大塚です。
私の普段の仕事である日本語教師の次回の授業内容の中に、地震、雷、火事等の災害に関する項目が出てきます。
阪神・淡路大震災や東日本大震災があったという事実も学びます。
日本語学校で学んでいる学生たちは、平成の自然災害の中の多くは体験していません。
ただ、われわれ日本人にとっては、これらの自然災害は実際に体験した大きな事実であることに変わりありません。
学生たちが日本で生活していく中で、これらの事実を情報として知るのは、とても有意義なことだと思います。
地震国の日本で生活している限り、いつ大きな災害に自身が遭遇するかは分かりません。
日本語が不得手なために、災害時に弱者となることを、出来る限り防ぎたいです。
そのための第一歩として、過去の災害を知る、ということを授業に取り入れようと準備しています。
1993年の「北海道南西沖地震」から、今年の「山形県沖地震」までに起こった10の大きな自然災害について、被災地の画像を集めました。
その作業中、とても心がざわつき、やるせない思いになりました。大きな悲しみを再度感じました。

災害は起こらないに越したことはありません。
ですが、災害時に最小限の被害に抑えるために、日々できることはあると思います。
次の授業以降も、自分にできることを学生たちに伝え続けていきたいです。

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