気仙沼市東日本大震災・遺構伝承館を訪れたとき、たくさんの記録写真を撮りました。 被災した状況がそのまま残されている旧気仙沼向洋高校の校舎の姿は、写真で見ても凄まじさが伝わってきます。

東京に帰り、職場の日本語学校の学生たちに向け、この時に撮影した写真を、その都度説明を交えながら見てもらいました。私の担当している教室はビルの4階にあります。向洋高校も4階建てだったので、4回まで津波が押し寄せてきたということも説明しました。おそらく彼らが想像した規模より相当大きかったのだと思います。

学生たちは都内の学校に進むとは限りません。学力にもよるのですが、都内の学校は半ば飽和状態とも言え、今は全国各地の学校が門戸を広げています。どんな場所でも災害に遭う可能性はあるのですが、どこへ行ってもある程度の危機感を持ちながら生活や勉強をしてほしいと思っています。そんなきっかけの手伝いができれば幸いです。

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