前日に佐賀県から移動後、11/6から11/7にかけて熊本県人吉市で「め組JAPAN」さんのチームに加わって災害ボランティア活動に参加しました。
人吉市は令和2年7月豪雨で大きな被害を受けています。
11/6は人吉市大柿地区で浸水したお宅での作業です。
この地区は、ちょうど球磨川が蛇行している場所に位置していることから川が溢れやすい地形となっており、昨年8月の水害では濁流が堤防を数m越えて地区全体が被災したそうです。
今回作業したお宅も2階の天井付近まで浸水したそうです。
作業内容は、倉庫の中の家財を移動させた後、倉庫の壁剥がし、ブラッシングです。
まずは、倉庫の中の家財を運び出します。
どれもこれも思い出のあるものばかりだそう。
家財は母屋の方に移動させました。
倉庫の中を空にしたら、2階の壁を剥がしていきます。
猫ちゃんたちのおトイレの片付けも。
作業中の癒やし的な存在でした。たまに応援のつもりで邪魔をしちゃうのもご愛敬(笑)
壁を剥がすと、その裏からは天井付近まで泥がびっしり。
レンガ状の泥の塊も沢山出てきました。
壁を剥がした後は、釘を1本1本抜いていき、ブラッシングをしていきます。
釘が古くて少し苦戦しましたが、釘抜きは終了。
2階の天井近くまで泥が溜まっており、ブラッシングをすると大量の埃が出ます。
そんなブラッシング作業も半分くらい完了しました。
後日、ブラッシング、洗浄も実施して、すっかりきれいになったそうです!
今回作業した大柿地区は、被災後、集団移転を目指したのものの断念した経緯があります。
そして、作業翌日には、この地区が遊水池の整備区域案に含まれるというニュースも飛び込んできました。
なんとも言えない気持ちとなるニュースに、復興への難しさを感じます。
とはいえ、自分たちにできることは、住民の方に少しでも笑顔になっていただけるよう、目の前の作業を一つ一つ丁寧にこなしていくことだと思うので、これからも作業を続けていきたいと思います。
作業の後は、温泉と美味しい焼き鳥に焼き肉で鋭気を養いました。
翌日は、ついに作業最終日です!