学生さん達が冬休みに入った頃合いにあわせて、12月24日に川崎市麻生区にて第1回アシスト瓦作成会を開催しました。
この日は、アシスト瓦の作成を実施しつつ、また、医療用ガウンの材料も残っていたため、医療用ガウンの作成も併せて行っています。
(医療用ガウン作成作業はNPO法人MAKE HAPPYさんと連携を取りながら実施しており、完成したガウンは医療・保険機関や介護事業者の皆さまへお送りしております。)
今回は、初めてご参加頂いた1名の方を含めた4名の方にご参加いただき、アシスト瓦を11枚、医療用ガウンを持ち込みを分と合わせて40着、それぞれ作成することができました!

アシスト瓦は、地震や台風で損傷した屋根瓦の応急修繕に用いられる、段ボールと防水シートで作る簡易的な瓦です。
地震や台風で屋根瓦が被害を受けた際、屋根の広範囲で瓦が被害を受けていた場合にはブルーシート等での応急的な対応が必要となりますが、一方で、屋根瓦の被害が局所的な場合には、壊れた屋根瓦をアシスト瓦に差し替えることで、ブルーシートを貼るよりも比較的簡易な作業で応急処置ができ、雨漏りを防ぐことができます。
また、屋根に張ったブルーシートの経時での破損の大きな原因の一つである風によるバタつきが、アシスト瓦では発生しずらいというメリットもあります。

福島県国見町災害ボランティア28

アシスト瓦の実際の使用例

アシスト瓦の作成会は今回が初めての実施ということもあり、手探りの部分も多くありましたが、意外と30cm x 30cmを切り出せる大きな段ボールが少ないことや、大きな防水シートから必要なサイズを切り出すことが思ったより大変なことに気づいたり、作成・検品の過程でどこが間違えやすいのかを認識できたりと、たくさんの気づきがありました。
次回以降は、今回の気づきをもとに、よりスムーズな作成・運営ができると思います。
年の瀬も押し迫る中ではありましたが、ご参加いただき、ありがとうございました!

20231224_assist_kawara01

アシスト瓦作成会の様子

20231224_assist_kawara02

完成したアシスト瓦

今後も、学生さん達の長期休みにあわせて作成会を実施していきたいと考えています。
開催が近くなりましたら改めてご連絡致しますが、本活動にご興味がございましたら、ボランティア活動申し込みフォーム(ここをクリックしてください)を通じてご連絡いただければ、今後の予定や活動の詳細についてお知らせできると思います。
また、作成会当日は出入り自由ですので、ご都合が良い時間に是非ご参加ください。

このブログが本年最後のブログのアップになります。
今年は残念ながら非常に災害の多い年となってしまい、毎週のように全国各地で水害が発生し、大きな被害を及ぼしていました。
チーム・ユニコンも、それらに対応すべく様々な地域で活動を実施してきました。
来年こそは災害の少ない年となって欲しいと祈りつつ、一方で、多くの災害を引き起こしている原因の一つである温暖化がそう簡単に収まるとも思えず、来年も引き続き、災害が発生してしまった際には被災地に寄り添えるような活動を継続していきたいと思います。

本年も多くの方々に大変お世話になり、ありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えください。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

12月2日(土) に新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキと麻生区役所前広場・麻生市民館で開催された、令和5年度第2回川崎市麻生区総合防災訓練に、昨年に引き続いてブース出展しました。
幸い天気もよく、たくさんの方に防災訓練に訪れていただけました。

ブースでは、これまでの活動内容や、水害に遭った後の対処方法、水害後に災害ボランティアが実施する活動等についてご紹介しました。
川崎市麻生区には大きな河川がなく水害に遭う確率が比較的低い地域ではありますが、溢水がなくても窪地や側溝等での内水氾濫の可能性等はありますし、特にここ数年は日本中で想定外の災害が数多く起きているのが現状です。
その万が一に備えて、水害の恐ろしさ、見えないところに残った水による時間が経ってから発生する被害、それらを避けるための対処、それらの被害に対して災害ボランティアのできることについて伝えるべく、新たに作成したパネルを使ってブースを訪れてくださった方々に説明しました。
中には、ここ数年の水害の多さから、それらへの対策の重要性について考えていらっしゃる方や、水の怖さをよく知っていらっしゃる方もブースにいらっしゃり、真剣に展示を見てくださいました。
このような活動を通じ、水害の怖さや減災の方法、災害ボランティアの活動について少しでも多くの方に知っていただければと思います。

20231202_asaoku_bosai_kunren01

当日のブースの様子

20231202_asaoku_bosai_kunren02

ブースに立ち寄って頂いた方へのご説明

20231202_asaoku_bosai_kunren04

開会式の様子

新百合ヶ丘南口には、チーム・ユニコンの他にも多くのブースが出展しており、応急救命のやり方や、地震後のガスメーターの復旧方法、災害時の簡易トイレの紹介、消化器を使った初期消火訓練、ローリングストックの紹介、耳が聞こえない方との災害時のコミュニケーションの取り方、災害時のペットへの対応など、たくさんのことが紹介されていました。
個人的に印象に残ったのは耳が聞こえない方とのコミュニケーションの取り方についてで、耳が聞こえないために緊急時のサイレンや警報の音が聞こえず、何らかの方法で緊急事態であることを伝えないといけないこと、手話ができるに越したことはないが、例えばスマホのメモ帳の音声入力を使って伝えることもできる、ということでした。
また、ネット経由で手話通訳をお願いできるサービスもあるそうです。
このような学びの一つ一つが減災に繋がっていくのだと感じます。

20231202_asaoku_bosai_kunren03

ブースの周辺の様子

また、大規模な地震を想定した救出訓練、帰宅困難者対策訓練、起震車による地震体験、炊き出し訓練、高所作業車の体験などの様々な体験イベントも開催されていました。

20231202_asaoku_bosai_kunren05

帰宅困難者対策訓練の様子

20231202_asaoku_bosai_kunren07

起震車による地震体験

20231202_asaoku_bosai_kunren08

消防車の展示

20231202_asaoku_bosai_kunren06

自衛隊による炊き出し訓練

20231202_asaoku_bosai_kunren09

高所作業車の体験

チーム・ユニコンでは、今後も引き続き、今回のようなイベントを通じて、防災・減災意識の啓蒙、被災時にとるべき対応の紹介、チーム・ユニコンの活動や災害ボランティアの活動内容の紹介を継続して実施していきたいと考えています。
イベント参加の際はHP・ブログ・SNSでお知らせしますので、お近くにお立ち寄りの際は是非お立ち寄りください。