九州北部大雨でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

今回は、気仙沼市杉の下慰霊碑について書きます。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を出たあとに、気仙沼市杉ノ下慰霊碑を訪れました。

 八年前、ユニオンでこの地区のボランティア作業をさせていただく前に、この慰霊碑にみんなで訪れ、手を合わせました。今回はそれ以来だったのですが、慰霊碑の隣に立派な展望台が設置され、道もきれいになり、月日の流れを感じました。展望台からは周りが360度見渡せます。港が見えます。向洋高校(伝承館)が見えます。整備された市内の光景が広がっています。この八年間に気仙沼がたどってきた道のりの一部を、僅かながら僕も感じることができたような気がしています。

 展望台を降り、慰霊碑の前へ。慰霊碑の脇で風車がくるくる回っています。八年前のことを思い出しながら、慰霊碑に手を合わせました。

※この度の九州北部大雨で被害に遭われた皆様に、こころよりお見舞いを申し上げます。

気仙沼みなとまつりの二日目、伝承館を出てから、気仙沼港にて打ちばやし大競演を観ました。

港の何百メートルにも渡って太鼓のグループが並び、一糸乱れぬタイミングで太鼓演奏が行われます。こんなに離れた場所で同時に打っているのに、タイミングが全く狂わないのが不思議であり素晴らしい技です。会場はたくさんの観客で賑わっていました。

今回はスケジュール的に「海上うんづら」「さんま船集魚灯披露」「海上打ち上げ花火」を観ることができませんでしたが、次回は是非とも拝見したいと思います。

気仙沼の二日目の午後は、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を初めて訪れまし。伝承館は、東日本大震災で被災した気仙沼向洋高校の校舎に、震災伝承館を加えた建物の総称です。

 館内に入ると、昨夜の「はまらいんや」でお世話になったKRAの皆さんが働いておられます。最初はホールにて震災の映像を観ます。津波の巨大さと被害の甚大さをあらためて思い知らされます。映像終了後、隣室にて津波被害や救援活動の写真展示を観ます。そして、隣の校舎を一階から順に観ていきます。校舎は被災した状況をそのまま残しています。水産高校の教室は、どの教室も津波被害で天井まで滅茶苦茶な状態です。校舎の四階までその被害は及んでいて、津波の規模の恐ろしさを痛感します。校舎の四階の一番端には、流されて来た工場が激突した跡の大きな陥没が見られます。その後、屋上から学校付近を眺めます。津波に襲われたときの写真も展示されており、現在の状況との比較に驚きます。校舎を一階まで降り体育館へ。体育館は津波に流され屋根がない状態です。そして隣の校舎へ。校舎と校舎の間に流されてきた車が挟まれています。その後、最後にホールにて、NHK等で放映された気仙沼で被災された方々のドキュメンタリー番組を数本拝見します。そこには被災者の数だけの悲劇が存在することを我々に教えてくれます。と被災状況を地図や写真等で確認できるコーナーも常設されています。

館内は全国各地から多くの来館者がみえていました。震災の甚大な被害を映像や写真、そして実際に被災した建造物を目で見て知ること、そして見た方々が全国各地で伝えるということが、今後の災害予防に繋がるのだと信じたいです。そして、皆さんが東北の地に来られた際には、是非ともこの伝承館にも足を延ばしていただきたいと切に願います。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は→コチラ

話は「はまらいんや」の日に戻ります。踊り終えた後、男性4名にて居酒屋「ぴんぽん」に行きました。
人気店ゆえ、ほぼ満席状態だったのですが、言った時間が遅めだったこともあり、入ることができました。
気仙沼の珍味「もうかの星」はありませんでしたが、素晴らしい刺し盛を肴に美味しいビールと地酒を堪能しました。
ゆるキャラ「ホヤぼーや」でお馴染みの新鮮なホヤや、ブリカマも美味でした。港町ならではの贅沢なテーブルです。
閉店までの短い時間でしたが、濃密で楽しい語らいの場でした。
近くの席には地元の有名人も……。
個人的には、前回の気仙沼訪問時が定休日の日曜日だったこともあり、本当に数年ぶりの来店が本当に嬉しいです。
皆さんも気仙沼を訪れの際には、是非立ち寄っていただきたいお店です。
その際、確実に来店するには予約が必須です。早ければ早いほど良いですね。早めの時間帯と遅めの時間帯は比較的入れる可能性が高いです。

 今回の気仙沼行きで、是非とも行ってみたかった場所が、渡辺謙さんがオーナーを務めるカフェ「K-port」。

ドリンクメニュー
フードメニュー

この日はみなとまつりなので14時で一旦閉店になってしまうところ、滑り込みで入店できました。個性的で格好良い外観。店内は広く、お客さんたちでにぎわっています。メニューの中に、オテル・ドゥ・ミクニの三國清三シェフが考案した「おかえりなさいカレー」とアイスコーヒーのセットを注文しました。提供までの時間は長かったですが、抜群に美味かったです。見た目はカレーなのですが、海老の濃厚な味わいはまるでシチューのようでした。待ち時間を考えたら、ピザも頼めばよかったと少し後悔しました。

セットのアイスコーヒー
おかえりなさいカレーのセット

 また気仙沼へ来たら、また是非お邪魔したいです。

 

 (気仙沼みなとまつりの旅の続きです。)一景島神社の草むしり作業でかいた汗を流しに「ほっこりの湯」へ行きました。五年前には「はまらいんや」の後に入りに行きましたね。

  この日は割引で400円!銭湯より安い金額で入れるなんて驚きです。中は結構空いていて驚きました。露天風呂に入っていて午前中より強い日差しを感じます。やはり作業の後の風呂は最高です。晴天の中、露天風呂を堪能しました。気仙沼へお越しの際には是非お立ち寄りください。中にはマッサージ店や食堂もあり、生ビール等も楽しめますよ。

 8/4(日)。午前中は一景島神社で草むしりの作業をしました。

 一景島神社は、おそらく鳥居と神社内の岩や狛犬以外の全てのものが流されました。そして4年前に植樹祭を行い、その際にもユニオンが参加しました。震災後の盛土の関係で、周囲の道路より神社が低い位置にあります。周囲の住居やホテル等も同様に、かつての一階部分が半地下のような状態になっています。作業前に気温を心配していたのですが、この日の午前中は曇りだったので、幸いにも涼しく作業を進めることができました。自分にとっては、身体を壊してから初の作業。草むしりとはいえどうなるだろうかと思っていましたが、マイペースながら何とか三時間続けられました。四年前に植樹するまで何も生えていなかった神社の境内は、雑草が生い茂っています。新たに建てられた本堂の周りを中心に、二人でできる範囲の広さではありますが、少し綺麗にすることができました。一旦袋に詰められた草は、境内の奥に撒き、土に還るのを待ちます。

 休憩を取りながら、水分を採りながらですが、やはり汗をかきました。ボランティアを始めてから8年の月日とともに自分の現在の体力のなさを痛感しました。作業前と作業後の写真をUPします。境内の向かって右手が三城さんの担当エリア、僕は向かって左手のエリアです。僕の方は雑ですが、一人で三時間だとこれが今の僕の実力です。でもやはり作業の後には達成感があります。

 気仙沼みなとまつりの「はまらいんや」。「はまらいんや」は「いっしょに入りましょう」という意味だそうです。

 「はまらいんや」は、毎年KRAのグループに参加させていただき踊っています。今回はチーム・ユニコンTシャツを着て踊りました。僕は5年ぶりの参加です。気仙沼の田中前大通りを62団体が埋め尽くしています。行列があまりにも長すぎて終点が見えません。今回僕は腰の具合の関係で撮影班としての参加です。個性的な他団体、歌や演奏が行われるメインステージ、ゲストの神谷明さんは残念ながら撮影できませんでしたが、「はまらいんや」独特の雰囲気をたくさん撮影しました。踊りの振付は各グループの創作です。中学校、高校、東京の大学、同級生のグループ、フラメンコやフラの踊りのグループ、地元の水産加工工場で働くインドネシア人女性グループも複数見られました。「はまらいんや」の凄いところは、とにかく繰り返す!!一曲が20分を超えるのではないでしょうか。道路は一直線で坂道などもないのですが、とにかく延々と繰り返すのでハードです。それでもこの日は夕方からかなり気温が下がったのが幸いでした。休憩時間はありますが、やはり二時間半というのは長丁場ですね。

 かなりの数の画像や映像も撮れたので、後半少し休憩をもらい、他のグループの踊りも見学しました。人数もテンションも国籍も本当に様々で個性的です。最後はアンコールに次ぐアンコールで、まさに踊りまくりのまま終了しました。久々に開放的な「はまらいんや」の雰囲気を肌で感じることができて嬉しかったです。またきっとお邪魔します。

 2019年8月3日(土)朝、新宿西口旧スバルビル前にて待ち合わせをし、チーム・ユニコン男性3名にて、気仙沼へ向けて出発。
休憩のSAに着く毎に、気温の暑さが増します。

 栃木県の佐野SAにて、佐野ラーメンを初めて食べました。
昔懐かしのオーソドックスな醤油ラーメンです。スープは優しい甘口。美味しゅうございました。

 その後、福島県の安達太良SAを経由し、国見SAにて喜多方ラーメンを食べました。ラーメンのハシゴです。
同じ醤油ラーメンなのに透き通ったスープは独特です。あっさり系のラーメンだったので、短時間に二杯もいただけたのかもしれません。
(夜が炭水化物抜きだったので、ちょうどよかったかも。)

 車での移動の僕の一番の楽しみは、SAでご当地の美味しい名物と出会うことです。
災害ボランティア活動を続けながらも、日本各地の魅力を食を通じて感じることができるのは素晴らしいことだと思っています。

お誘いです。
今週末、NPO法人チーム・ユニコンは、気仙沼の港まつりへ行きます。

スケジュールは、
8/3(土)7:30新宿駅西口発…
車で一路気仙沼へ向かいます。
夕方、気仙沼着。
みなとまつり「はまらいんや」を踊ったり祭りを楽しんだりして時間をお過ごしください。
夜、地元の方々との懇親会。
宿泊は公民館(寝袋を持参ください)

8/4(日)8:00〜11:00(予定)神社にて草むしり作業。(動きやすく多少汚れてもいい服をご持参ください)
午後、自由行動。
みなとまつりのスケジュールは➢コチラです。

私は、みなとまつりを見つつ、
東日本大地震遺構伝承館を見学する予定です。
伝承館は➢コチラ
昼食は、渡辺謙さんがオーナーをされている喫茶店「K-port」へ行く予定です。
K-port は➢コチラをご覧ください。

宿泊は公民館。

8/5(月)朝、気仙沼発、夕方、東京着。
というスケジュールです。
参加費は5000円。

行き帰りの車の座席にはまだ余裕があります。
もしお時間・ご興味ありましたら、一緒に遊びに行きませんか。
チーム・ユニコンのメンバーでなくても参加できます。

地酒も魚も最高です。
一緒に気仙沼の夏を味わいませんか。