12年後の3月11日は、雲ひとつない快晴で、暑いくらいの陽気になりました。
東日本大震災から12年となる3月11日(土)に、日比谷公園 第二花壇にて開催された「311未来へのつどい Peace On Earth」にブース出展しました!
会場では、5団体がブース出展し、また、ステージでは様々なパフォーマンスが行われました。
そして、14:46には会場に多くの方々が集まり、黙祷を捧げました。
今年も、チーム・ユニコンはブースでの活動紹介と青空朗読会を実施しました。
活動紹介は、いつもの活動報告の展示に加えて、今回はこれまでの活動をまとめたパネルを用意しました。
こちらをブースの入り口に展示したところ、興味を持ってブースの中に入って活動報告を読んで下さる方も多かったように思います。
今年は会場のスペースが広くなかったこともあり、青空朗読会はブースのすぐ前で行いました。
朗読会の準備には、ユニコンのメンバーが本業での得意分野を活かして活躍してくれました。
朗読した作品は、昨年と同じく、関西学院大学社会学部 金菱清教授が東北大学院大学で教鞭をとっていらした当時に、ゼミの生徒さんたちと発災直後から丹念な取材を積み重ねて編纂された「東北学院大学震災の記録プロジェクト」の著書のうちの以下の2冊です。
- 『私の夢まで、会いに来てくれた』(朝日新聞出版)
- 『
3.11慟哭の記録』(新曜社)
朗読してくださったのは、大塚秀記さん、みょんふぁさん、廣瀬朱美さんのお三方です。
想いのこもった朗読をしていただき、ありがとうございました。
今回朗読した著書は、いずれも震災の発災時・発災後の様子が非常に生々しく記録された著書ですが、綴られた言葉が実際に朗読してくださったお三方の想いのこもった声になることで、さらにリアルな形になって伝わってきたように思います。
また、改めて朗読を聞くことで、昨年の朗読会から今年の朗読会まで、ということも含めて、記憶は年々薄れていくということも改めて実感し、なんらかの形で記憶を繋いでいく、ということは非常に重要だと感じました。
周りにいらっしゃった方々も興味を持って聞いてくださっていて、このような朗読会を実施することで、それらの記憶をつなぎ、また、被災された方々に想いをよせる時間とすることができたように思います。
さて、続けて参加してきたPeace On Earthですが、日比谷公園の改修工事が始まるため、今年で一区切りということのようです。
一方で、自粛されてきたイベントが各地で復活してきており、ユニコンでもこれからいろいろなイベントへ参加していきたいと考えています。
ブログやFacebookでも情報を発信していきますので、今後のイベントにも是非お立ち寄りいただければと思います。
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