千葉県安房郡鋸南町の災害ボランティアセンター支援より戻ってまいりました。
その様子はまたあらためてご報告いたします。

先日、新海誠監督作「天気の子」を観ました。
前作「君の名は」も素晴らしかったのですが、今回観た「天気の子」も違った意味で素晴らしい作品でした。(一部ネタバレあるのでお気をつけください)

作品はフィクションですが、大雨の災害が続く昨今、一概にフィクションとも決めつけららかねないほどのリアリティを感じます。「地震」「火災」「津波被害」「台風被害」に加えて、この何年かで「水害」というものがとてもリアリティをもって身近に迫ってきました。 どこにいるから安全という神話を疑ってかかることから防災意識というものが生まれるのかもしれません。

フィクションではありますが、僕が現在住む地域もスクリーン上では安全ではありませんでした。そしてそれは事実でもあります。フィクションであるこの作品がきっかけでも構わないので、危機感と防災意識が観客に芽生えることを祈っています。

気仙沼市東日本大震災・遺構伝承館を訪れたとき、たくさんの記録写真を撮りました。 被災した状況がそのまま残されている旧気仙沼向洋高校の校舎の姿は、写真で見ても凄まじさが伝わってきます。

東京に帰り、職場の日本語学校の学生たちに向け、この時に撮影した写真を、その都度説明を交えながら見てもらいました。私の担当している教室はビルの4階にあります。向洋高校も4階建てだったので、4回まで津波が押し寄せてきたということも説明しました。おそらく彼らが想像した規模より相当大きかったのだと思います。

学生たちは都内の学校に進むとは限りません。学力にもよるのですが、都内の学校は半ば飽和状態とも言え、今は全国各地の学校が門戸を広げています。どんな場所でも災害に遭う可能性はあるのですが、どこへ行ってもある程度の危機感を持ちながら生活や勉強をしてほしいと思っています。そんなきっかけの手伝いができれば幸いです。

気仙沼から東京に戻り、職場の夏休みも終わりました。

私は日本語学校で外国人の学生に日本語を教える仕事をしています。先日、授業が少し早く終わったので、伝承館で購入したこのDVDを教室で流しました。学生の出身国によっては海がなかったり遠かったりして、「津波」というものが、いまいちピンときていない学生も多いかと思います。写真で伝わることも多いのですが、実際の津波の映像を見ることによって、海に囲まれた日本で実際に起こった津波という大規模な自然災害の脅威と現実が少しでも伝われば良いなと思いました。学生たちの多くは映像に見入っていました。言葉で語るよりもストレートなものがそこにはありました。

学生たちは海に囲まれた日本へやってきました。「地震」「津波」「水害」は身近に起こり得ることである国なのだという危機感を、少しでも感じてもらえたら良いなと思っています。

大谷海岸の道の駅で、インスタントの秋刀魚らーめんを購入しました。

三陸の潮と節系醤油が使われたラーメンは実にシンプルで味わい深かったです。たまたま冷蔵庫に入っていたメンマをたくさん入れて食べました。麺もコシがありプチプチしています。醤油ラーメンはいいですね。食べ飽きません。やっぱり落ち着きます。ただ、今回残念ながら気仙沼でラーメンを食べられませんでした。次回は是非地元でも味わいたいです。

みなさま、東北へ行かれた際には是非試してみてください。

依然として断水・停電・家屋の被害等でご苦労をされている千葉県の台風被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。
現在三城理事長が台風被害の現地に行かれています。

これも有名な気仙沼土産です。

以前ボランティアに訪れた際にも専門店へ行き購入しました。まず常温保存が効くところがいいですね。生鮮品をお土産にしたくても難しいですから。そして、とっても柔らかいのです。ホロホロです。これが実に上手い。ビールでも日本酒でも何でもいけます。他にも種類があったので、もっと購入すれば良かったと後悔しました。何せ地元は安いです。お土産にもいいですね。ご飯にも酒の肴にも合います。

もうとっくに食べ終わったのに、この記事を書いていたらまた食べたくなってきました。 秋刀魚は刺身も塩焼きもいいですが、佃煮、醤油煮、生姜煮、何でも合いますね。また購入したいです。

台風15号の被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

チーム・ユニコンは現在岡山県倉敷市真備町の災害ボランティア活動を行っております。
ユニコンとして今後様々な地で継続的なボランティア活動を行うべく、準備を行っております。

先月訪れた気仙沼の模様をブログでお伝えするのも今回が最後になります。

気仙沼からの帰京の途、常磐道の南相馬SAに立ち寄りました。

福島産の様々な食材が販売されており、僕もいくつか購入しました。午後のとても暑い日ざしの中、ジャグラーのお兄さんが孤軍奮闘されておりました。暑いので地元のメーカーのアイスクリームを購入しました。あっさりしてとても美味しかったです。なみえ焼きそばも購入。家で美味しくいただきました。福島には美味しい食材が豊富にあります。 そして、原発に近づくに連れ、SAや高速道路に姿を現す線量計の数値が気になるのも現実です。

福島の被災はまだ終わっていません。福島の現状も考えながらチーム・ユニコンが出来ることを考えていきたいと思っています。

 この度の台風15号による甚大な被害を受けられた千葉県及び福島県の皆様にお見舞いを申し上げます。
チーム・ユニコンとしても現在対応を準備中の状況です。

 気仙沼の旅の三日目の朝、大谷海岸の道の駅へ立ち寄りました。

 大谷海岸と言えば、ユニオン号が早朝に気仙沼に到着した際に、KRAの受付が始まるまで、朝食を食べながら休憩していた懐かしい場所です。そして、津波で被災した大谷海岸駅の姿も思い出されます。近くに慰霊碑があり、ここに来るたびに手を合わせたことを覚えています。当時から道の駅にはお世話になっていましたが、今回新たに建設された道の駅へお邪魔し、気仙沼土産や食材を購入しました。その時に懐かしいものを発見しました。この道の駅に来るたびに購入していた、あわびのおにぎりです。今回懐かしくなり、塩ウニおにぎりとともに購入しました。久々のおにぎりは美味しかったです。八年前を思い出しました。

 気仙沼に通った数だけ思い出も増えていくような気がします。そしてこの文章を書いているだけで、また気仙沼へ行きたくなってしまうのです。

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 気仙沼の鹿折地区の「すがとよ酒店」は、2011年の津波で被災し、三代目のご主人と仙台語夫婦が帰らぬ人となりました。その後、仮店舗での営業を経て三年前、同じ鹿折地区にて新店舗を再建されました。お店は三代目の奥様と息子さんと店員さんで切り盛りされておられるそうです。

 気仙沼滞在三日目の午前中、すがとよ酒店の開店を待ち、気仙沼の地酒を購入しました。購入した「水鳥記」は現在の僕の晩酌のお供です。美味しくいただいています。

 前向きに頑張っていらっしゃるすがとよ酒店さんに力をいただきました。気仙沼来訪時にはまた必ず寄らせていただきます。

すがとよ酒店は→コチラ

気仙沼滞在三日目の朝、チーム・ユニコンの監事である、気仙沼在住の芳賀さんのご自宅に三城理事長と共にお邪魔しました。

僕が芳賀さんとお会いするのは震災の年以来なので、八年ぶりです。優しそうなお顔にはお変わりがありません。

お土産に美味しそうな雲丹の瓶詰もいただきました。ありがとうございます。美味しくいただきます。 次回は是非東京でもお会いしたいですね。今後ともよろしくお願いいたします。

芳賀さんと三城さんのツーショットです。

気仙沼ホルモンを知っていますか。 僕は多分今回の旅で初めて食べました。豚のモツを味噌ニンニクだれに漬け込み、ウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に食べる、気仙沼ご当地グルメです。

お邪魔したのは気仙沼「高惣」さん。確か八年前にも訪れた記憶があります。……ということは、八年前に食べたのかもしれません。この日は二日目の夜、八年前にお世話になった本吉ボラセンの皆さんと一緒にホルモンをいただきました。大盛のホルモンがキャベツとともに運ばれてきて、豪快に焼きます。ソースのかかった千切りキャベツというのは意外な組み合わせだと思いましたが、意外に合います。家でも試してみようかな。

安くて美味しい気仙沼ホルモン、次回また気仙沼へお邪魔したときにも是非また食べたいです。

高惣さんは→コチラ