少し前のブログでご紹介した「川崎ワカモノ未来PROJECT 2022〜川崎市を高校生が主役になれる街に〜」。
高校生世代の方々が自分の関心や興味に沿ったプロジェクトを立ち上げ、大学生メンターの方々や地域の大人の方々と共にアクションを行うものですが、2月12日に最終成果報告会である「ハナサクPresentation」が開催されました。
ユニコンを紹介してくださった、ゆらさんもプレゼンをされるということで、自分も観覧に参加させていただき、皆さんのプレゼンを聞いてきました。
なお、このプロジェクトの運営は、認定NPO法人カタリバさん、川崎ワカモノLabさん(このプロジェクトのOB・OGの皆さん)が行っています。
詳細はこちらのリンクをご参照ください。
多くの方の前での最終プレゼンということで、皆さんとても緊張している様子が伝わってきましたが、自分達がやってきたこと、やれなかったこと、伝えたいことを、どなたも自分の言葉でちゃんと伝えていたことが、とても印象的でした。
中には、身近なことから社会問題に切り込んでいたり、大人でも答えられないような問題に真正面から取り組んでいたり、とても深いテーマに取り組んでいるものもありました。
ゆらさんも、サードプレイスというテーマの中でボランティア団体を取材対象としたこと、プロジェクトから得られたことについて丁寧にプレゼンされていました。
いろいろなプレゼンを聞いていた中で、うまくいかなかったことに対しても、うまくいかなかった理由をきちんと分析して発表しているプレゼンがあったことがとても印象的で、失敗も一つの成果として捉えて、挑戦する過程をとても大事にしているんだなと感じました。
最終的には順位づけがなされはしたものの、登壇された大人の方々がおっしゃっていた通り、この順位自体に大きな意味はなく、挑戦したこと、その過程に大きな意味があったのだと自分も感じました。
そんな中で、一つ一つのプロジェクトに対する審査員の方々からの(時間をオーバーしての)丁寧な講評もあったり、観覧された方々からの本当に多くの感想もあったり(模造紙に感想を書いた付箋を貼っていく形式でしたが、1枚で足りず2枚目が登場するくらい!)、これらをこれからやりたいと思ったことに生かして、いろんなことに挑戦していっていただければと思いました。
川崎市で活動をしていると、若い人たちの興味・やりたいことを応援する文化がある土地だなと感じることが多いです。
このプロジェクトも、運営にプロジェクトのOB・OGの方々が多く参加し、後輩をサポートし、経験を繋いでいっていることも印象的でした。
と思って地元の広報紙を見ると、地元でも若者を後押しするプロジェクトが進んでいることを最近知りました。
このようなプロジェクトの後押しを受けて、若い人たちがいろいろな場所でいろいろなことに興味を持って、いろいろなことに挑戦していってほしいなと思います。
もちろん、その対象がユニコンの活動であるとうれしいのですが、どこかにとらわれず、若い人たちが広くいろんなことに挑戦することが、きっと良い未来につながるんじゃないかなと思いました。
(当日写真を撮れなかったので、Action Dayのものを。)