広報の大塚です。
台風19号被害による神奈川県川崎市の災害ボランティア作業をされたメンバーの方のご感想をアップさせていただきます。
台風15号のときの、千葉県の災害時にも感じたことですが、神奈川県川崎市や東京都世田谷区の災害は、普段訪れているほど近い場所だっただけに、その被害の大きさへの驚きとともに、あらためて、災害を「わがこと」として認識をいたしました。

 

◎10月23日水曜日。

朝、川崎市の武蔵中原駅に集合。すぐ前のボランティアセンターに顔を出す。多摩川沿いのお宅にうかがう。

台風19号で近くの川の水が溢れ、地下室が完全に水没。濡れた家財を地上に運び出す。被災から10日あまり。地下室のにおいがすごい。30分も作業をすると頭がクラクラしてくる。頭から泥水をかぶりながら作業。途中、応援の人たちも加わり、なんとか地下室の家財一式を運び出す。

とにかく水害対応はスピードが求められる。早くキレイにしないと、カビやにおいは日増しに悪化していく。

住人は、この上の階に住んでいるのである。彼らの健康のためにも素早い対応が求められている。

隣町の横浜から来ているというごみ収集車の活躍が印象的。とにかくあの手、この手で早めの作業が求められる。

10月24日木曜日。

2日連続。川崎市でボランティア作業。今回は、民家の床下の清掃。床下にこびりついた泥を助教する作業を淡々と進める。前日と違い、ニオイもないし、力仕事でもない。でも途中から腰が痛くなる。もう若くはない。作業を終えて、電車で帰宅。まだ午後5時すぎ。

こんな近くで水害が発生しているのだ。そのことに驚く。川崎の人たちも、世田谷の人たちも、まさか自分の家が…と思っていたに違いない。都市だろうと、地方だろうと、災害は突然やってくる。災害が多発する時代になってしまったのである。あらゆる災害は他人事ではないのだろう。そのことを実感。

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