前回の報告以降、川崎市を中心に活動している「チームたま」(https://www.facebook.com/TeamTama/)さんの活動に加わり、昨年の台風で床上・床下浸水の被害を受けたお宅での作業を行いました。

 

2/29: 川崎市中原区で床上浸水したお宅の清掃。雨戸やその戸袋、外壁にまだ浸水時の泥が残っており、湿気の多い時期になる前にそれらを除去。外観はかなりきれいになったので、これで安心して過ごせるはず。

 

3/8: 川崎市高津区で床下浸水したお宅の床下の清掃を実施。床下浸水だっため、断熱材等には水は届いていないものの、べた基礎にやや泥が残った状況。とはいえ、発災直後にご主人が床下を掃除されていたおかげで、床下の状況は非常に良好。ブラッシング後、掃除機をかけて残った泥を除去し、作業完了。床下の仕上げの達人がいたおかげで、仕上がりは非常に良好。個人的には、頭と肩が片方入れば、デブでも思ったより床下の狭いところに入っていけることがわかったのが良かったかも。お昼に頂いたカレーと、床下の仕上げ師が焼いてきてくれたシフォンケーキが美味しかった!

 

3/14-15: 高津区で床上80cmまで浸水したお宅での床下作業。べた基礎の上に、場所によっては1cm程度の厚さの泥が堆積。床下の面積が広かったことや、アクセスできる人が限られるエリア(大きな人は入れない)があったこともあり、2日間で作業が完了せず、継続案件へ。
床上浸水したこと、1階にもカビが発生していたことをうけて、現場調査時に浸水した床の保温材の裏側にカビが発生していたことを確認しており、保温材を剥がして裏側のカビの除去をすべきかという議論があったものの、家主さんの方針が決まらないこともあり、もう1日作業して泥の除去を完了し、家主さんの選択肢を広げる方向に。
ちなみに、14日は床下から出ると雪、15日は床下から出ると暖かな日射し、なかなかにコントラストの激しい2日間でした。それにしても、べた基礎の作業の粉塵の多さったら半端ない。今となっては貴重な防塵マスクが命綱です。。。。

新型コロナの影響で活動規模を大幅に縮小した上で、緊急度の高い案件から地道に対応していますが、未だ昨年の一連の台風で被害を受けたお宅からのニーズは芋づる式に増えていっている状況で、発災から時間が経っているとはいえ、引き続きの対応が必要です。

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