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9月16日〜17日に引き続き、9月23日〜24日にも、2022年8月3日からの豪雨で大きな被害を受けた新潟県村上市にて、現地で活動中の「災害ボランティア愛・知・人」さんのチームに加わって災害ボランティア活動に参加しています。
今回も自分は本業の都合で参加できなかったため、三城理事長のチームからのレポートをもとに報告します。

9月23日は下鍜冶屋地区での作業でした。
作業したお宅では床下にも断熱材が設置してありますが、床板を剥がさずに断熱材を取り除きたいとのリクエストを受けての作業でした。
従って、床下に潜っての作業となったそうです。

作業開始時点で、床下には流入した泥が溜まっていましたが、乾燥してパリパリのチップ状となっています。
一方、断熱材は根太の上のプラダンの上に設置されており、こちらはかなり大量の水を含んでいたそうです。
この水が垂れてしまうと、せっかく泥を乾燥させた作業が無駄になるため、まず床下の泥を取り除く作業から始めました。
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その後、プラダンをカットし、それと一緒に落ちてくる断熱材をビニール袋に入れ、それをリレーして外に運び出す作業を実施しました。
水を含んだグラスウールは相当重く、また、床下で動きが制限される中で水が床下に垂れないよう運搬するのはかなり苦労したそうです。
断熱材を取り除いた後も、根太はある程度湿っていたようです。
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これらのプラダンと断熱材を取り出し、この日の作業は終了しました。

9月24日は花立地区での作業でした。
作業したお宅の周辺では、土砂崩れと一緒に運ばれてきた木が橋にひっかかり、そのせいで川がせき止められてしまい、川の水が溢水し、被害を受けたそうです。
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この日の作業は,床下からの泥の搬出でした。
一般ボランティアさんにもご参加いただいたので、床を剥いで乾燥させた泥の搬出をお願いし、ユニコンチームは開口部から床下に潜っての作業となったそうです。
床下には3〜4cmくらいの厚さの泥が溜まっていたそうで、それらを土嚢につめて搬出していきます。
午前中は順調に作業が進んだそうですが、午後に床下を調べてみると、これまで気付いていなかった20畳ほどの広大な空間に床下から入っていけることが新たに判明、午前中に作業していたエリアの作業が終わった後、その空間の泥出しを実施したそうです。
ただ、午前に作業した部分よりも泥が厚く溜まっていたそうで、土嚢袋も足りなくなり、1名の応援に土嚢袋を持ってきてもらい、沿道への搬出をお願いしたそうです。やはり、作業前の入念な下調べが重要とのこと。。
なんとか夕方には作業は完了しましたが、最終的には軽く土嚢袋100袋を越える分量の泥を床下から運び出したそうです。
泥出し後は、床下の各ブロックに改めて送風機を設置し、作業を完了しました。
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8月から新潟県村上市で、愛・知・人さんと活動を続けてきましたが、ようやくニーズがほぼ片付いたということで、愛・知・人さんも拠点を引き払い、今後は週末に通っての活動へと移行するとのことでした。
チーム・ユニコンとしても、村上市については今後は大きな作業がある際にお声がけ頂くということで、台風14号・15号で大きな被害を受けた地域での活動へとシフトしていくことを考えています。

まず、10月1日〜2日に静岡県で現地調査を行いましたので、その内容については次の投稿で報告致します。

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