2月11日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。
この日は志賀町富来地区の60代の女性が一人暮らしをされているお宅での活動でした。
地震の影響により、家や納屋は傾いてしまっており、室内は壁のスレートが割れて散乱しており、サッシのガラスも割れたまま、大晦日に貼り替えたばかりの障子も壊れて破れてしまっていました。
一方、ペットの猫が5匹いるため、避難所へは行かず、40日間もこの環境で在宅避難を継続されているそうです。
活動は、まず、タンス、テレビなどの家電、崩れたスレート、ガラス片などを片付け、軽トラに積んでいきました。
それらは軽トラで富来野球場にある災害廃棄物の集積場へ運搬しました。
前週は40分以上並んだ集積場も、今回は5分程度の待ち時間で済み、午前中に廃棄物の運搬を3往復実施することができました。
その後、荒れたままだった仏間などをきれいにし、午前中で活動を終了しました。
途中、緊急地震速報が鳴り、畑に避難する場面もありましたが、揺れも小さく大きな被害はありませんでした。
一方、被災地ではこのようにいまだ余震が続いており、不安を抱えたままの生活となっていることが実感されました。
また、発災から40日が経っても、周辺ではいまだ崩れたままの家がそのままの状態となっていました。
能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。
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