静岡出発前の記念撮影

今回は走行距離300km程度と前回と比べて短かったこともあり、その日のうちに栃木市に到着、無事に車両を引き渡すことができました。
車両を引き渡した後は、伴走車で東京に戻りました。

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栃木市に到着①

 

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栃木市へ到着②

今回の活動後、日本カーシェアリング協会さんは、無事5月10日に栃木支部を開所されたそうです。
各地で災害時の備えや寄付車を活用した支え合いの仕組みを広げるため支部設置を進めていっているそうですが、今回、チーム・ユニコンもその活動の一部をお手伝いできて良かったと思いますし、災害が起きないに越したことはないですが、今回移送した車両が災害時に少しでも被災された方のお役に立つと良いなと思います。
また、今後、同様に車両の移送のお手伝いが必要な際には、チーム・ユニコンも引き続き協力していきたいと考えています。

なお、「一般社団法人 日本カーシェアリング協会」さんは、自然災害の被災地などで乗用車を失った方々や、被災地の車不足で困っている方々のために、地域コミュニティで車をシェア(共同利用)する仕組みを提供する「コミュニティ・カーシェアリング」や、寄付で集めた車を活用して災害時に車で困らない仕組みを作る「モビリティ・レジディエンス」などの活動を実施されています。
活動の詳細はこちらのウェブサイトをご確認ください。

先日、石川県能登半島を震源とする大きな地震があり、石川県珠洲市を中心に大きな被害を受けています。
また、その後、千葉県を中心に関東でも大きな地震がありました。
お亡くなりになってしまった方のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々へお見舞い申し上げます。
特に大きな被害を受けた珠洲市では、約470棟の住宅が被害を受けており、既に現地では復旧に向けて幾つかの団体が自治体との連携を図りながら動いており、チーム・ユニコンとしてはその進捗状況を見ながら、現地での貢献について考えていきたいと思っています。

さて、GW最終日の5月7日に、川崎市高津区にて医療用ガウン作成会を開催しました。
6名の方にご参加いただき、持ち込みを合わせて65着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

当日は生憎の雨模様でしたが、初めての方が2名来て下さいました。
また、リピーターの方にも来ていただけたことで、多くのガウンを作ることができました。
一方、前述の通り能登半島での大きな地震で、多くの住宅の屋根が被害を受けています。
関東での地震でも、屋根を中心に一部被害を受けているようです。
今回に限らず、地震や台風による屋根への被害はこれからも発生する可能性があり、少しでも復旧の助けとなれるよう、アシスト瓦(段ボールと防水シートで作る簡易的な瓦。被災時の屋根の応急修繕に用いられます。)の作成会も併せて実施していきたいと考えています。

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医療・保険機関や介護事業者の需要は落ち着いてきているものの、国内で災害の被害を受けた地域や、海外で災害や戦乱の被害を受けた地域でも必要となる可能性を考え、また、初めてボランティアに参加される方の入り口にもなっていることからも、医療用ガウン作成会は今後も継続していきます。
また、前述の通り、アシスト瓦の作成にも取り組んでいきたいと考えています。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが(状況によって少し前後する場合があります)、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

少し前になってしまいますが、4月1日〜2日に目黒の田道広場公園で開催された「第16回 目黒イーストエリア・桜祭り」に出展された気仙沼ブースのお手伝いをしました。
チーム・ユニコンからは初日6名、2日目8名がそれぞれお手伝いに参加しました!

コロナ禍でこのイベントが開催できない期間が続いていましたが、今年、ついに3年ぶりの開催となりました。
以前から秋刀魚つながりもあって交流を重ねてきた目黒区と気仙沼市ですが、平成22年9月より友好都市協定を締結しており、コロナ禍前は、目黒のイーストエリアのイベントには気仙沼から継続して参加されていました。
そんな中でコロナ禍が始まってしまい、イベントが開催できなくなってしまったため、気仙沼の方々もイベントに参加できない日々が続いていました。
その間、我々も気仙沼の方々にほとんどお会いできていなかったため、今回、本当に久しぶりに気仙沼の方々にお会いすることができ、とてもうれしかったです。

さて、当日は2日間ともとても良い天気、特に初日は(炭火に常に当たっている我々には特に)暑すぎるくらいでした。

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当日は桜もまだ見頃

 

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当日はとても良い天気でした。

気仙沼ブースでは、気仙沼の美味しいもの、採れたての牡蠣やわかめ、ホタテやカツオのハラスを気仙沼から持ってきていただき、ワカメはしゃぶしゃぶに、牡蠣は蒸し牡蠣に、ホタテやカツオのハラスは炭火焼きにして提供しました。
どれもこれも美味しいものばかりですが、個人的にはなかなか水揚げしている土地以外では食べられない脂の乗ったカツオのハラスがおすすめでした(1匹から1つしか取れず、かなり貴重で、ほぼ地元で消費しているそう)。2日目にはリピートしてくださる方もいらっしゃったそうです。
また、ワカメも三陸の、特に気仙沼のものを食べると他のものが食べられなくなるんじゃ、と(個人的には)思うくらい美味しく、また、その場でしゃぶしゃぶすることで、ワカメの色が緑に変わるのをお見せすることができたのも良かったと思います。ワカメを食べた後、すぐに塩蔵ワカメを購入されていた方もいらっしゃいました。
お土産もの売り場でも、美味しいお土産や、ホヤぼーやグッズを販売していました。自分も、おやつやおツマミをいろいろ買いました。

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大ぶりの蒸し牡蠣

 

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ホタテの炭火焼き
ホタテの表裏の見分け方を教えていただきました

 

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ホタテとカツオのハラスの炭火焼き
炭火がなかなかの暑さです笑

 

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ワカメしゃぶしゃぶ作り

 

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お土産ブースでも特産品やホヤぼーやグッズがたくさん

好天に恵まれたこともあり、本当に多くの方にご来場頂けて良かったと思います。
おかげさまで、気仙沼から持ってきていただいた海産物も全て売り切ることができました。
久しぶりのこのようなお祭りで、たくさんの笑顔にお会いできたのがうれしかったですし、そんな中で、コロナ禍を経て、気仙沼と目黒、そしてチーム・ユニコンとの繋がりを再確認できる機会になったのがとてもうれしかったですし、これからもこの繋がりを深めていくような活動に携わっていければと思います。

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ホヤぼーやも参戦!

チーム・ユニコンでは、今回のような、これまでの活動やメンバーを通してご縁のある土地に関連するイベントや、現地への観光などを通した中長期的な支援につながる活動を継続していきたいと考えています。
イベント参加前にはFacebook等でお知らせしますので、お近くの方は是非お立ち寄りください!

 

今回は、「一般社団法人 日本カーシェアリング協会」さんの活動に加わって実施した、被災地の車不足を支援する活動の一部となる「架け橋ドライバー」としての活動の報告です。

一般社団法人 日本カーシェアリング協会」さんは、自然災害の被災地などで乗用車を失った方々や、被災地の車不足で困っている方々のために、地域コミュニティで車をシェア(共同利用)する仕組みを提供する「コミュニティ・カーシェアリング」や、寄付で集めた車を活用して災害時に車で困らない仕組みを作る「モビリティ・レジディエンス」などの活動を実施されています。
活動の詳細はこちらのウェブサイトをご確認ください。

日本カーシェアリング協会さんは、昨年の台風15号で大きな被害を受けた静岡県でも同様の活動を実施されていました。
発災から時間がたち、静岡県では車の流通が戻りつつあること、静岡県で活動するボランティアのための高速道路無料化措置が3月いっぱいで終了する見込みであることから、静岡県で提供していた車を佐賀県武雄市の九州支部へ移送することになり、その移送のための「架け橋ドライバー」を募集されていました。
そこで今回、チーム・ユニコンの三城理事長を含めた3名のメンバーが架け橋ドライバーとして、移送する車の一部である2台の車の移送をお手伝いしました。
活動に参加されたメンバーからのレポートをもとに、活動の様子を報告します。

3月18日、朝8時に伴走車を含めた3台で静岡市内の日本カーシェアリング協会の拠点を雨の中出発し、西へ向かいました。
途中、愛知県の美合SA、滋賀県の土山SA、岡山県の吉備SAでこまめに休憩をとりながら、この日は山口県周南市の徳山で宿泊。
この日の走行距離は740kmでした。

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出発前@静岡市

 

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日本カーシェアリング協会の静岡市の拠点にて

翌3月19日は青空のもと、朝8時に徳山を出発。
山口県の壇之浦SA等で休憩をとりながら、昼頃に佐賀県武雄市の日本カーシェアリング協会さんの九州支部に到着。静岡からの総走行距離は1040kmに及びました。
こうして、事故もなく、無事に車を返却することができました。
日本カーシェアリング協会の九州支部には数多くの車が保管されており、どこかで災害が発生した際に迅速に車を提供できるように備えられていたそうです。

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壇之浦SAから関門海峡を臨む

 

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日本カーシェアリング協会九州支部

 

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九州支部に無事到着

 

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九州支部には災害に備えてたくさんの車が

車の返却を終えた後、東に向かう前に、武雄市の隣の大町町に立ち寄りました。
大町町は2019年、2021年の豪雨で甚大な被害を受けており、チーム・ユニコンも復旧へのお手伝いのための活動に参加させていただいています。
その大町町に、「認定NPO法人 日本レスキュー協会」さんが佐賀県支部大町拠点「MORE WAN」という施設を開設されています。
こちらは自然災害発生時にペットと一緒に入所できる避難所となる他、平時には災害救助犬やセラピー犬の育成施設としての役割を果たしています。
今回、佐賀に到着したタイミングで、「MORE WAN」にて日本財団さんが主催されたワークショップで重機・チェーンソーの講習が行われており、チーム・ユニコンの監事をお願いしているパパラこと今井さんがたまたまその講習に参加されていたため、ご挨拶に伺いつつ、これからの活動の参考となるよう施設を見学してきました。

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日本レスキュー協会の佐賀県支部大町拠点「 MORE WAN」

 

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「MORE WAN」の重機訓練のできるスペース

その後、伴走車で東に向かい、この日は往路と同じく徳山に宿泊し、最終日に備えました。

最終日3月20日は、朝7時に徳山を出発、途中、広島県の福山SA、岡山県の吉備SA、兵庫県の宝塚北SA、滋賀県の多賀SA、静岡県の浜松SA、駿河湾沼津SAで休憩しつつ、なんとかその日のうちに東京に無事到着しました。

今回の活動では、慣れない車での長距離の運転は想像以上に大変だったそうで、長距離運転にはこまめな休憩が重要、ということを特に感じたそうです。
そんな中で、事故なく無事に2台の車を移送することができ、よかったと思います。

被災地の支援のための活動には、現地での瓦礫撤去や床や壁の解体作業といった活動以外にも、今回の架け橋ドライバーのような活動など、本当に様々な活動があります。
それぞれの活動でやれること・必要とされることが異なり、いろいろな方が、それぞれの得意なことで支援できる可能性がある、ということを改めて感じたそうです。

今後、どこかで大規模な災害が発生した際には、日本カーシェアリング協会さんから大量の車の移送の要請がある可能性があり、その際にはチーム・ユニコンも移送に協力していきたいと考えています。
また、災害が起きないに越したことはないですが、災害が起きてしまった時には、今回移送した2台が被災された方々の役に立つといいなと思います。

前回からしばらく時間があきましたが、他の活動が落ち着いてきたこともあり、世の中WBC真っ盛りの3月21日に、川崎市多摩区にて久々の医療用ガウン作成会を開催しました。
8名の方にご参加いただき、持ち込みを合わせて80着を作成することができました!

作成会の開催にあたっては、JVOADのガイドラインに従い、検温・手洗い・アルコール消毒等の感染予防を徹底しております。

春休みに入ったこともあってか、初めての方にたくさん参加していただくことができ、とてもうれしかったです。
皆さんとても丁寧に作ってくださり、また特に若手の皆さんはあっという間に作成スピードも早くなったこともあって、久々の開催とは思えないくらいのたくさんのガウンを作ることができました!ありがとうございました!
活動中、WBC準決勝の経過が気になってしょうがない一部ユニコンメンバー(自分も含めて)もいましたが、そんな和やかな活動の雰囲気も伝わったのかなと思います。
しばらくは月1回くらいの頻度で、このような雰囲気で作成会を開催していきたいと思いますので、ご都合が合いましたら是非お気軽にご参加いただければと思います。

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医療・保険機関や介護事業者の需要は落ち着いてきているものの、国内で災害の被害を受けた地域や、海外で災害や戦乱の被害を受けた地域でも必要となる可能性を考え、また、初めてボランティアに参加される方の入り口にもなっていることからも、医療用ガウン作成会は今後も継続していきます。
また、今後はアシスト瓦(段ボールと防水シートで作る簡易的な瓦。被災時の屋根の
応急修繕に用いられます。)の作成会も併せて実施していきたいと考えています。

本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡ください。
作成会での活動時間は9:00-16:00ですが(状況によって少し前後する場合があります)、ご都合に合わせて、午前中のみ、午後のみ、〇時から〇時までという形での途中参加も可能です。

なお、チーム・ユニコンでは、NPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら医療用ガウン作成作業を継続しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。

12年後の3月11日は、雲ひとつない快晴で、暑いくらいの陽気になりました。

東日本大震災から12年となる3月11日(土)に、日比谷公園 第二花壇にて開催された「311未来へのつどい Peace On Earth」にブース出展しました!
会場では、5団体がブース出展し、また、ステージでは様々なパフォーマンスが行われました。

そして、14:46には会場に多くの方々が集まり、黙祷を捧げました。

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会場の様子

 

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入り口のモニュメント

 

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当日のブースの様子

今年も、チーム・ユニコンはブースでの活動紹介と青空朗読会を実施しました。
活動紹介は、いつもの活動報告の展示に加えて、今回はこれまでの活動をまとめたパネルを用意しました。
こちらをブースの入り口に展示したところ、興味を持ってブースの中に入って活動報告を読んで下さる方も多かったように思います。

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ユニコンのブースの様子

 

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これまでの活動をまとめたパネル

今年は会場のスペースが広くなかったこともあり、青空朗読会はブースのすぐ前で行いました。
朗読会の準備には、ユニコンのメンバーが本業での得意分野を活かして活躍してくれました。

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青空朗読会の準備風景その1

 

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青空朗読会の準備風景その2

朗読した作品は、昨年と同じく、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時に、ゼミの生徒さんたちと発災直後から丹念な取材を積み重ねて編纂された「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの以下の2冊です。

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青空朗読会の様子

朗読してくださったのは、大塚秀記さん、みょんふぁさん、廣瀬朱美さんのお三方です。
想いのこもった朗読をしていただき、ありがとうございました。

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大塚さんの朗読風景

 

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みょんふぁさんの朗読風景

 

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廣瀬さんの朗読風景

今回朗読した著書は、いずれも震災の発災時・発災後の様子が非常に生々しく記録された著書ですが、綴られた言葉が実際に朗読してくださったお三方の想いのこもった声になることで、さらにリアルな形になって伝わってきたように思います。
また、改めて朗読を聞くことで、昨年の朗読会から今年の朗読会まで、ということも含めて、記憶は年々薄れていくということも改めて実感し、なんらかの形で記憶を繋いでいく、ということは非常に重要だと感じました。
周りにいらっしゃった方々も興味を持って聞いてくださっていて、このような朗読会を実施することで、それらの記憶をつなぎ、また、被災された方々に想いをよせる時間とすることができたように思います。

さて、続けて参加してきたPeace On Earthですが、日比谷公園の改修工事が始まるため、今年で一区切りということのようです。
一方で、自粛されてきたイベントが各地で復活してきており、ユニコンでもこれからいろいろなイベントへ参加していきたいと考えています。
ブログやFacebookでも情報を発信していきますので、今後のイベントにも是非お立ち寄りいただければと思います。

トップページの最新情報にもアップしておりますが、東日本大震災から12年となる3月11日(土)に日比谷公園 第二花壇にて「311未来へのつどい Peace On Earth」が開催され、チーム・ユニコンは今年もブース出展することとなりました!

イベントの詳細はこちらをクリックして下さい。

チーム・ユニコンでは、これまでの活動を発信するブース展示とともに、昨年に引き続き震災関連書籍の青空朗読会を実施し、震災の記憶を繋ぎつつ、被災された方々や亡くなった方々に想いを寄せて頂く時間にできればと考えています。
朗読する作品は、昨年と同じく、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時に、ゼミの生徒さんたちと発災直後から丹念な取材を積み重ねて編纂された「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちから次の2冊としたいと考えています。

朗読会で読んだ本たち

なお、当日朗読するタイミングについては現在調整中ですので、わかり次第お知らせ致します。

当日、お時間がおありでしたら、お出かけの途中などに是非お立ち寄り下さい!

こちらは、昨年の写真です。
  

少し前のブログでご紹介した「川崎ワカモノ未来PROJECT 2022〜川崎市を高校生が主役になれる街に〜」。
高校生世代の方々が自分の関心や興味に沿ったプロジェクトを立ち上げ、大学生メンターの方々や地域の大人の方々と共にアクションを行うものですが、2月12日に最終成果報告会である「ハナサクPresentation」が開催されました。
ユニコンを紹介してくださった、ゆらさんもプレゼンをされるということで、自分も観覧に参加させていただき、皆さんのプレゼンを聞いてきました。

なお、このプロジェクトの運営は、認定NPO法人カタリバさん、川崎ワカモノLabさん(このプロジェクトのOB・OGの皆さん)が行っています。
詳細はこちらのリンクをご参照ください。

多くの方の前での最終プレゼンということで、皆さんとても緊張している様子が伝わってきましたが、自分達がやってきたこと、やれなかったこと、伝えたいことを、どなたも自分の言葉でちゃんと伝えていたことが、とても印象的でした。
中には、身近なことから社会問題に切り込んでいたり、大人でも答えられないような問題に真正面から取り組んでいたり、とても深いテーマに取り組んでいるものもありました。
ゆらさんも、サードプレイスというテーマの中でボランティア団体を取材対象としたこと、プロジェクトから得られたことについて丁寧にプレゼンされていました。

いろいろなプレゼンを聞いていた中で、うまくいかなかったことに対しても、うまくいかなかった理由をきちんと分析して発表しているプレゼンがあったことがとても印象的で、失敗も一つの成果として捉えて、挑戦する過程をとても大事にしているんだなと感じました。
最終的には順位づけがなされはしたものの、登壇された大人の方々がおっしゃっていた通り、この順位自体に大きな意味はなく、挑戦したこと、その過程に大きな意味があったのだと自分も感じました。
そんな中で、一つ一つのプロジェクトに対する審査員の方々からの(時間をオーバーしての)丁寧な講評もあったり、観覧された方々からの本当に多くの感想もあったり(模造紙に感想を書いた付箋を貼っていく形式でしたが、1枚で足りず2枚目が登場するくらい!)、これらをこれからやりたいと思ったことに生かして、いろんなことに挑戦していっていただければと思いました。

川崎市で活動をしていると、若い人たちの興味・やりたいことを応援する文化がある土地だなと感じることが多いです。
このプロジェクトも、運営にプロジェクトのOB・OGの方々が多く参加し、後輩をサポートし、経験を繋いでいっていることも印象的でした。
と思って地元の広報紙を見ると、地元でも若者を後押しするプロジェクトが進んでいることを最近知りました。
このようなプロジェクトの後押しを受けて、若い人たちがいろいろな場所でいろいろなことに興味を持って、いろいろなことに挑戦していってほしいなと思います。
もちろん、その対象がユニコンの活動であるとうれしいのですが、どこかにとらわれず、若い人たちが広くいろんなことに挑戦することが、きっと良い未来につながるんじゃないかなと思いました。

(当日写真を撮れなかったので、Action Dayのものを。)
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チーム・ユニコンは右下の⑥に取り上げて頂いています。

2月11日に第4回通常総会を開催しました!
2022年の活動報告に加え、2023年の活動についての議論を行いました。

2023年の活動は、これまでの大規模自然災害の被災地での支援活動の継続に加えて、首都圏での大規模自然災害発生時の減災・免災のためのネットワークづくりなどに本格的に取り組んでいく予定です。
また、ボランティア体験の入り口にもなっている医療用ガウン作成会も、アシスト瓦(段ボールと防水シートで作る簡易的な瓦。被災時の応急修繕に用いられます。)の作成会を混ぜながら実施していく予定です。
引き続き、「無理なく、自分にできる範囲で」活動に参加して頂けるとうれしいです!

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第4回通常総会の様子

また、ホームページに年次報告書をアップしています。こちらのページからご確認ください。
第四四半期は、台風15号で被害を受けた静岡県静岡市清水区での、「災害ボランティア 愛・知・人」さんのチームに加わっての災害ボランティア活動が主な活動でした。
清水区での活動はようやくひと段落し、現在は地元の団体が中心となって活動しています。

昨年は残念ながら大きな災害が多い年となってしまいましたが、今年は災害の少ない年になると良いなと思っています。

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川崎市中原区役所地域みまもり支援センター様にお声がけいただき、来週2月22日(水)に、川崎市のコミュニティFMである「かわさきFM」さんの番組に出演することになりました!

かわさきFMさんでは、毎月第4水曜日の15:30から「みんながつながる!ミミケロ地域の情報室」という番組を放送されています。番組の詳細はこちらをご覧ください。
地域包括ケアを目的として幅広い世代をターゲットとした情報発信を行っており、毎回地域で活動されている方が出演されているそうで、次回はチーム・ユニコンが出演します。

川崎市ではFMラジオの79.1MHzで聴くことができますが、それ以外の地域でもインターネットラジオでPC、スマホ等でも聴くことが可能だそうです(視聴方法の詳細はこちら)。
生まれて初めてのラジオ出演、しかも生放送ということでちゃんと喋れるかかなり不安ですが、できる限り活動の内容や想いについて話すことができればと思っております。
平日の日中ということで、お仕事のある方にはなかなか合わせるのが難しい時間帯ではありますが、お時間がありましたら是非お聴きください!