石ちゃんの報告につづきGWの最終盤5日と6日の活動報告です。
5/5(月・祝)
ユニコンメンバーは3人が残り、この日は関東からやってきた4人家族と消防士さんの計8名で、石崎のお宅作業にあたりました。
公費解体する納屋(というか住まいにも出来そうな別棟)から、不要家財を分別して仮置き場へ搬出したり、必要な母屋に移動したりという作業でした。軽トラ4台分を搬出しました。かなり大きな(90×90×60)お米用の冷蔵庫を2mくらい移動させるのですが、納屋の引き戸が地震で歪んでいるため取り外しが出来ず一思案。引き戸のレールを工具で取り外すなどして無事に戸を外し、納屋から母屋の土間に移設することが出来ました。公費解体する納屋でしたが、引き戸はキチンと嵌め直してロックして完了としました。




午後一にこちらのお宅の作業が完了となったため、その後はお馴染みの長壽寺からの畳の搬出などの継続作業を行いました。ユニコンが入るのは3回目です。この日も一緒に入ったユニコンメンバーは目黒に住んでいるのですが、家の傍に「八百屋のお七」に因縁のある井戸があり、この長壽寺にそのお七の供養塔があることに気づいて驚嘆の声を上げていました。色んな意味で仏縁のあるお寺なのかもしれません。軽トラ1台分の処分家財を搬出の後は、昨日に引き続きおらっちゃ七尾の園庭でのプランター作成に勤しみました。




この夜は青柏祭最後の夜。アニメや実写映画にもなった漫画「君は放課後インソムニア」でもフィーチャーされており、聖地巡礼先にもなっている七尾のお好み焼きの名店「平野屋」で舌鼓を打ったのち、21時半から鍛冶町のでか山の【納め山】を見に行きました。非常にオープンなお祭りで、一見の僕らでも山を曳く綱を取らせてもらう事が出来ました。20t近くあるのですが100人近くの人数で引っ張るので物凄いスピードで山車が追いかけてきます。まるでジュラシックパークのティラノザウルスに追われているような興奮がありました。




大地主神社の参道に入るところで直角に辻回しをしますが、でか山についている木製の大車輪では舵が切れません。山車の中央部から進行方向に対して直角に設置された小さい車輪を引き出して、大車輪を浮かしながら、その小車輪で直角方向にでか山を曳き回すのです。大車輪を浮かすために長い梃に男衆が何人も登り、電線に並ぶ雀のように連なって飛び跳ねます。時間はかなりかかりますが、荘厳で雄大な儀式は飽きることなく、緊張感をもって進みます。結局、目的地の大地主神社にでか山が納まったのは5月6日に日付が変わってからのこととなりました。昨夏の奉燈祭の際にも思いましたが、能登の祭りは地域の一体感を呼び醒ますものではあるけれど、決して排他的ではなく。すべてのものを一つに溶かして昇華させる、そんな懐の深い神事です。




5/6(火・祝)
今日もユニコンは3人。都合8人のチームで中島町中島の築60数年という大きな家の公費解体前の片付けでした。とにかく衣服を含めて搬出すること家財が多く、この日1日作業で軽トラ5台分運び出すも完了せず。家主の奥さんはマンウィズ好き。翌週に予定されているマンウィズの金沢のライブの事もご存知で、復興支援音楽フェスGAPPA ROCKSの話題に及びました。




また3日後に、そのGAPPA ROCKS AFTER VOLUNTEERの準備に戻ってくるのだけれど、17:30に七尾を発ち、その日中に東京に戻りました。
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!