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50歳。

子どものころ、50歳の人に対しては「大人」というより「おじいさん」のように思っていた記憶があります。
19歳20歳の人たちが「大人」に見えていたので、その親世代の人たちをそう感じてしまうのも理解できる気がします。
そして、いつの間にやら気づかぬうちに自分がその世代に突入していました。
同世代の友人知人などは、結婚して子どもがいる人、孫がいる人、起業した人など、実に様々な人生を送っています。
そして、自分のように独身を貫いている人もいます。まさに「人生いろいろ」です。

 

舞台「エール!」は、そんな50歳を過ぎた男の話です。

自分が追いかけいるのは夢なのか、夢とは何なのか、そもそも存在したのか、今でも存在するのか、いつの間にか見失ってしまって、それでも何となく走り続けているだけではないのか、立ち止まって別の道へ進む勇気がないだけではないのか……など、実にいろいろなことを考えてしまいます。
自分が信じて進んできた道が果たして正解だったのか、不正解だったのか、道を間違えたのではないか、何か別な人生があったのではないか、いや、そもそも正解など存在するのだろうか……。

ついつい主人公を自分に置き換えて見てしまいます。自分も人並みに(?)つまづきながらこれまでの人生を営んで来ました。

この作品は、そんな主人公が故郷の災害をきっかけに避難所へ駆けつけ、そこで共同生活を営む物語です。被災者やそこで働く人々と出会い、果たして男の人生は変化は訪れるのでしょうか……。

来月上旬にはいよいよ本番へ向けての稽古が始まります。
また追ってレポートをお届けしたいと思います。

広報の大塚です。

チーム・ユニコンが初めてプロデュースする舞台「エール!」は、被災地の避難所となった学校を舞台とした作品です。

この舞台は、舞台や映像で活躍をされる俳優、近江谷太朗さんのプロデュース「yataPro」の2回目の作品として、2017年に上演され、千名を超える観客動員となりました。

脚本、演出は、劇団東京フェスティバルのきたむらけんじさんです。

この作品が素晴らしいと、三城さんから勧められ拝見しました。きたむらさんの世界を魅力ある俳優陣が共に創り上げ、本当に良い作品だと感じました。

そして、この作品が再び甦るということと、その作品にプロデュースという形で関わるユニコンの一員であることを、演劇に長年携わってきた身として、個人的にとても嬉しく思っています。

今回も本当に良い俳優さん方に集まっていただきました。今回の公演の趣旨にご賛同くださり、本当に感謝しております。

何ができるか本当にまだ分からず、微力ではありますが、自分もこの公演を支えるメンバーの一員として、携わっていきたいと思っております。

中野テアトルBONBONは、どのお席からでも見やすく、舞台の臨場感が伝わる素晴らしい劇場です。

全席指定席にてお席のご予約も始まっております。→ご予約はコチラ

どうぞよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。

広報の大塚です。
2020年、そして令和初のお正月を皆さまいかがお過ごしでしょうか。

2011年の東日本大震災をきっかけに活動を開始した「UNION号による災害ボランティア」は、昨年「NPO法人チーム・ユニコン」として新たに生まれ変わりました。
そして、昨年は日本の各地で起こった「災害」というものをとても意識させられた一年でもありました。

令和2年もわれわれが出来ることを皆さまと共に考え続けたいと思っております。
是非ご意見等いただけましたら幸いです。

 

すでに皆さまにお知らせをしておりますが、ユニコンは「劇団チーム・ユニコン」というものを発足いたしました。そして本年3月に中野テアトルBONBONという劇場にて、チーム・ユニコンのプロデュースで「エール」という作品を上演いたします。

この作品は2017年に俳優の近江谷太朗さんがプロデュース(yataPro)されました。

劇団東京フェスティバルを主宰されているきたむらけんじさんが脚本・演出をされた作品です。被災地の避難所を舞台とした、被災者と避難所で働く人たち8人の人間模様が描かれています。

公演の詳細は以下をご確認ください。どうぞよろしくお願いいたします。

令和2年が皆さまにとって素晴らしい一年になることをお祈りいたします。