1月10日分の、令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市での、「災害ボランティア 愛・知・人」さんと連携して実施している支援活動についての現地から報告です。
この日は、珠洲市の岡田地区のビニールハウスの避難所で炊き出しを行いました。
このビニールハウスはもともといちご栽培を行なっていたそうで、今は25名の方々が生活されています。
炊き出しの内容は、焼きそば40人分ほどでした。
珠洲市の状況ですが、市役所では罹災証明書の受付が始まっていました。
社会福祉協議会には、全国から災害派遣医療チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)の方々が集結されていました。
※DMATとは、医師・看護師・業務調整員で構成され、大規模災害などの現場に急性期(おおむね48時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。阪神・淡路大震災での初期医療体制の遅れといった教訓を生かし、各行政機関・消防・警察・自衛隊と連携しながら救助活動を行えるよう、厚労省により平成17年4月に日本DMATが発足しました。
また、市役所と社会福祉協議会には、それぞれトレーラートイレ(男性用は故障中だったようですが)とトラックトイレが設置されていました。
一方、珠洲市に到着した時点では倒れかけていたもののなんとか立っていた電柱が、折れて倒れてしまっていました(写真は倒れる前と、倒れた後)。
電線は路面に散らかったままとなっており、バリケードとなるテープ等も貼られておらず、支援の手が回ってきていない現状が浮き彫りとなっています。
また、車で通りかかった珠洲市の宝立町は、かなり多数の家屋が倒壊等の大きな被害を受けていました。
報道でもありましたが、通称軍艦島とも呼ばれている見附島も、大きな被害を受けていました。
引き続き能登半島地震の被災地への支援を継続していきます。
活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。
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