昨夜、長野で大きな地震がありました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
しばらくは大きな余震が起こる可能性があるとのことですが、これ以上被害が大きくならないことをお祈りいたします。

さて、4月12-13日のレポートです。
この週末は七尾市のおらっちゃ七尾さんでの活動でした。
園庭の桜が、ちょうど満開でした。

この二日間は、ブロック塀との格闘の連続となりました。

4月12日、この日はユニコン2名を含めて6名のチームで活動でした。
1件目は小島町で、崩れて側溝に落ちたブロック塀を解体して取り出す作業でした。
ブロック塀がそれほど大きくなかったこともあり、午前中で作業を終了することができました。

お昼を挟んで2件目は、寿町で、今度はブロック塀の解体に加えて、花崗岩の板を割る作業を実施しました。
ブロック塀はハツリ機で解体していきますが、花崗岩はそんなわけにはいかず、ドリルで穴を開けた後、セリ矢という道具を開けた穴にハンマーで打ち込んでいくことで割ります。
慣れている方に教えてもらいながら作業を実施、最後に応援の軽トラに解体したブロック塀と割った花崗岩を積み込み、無事作業を終了しました。

時間が残っていたので、3件目へ。
3件目は藤島町のお宅でのブロック塀の解体作業でした。
上流から側溝を流れてくる水が地震で被害を受けた基礎に入り込んできてしまい、膨らんできてしまったため、少しでも基礎への負担を減らすため、上に設置されているブロック塀を解体して欲しいというニーズでした。
鉄骨が入ったかなり頑丈なブロック塀で、応援のメンバーが加わったものの、作業時間が取れず、ある程度解体したところでこの日の作業は終了、継続案件となりました。

4月13日、この日は生憎の雨となりました。
午前中のみの活動でしたが、若林町のお宅で、既に解体されていたブロック塀の搬出作業を行いました。
仮置き場まで2往復して午前中の作業は終了、午後のチームに作業を引き継ぐことになりました。
この現場のように、ブロック塀の解体は終わっているものの、搬出が終わっていない案件も多く残っているそうです。

おらっちゃ七尾さんの抱えているニーズは200件以上、ニーズ数は減らず、むしろ増えていっている状況だそうです。
この週末は、毎日30〜50名の方がボランティアに参加されていたものの、今後も息長く支援を続けていくことが必要だと改めて感じました。

 
 
 

 

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。