5月3-5日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
5月3日・4日は七尾市石崎町にてsien sien westさんと連携させて頂いての活動を実施しました。また、5日は志賀町にて活動を行っています。
5月3日は、前日からの継続案件となっていたお宅での家財の搬出作業、仮置き場への運搬作業を行い、この日で作業を完了することができました。
5月4日も石崎町にて、4件のお宅からの家財の搬出・仮置き場への運搬作業を行いました。
最初のお宅に住まれていた方は、娘さんが遊びに来ていたタイミングで被災し、そのまま大阪へ2次避難されているとのことで、GWを利用して石崎町に戻られていたそうです。
このお宅では、2階の部屋の一つが発災時のままとなっていました。家族だけでは手をつけられなかったとのことで、今回の作業の中で整理させていただきました。作業前は、箪笥の下半分がひっくり返り、その上に上半分が落ちてきているような状態となっており、今回の地震のエネルギーの強さが感じられました。
その後も、それぞれのお宅で家財や布団、家具などを引き取り、仮置き場に運搬し、作業は完了、翌日の作業に備えて志賀町に移動しました。
5月5日は志賀町にて活動を行いました。
午前中は富来地頭町にて2件のお宅での家財の搬出作業を行いました。
この日は軽トラがなく、仮置き場への運搬ができなかったため、搬出した家財は駐車場や車庫にまとめておきました。
2件目のお宅では、廃棄するもの、母屋へ移動させるものが色分けされており、スムーズに作業が進められました。
富来地区でも道路や家屋は被災したままの状態となっているところが多いですが、道の駅や飲食店なども少しずつ営業を再開しており、少しずつ復旧へ向かって進んでいるように感じました。
午後は、富来の北端の鹿頭地区のお宅で、災害ごみの仕分け作業を実施しました。
こちらの地区は、すぐ北が輪島市となっており、道中では被害を受けている道路も多く見かけました。
お住まいの奥の部屋に大量の被災物があり、これらは全て廃棄されるとのことで、分別しながら袋に詰め、雨が降っても大丈夫なようにブルーシート等で覆い、作業を完了しました。
この日の活動を終えて帰京し、GWの活動は終了しましたが、この後も継続して被災地での活動を実施しております。
それらの内容については、順次こちらのブログ・SNSで報告していきます。
また、今後の活動の予定についてはHPにアップしておりますので、適宜ご確認いただき、もしご都合が合えば活動にご参加いただけるとうれしいです。
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