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釜石市内のラーメン専門店、中華料理屋、一般食堂、蕎麦屋30店舗が参加する「釜石ラーメンのれん会」があるほど、ご当地グルメといえば、釜石ラーメン!らしいです。
ということで、釜石ラーメンの元祖と言われる新華園本店さんに行ってきました。ふと見ると、のれんの下に敷かれたマットが、なんとラグビー柄!この店だけではなく釜石市内はラグビー色に染まってました。
三陸沿岸道も東北横断自動車道も釜石まで開通し、ワールドカップへの準備は万端。(釜石と盛岡の人から聞きましたが、やっぱりO先生のパワーは未だ衰えずらしいです)
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この釜石鵜住居(かまいしうのすまい)復興スタジアムは、2011年の東日本震災のときに津波の被害を受けた小学校と中学校の跡地に出来た2019年W杯唯一の新設スタジアムです。東日本震災だけではなく、2017年の釜石尾崎半島の林野火災で被害を受けたスギを客席やトイレに使用しています。
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海外から訪れるラグビーファンにどのような印象をあたえるのか、大変興味深いところです。
あ、話をラーメンに戻しましょう!
釜石ラーメンは、釜石を支えてきた製鐵所の工員さんや漁船の乗組員の人たちのために生まれたと言われています。その特徴は、塩分高めの琥珀のしょうゆ味であること、手早く食べられる茹で時間の短い極細縮れ麺であることの二つだそうです。
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琥珀のスープは並々と注がれているので、のど越しのいい加水率高めの極細麺をすすっては、レンゲでスープをゴクリといくのが王道とか。新華園さんのスープは想像してたほどしょっぱくはなく、むしろ 鶏ベース に隠れた恐らく昆布だと思うのですが、魚介の風味を感じられたり、香味野菜の甘さをほんのり感じられるそんな奥行きのあるスープでした。トッピン具はいたってシンプルですが、点心にも力を入れているだけあって、ワンタンも絶品。ツルンとしたのど越しと噛めば噛むほど味が染み出す餡のバランスが絶妙です。
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この新華園さんも、上記の写真のような津波の被害を乗り越え、また再び行列の出来る店となりました。
釜石は観光の目玉として、JR釜石線の蒸気機関車、日本一長い第三セクターの三陸鉄道、などがあります。そして、「四年に一度じゃない一生に一度だ」というラグビーワールドカップも今年はあります。どちらもマニア垂涎ですが、それらに興味がイマイチな方にとっても、絶対、来てよかったと思わせるそんな「釜石ラーメン」。是非、皆さんにも30店舗が載ったラーメンマップを片手に食べ歩きをしてもらいたいと思います。
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