5月28日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。この期間は七尾市石崎町にてsien sien westさんと連携させて頂いての活動を実施しました。
前日から降り続いていた雨の影響もあってか、石崎町では朝の時点で崩れた護岸から大量の海水が住宅地に流れ込んでいました。
朝の時点で漁港近くの道路が10cm程度冠水していたそうです。
写真を見ても、海と陸との境がわからいくらい冠水しており、護岸がどこにあるのかわからないように見えます。
この状況を受け、災害NGO結さんと連絡をとって排水ポンプをお借りし、浸水している住宅からの排水作業を行なっています。
チーム・ユニコンから発信した動画などを受けた報道によってか、午後からはおそらく行政によって崩れた護岸に土嚢を摘む作業が行われたそうです。
その後も満潮に向けて水位が上がっていく中、危険な道路の封鎖を警察に依頼したり、町内会に防災無線での注意喚起をお願いしたり、床下浸水のお宅に土嚢を置いて対応したりしましたが、満潮時には成人男性の膝上まで水位が上がったそうです。
なかなか報道されませんが、七尾市石崎町では、奥能登の海底の隆起とは異なる、破損した護岸の修復ができていないことによる沿岸部の浸水という被害が起きていることを、少しでも多くの方に知っていただき、これからの支援につながればと思います。
この後も継続して被災地での活動を実施しております。
それらの内容については、順次こちらのブログ・SNSで報告していきます。
また、今後の活動の予定についてはHPにアップしておりますので、適宜ご確認いただき、もしご都合が合えば活動にご参加いただけるとうれしいです。
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