2月3〜4日に実施した、令和6年能登半島地震の被災地での活動の報告です。
参加メンバーからのレポートをもとに報告します。
この2日間は志賀町での活動でした。
まずは志賀町の災害ボランティアセンターでのマッチング。
こちらはスムーズに終了し、早速現場へ。
2月3日の午前中の活動は、鵜野屋地区の80代の女性と息子さんが2人で生活されているお宅で、地震で倒れた和ダンス、下駄箱、ずれたキッチンなどを元に戻し、屋根から落ちかかっていた鬼瓦を取り外し、濡れた畳やコンクリートのがれき、割れたガラスなどは軽トラで一時集積場まで運搬しました。
こちらのお宅ではまだ断水が続いており、雪を溶かして生活水としているそうです。
周辺ではあちこちで土砂崩れが起きていました。
軽トラ組は、富来の集積場までがれきを運搬しましたが、長蛇の列に並ぶことになり、がれきを捨てられるまで1時間程度かかりました。
ボランティアセンターに戻ってお昼を食べた後は、荒谷地区に向かいました。
作業を行ったのは80代の女性が一人暮らしをされているお宅で、数日前に親戚や近所の方が家の中の危ないゴミや、倒れた石垣の石を空き地の一角に集めてくださっていたので、それらを軽トラに乗せて集積場まで運搬しました。
石垣があまりに立派なため、石が大きく、ハンマーで砕いて軽トラに乗せられる大きさにして軽トラに積んでいきますが、1回に積みきれる量ではなく、まずは積めるだけ積んで集積所へ。
集積所では相変わらずの渋滞に並び、たどり着いた処分場の中でがれきを仕分けしながら受け取ってもらい、結局、この日は待ち時間30分を含めて1往復に1時間半〜2時間もかかってしまいました。
そのため、2度目に集積場に到着したのは15:20になってしまいましたが、すでにその日の受付が終了していたため、がれきを積んだままの軽トラでボランティアセンターに戻ることとなってしまいました。
翌2月4日は、前日がれきを積んだままだった軽トラで、新しくできた堀切地区の集積場に向かいました。
こちらも朝9時の時点で既に何台か待っていましたが、9時に受付をし、がれきを受け取ってもらい、ボランティアセンターに戻ってこの日の活動は終了、東京に戻りました。
能登半島地震の被害は非常に大きく、まだまだ支援が必要な状況です。
今後も継続して被災地での活動を実施していきます。
活動の内容については、随時こちらのブログ・SNSで報告していきます。